西武線東久留米駅のツバメは、ちょっと見ないうちにずいぶん大きくなりました。雛の成長はめざましい。８月５日の写真（「ツバメの子育て」）と比べてみてください。
　さて、大口を開けて餌を待つ雛たちを見ながら、デューク・エイセスが歌った「筑波山麓合唱団」を思い出してしまいました。カエルたちが「ゲロゲロゲゲゲゲッ」と歌うユーモラスな作品です。ツバメの雛も、大口を開けてチーチーチーと鳴くんです。歌をうたっているわけではありませんが、「ちびっこツバメ合唱団」という名前をつけてしまいました。
　３枚目の写真は、親鳥が雛に餌を与えているところです。親は顔を雛の口に突っ込んでいます。４枚目と５枚目は、親が去った後の表情です。実に無気力な顔をしています。４枚目の右端には呆けている雛もいます。なのに、親が来るとがぜん元気が出て、合唱団と相成るのでした。