綱どまりのトンボ2012/08/01

 自宅近くにある雑木林を歩いていたら、トンボが飛び立ちました。ひらひらっと飛び立って、すぐに舞い降ります。アキアカネの夏型でしょうか。毎年見るくせに、名前がわかりません。
 雑木林の縁にある杭の綱にとまってくれたので、静かに近づいて写真を撮ることにしました。レンズを近づけると、ひらひらっと飛び上がり、また近くの綱にとまります。そんなことを5回ほど繰り返しました。そこで、少し間をおくことにして、5分ほどほったらかにしにておきました。改めて静かに近寄ると、今度は逃げません。暗い場所だったのでピントも合いにくく、ぶれそうです。呼吸を止めてトンボの翅がよく見える角度で撮ることを心がけました。
 
トンボ

トンボ

トンボ

何をしているミンミンゼミ2012/08/02

 黒目川遊歩道を自転車で移動中、ミンミンゼミが激しく鳴いていました。この声を聞くと、いかにも暑く感じます。どこにいるのか、自転車を降りて探してみました。いたいた! 2匹がくっついて鳴いています。いったい何をしているんだろう。
 カメラを向けたら、鳴くのをやめてしまいました。2匹でじっとしています。早くどこかへいってくれ、といわんばかりの態度です。交尾でもしようとしているんでしょうか。
 
ミンミンゼミ

ミンミンゼミ

ミンミンゼミ

木漏れ日とトンボ2012/08/03

 自宅近くの小さな雑木林にトンボがいます。先日は、広角レンズで撮った写真を紹介しました。(「綱どまりのトンボ」)。今回は、望遠レンズで撮ってみました。といっても、同じコンパクトカメラです。SONYのCybershot DSC-HX1というカメラです。広角28ミリから望遠560ミリをカバーします。前回は28ミリで撮り、今回は560ミリで撮りました。
 暗い場所で手持ち撮影をしたので、ISO感度を400に設定。この感度で写真を撮ると、画質が落ちて、ざらついた感じになってしまいます。とくに暗い部分の荒れが目立つ。
 暑いので一眼レフを持ち歩く元気がないので、ついつい小さなカメラにしてしまうのですが、撮った後に後悔します。それでも木漏れ日を背景にした雰囲気は、まあまあ出ているかなと思います。
 
トンボ

トンボ

トンボ

トンボ

夜のコサギ2012/08/04

 珍しいこともあったもので。8月4日午後10時半、黒目川にかかる電線に、コサギが7羽もいました。日が沈むころ、下流のねぐらに戻っていくのが普通ですが、どういうわけか夜中にコサギがいます。夏はほとんど群もしないのに、これまたどういうわけか7羽もいます。何かが起きてるのだろうか。こんな光景を見るのは初めてです。
 仕事帰りでした。遊歩道に隣接する小さな公園で、アブラゼミが羽化していたので、自転車を止めてしばらく眺めていました。今年は、セミが少ないです。3日夜、初めて羽化を見ました。そんなこともあって、10分ほど見ていました。
 遊歩道に戻って1分ほど走ったところで見たのが、コサギたちです。暗い空に白いものが浮かんでいたので、不気味でした。コサギは、羽を繕ったりガーガー鳴いたりしています。移動する気配はありませんが、じっとしているわけでもありません。
 コンパクトカメラで可能な限り撮ったのが、下の写真です。ざらざらしていて、出来栄えはよくありません。しかし、珍しい写真だと思うので、紹介してみます。
 
夜のコサギ

夜のコサギ

夜のコサギ

ツバメの子育て2012/08/05

 毎日乗り降りする西武線東久留米駅。あんまり暑いので、西口の日陰で休んでおりました。と、目の前をツバメが横切っていきました。あれっ? 今年は駅にツバメは来ていないはずなんだがなあ。行く先を追うと、天井近くに巣がありました。雛がオレンジ色の大口を開けています。いつの間に巣をかけたのだろうか。ちっとも気がつきませんでした。まだ生まれたばかりのようで、当分楽しめそうです。
 持っていたコンパクトカメラで写真を撮りました。感度を上げると画質が落ちるので、ISO400にしてシャッタースピードは20分の1秒。雛が口を開けたらシャッターを切ることにして、親が餌を運んでくるのを待ちました。音もなく近寄ってくる親がわかるんですね。目が見えているんでしょうか。親が近づくと自動的に口を開けます。だからこちらは、雛の口が開くのを待つだけでいい。
 親がいないときは、クテッとへばっています。これもまた、かわいいですよ。
 西口は、ツバメが毎年巣をかけます。2つか3つですが。「ツバメの糞に注意」なんていう看板も出ます。しかし、今年はずっとツバメの姿はありませんでした。たまに見ても巣をかけるところまでいきませんでした。寂しい思いをしていましたが、1つでも巣ができればうれしいものです。
 いま、日本野鳥の会が「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」をやっています。「ツバメは古くから里山の自然の中で生きてきた、人と自然との共存を象徴する野鳥です。ツバメが姿を消すとき、それは私たちにとっても懐かしい風景も消える時なのです」といっています。日本野鳥の会のホームページをのぞいてみてください。私は、会員ではありませんが…。
 
ツバメの子育て

ツバメの子育て

ツバメの子育て

ツバメの子育て

ツバメの子育て

アオサギさん久しぶり2012/08/07

 朝、黒目川遊歩道を歩いていると、大きな鳥が目に入りました。アオサギです。黒目川でこの鳥を見るのは数カ月ぶり。落合川にいるアオサギが飛んできたのでしょうか。
 よく見ると、若さを感じます。大人になったばかりでしょうか。嘴にちょんちょこりんを付けているので、羽を繕っていたに違いありません。相変わらずコンパクトカメラしか持ち合わせていなかったので、動きを狙うのはやめて雰囲気を出せるように心がけました。
 数カットを撮って、これからゆっくり表情を撮ろうとしたところに、人がやってきました。携帯電話を取り出して写真を撮ろうとしています。遊歩道から撮っているので、大きくは写りません。つい身を乗り出してしまったので、アオサギが移動してしまいました。それも茂みの中へ。これで万事休す。撮影を断念しました。こういうときは、笑って立ち去るのみ。
 
アオサギ

アオサギ

アオサギ

凛々しさと情けなさ ゴイサギ2012/08/08

 大粒の雨が落ちる黒目川。ゴイサギがすくっと立っていました。凛々しいお姿を拝見し、思わず写真を撮らせていただきました。なかなかの貫禄です。(1枚目)
 いい写真が撮れたと喜んでいると、いきなり大あくびを始めました。条件反射で撮った写真が2枚目。いままでの美しさは、どこへいってしまったのでしょうか。ああ、情けない。凛々しさと情けなさ。この落差がたまりません。
 あとの2枚は、ほとんどおまけです。
 
ゴイサギ

ゴイサギ

ゴイサギ

ゴイサギ

昆虫レストラン(2)2012/08/09

 きょうも樹液に虫たちがたかっていました。カブトムシが重なっています。あれぇ、何してるのかな? オスは一生懸命のようですが、メスは樹液をなめています。交尾と食事を一緒にしないでくれないかなあ。
 蝶(アカボシゴマダラ)がやってきても、蜂(スズメバチ)がやってきても、カブトムシはどこ吹く風です。コガネムシがきても、まったく動じません。偉いというのか何というのか…。
 
カブトムシ

カブトムシ

カブトムシ