朝霧とカルガモ2012/12/05

 黒目川の朝霧をやっと撮ることができました。早起きができなくかったことと天候不順が重なって、10日ほど遅れてしまいました。もっとも、10日前に朝霧が立ったのかどうかはわかりません。黒目川の朝霧は11月末から12月半ばまでがピークのようで、冬真っ盛りになると霧は立たなくなるのが経験則です。
 写真の朝霧は、朝日があたる前の時間帯です。
 1枚目の写真に土手が写っています。うっすら白くなっているのは、霧が氷結しているからです。底冷えする早朝にもかかわらず、カルガモたちは平気な顔をして動き回っていました。たいした連中です。
 
朝霧とカルガモ

朝霧とカルガモ

燃える朝霧 黒目川2012/12/06

 12月初旬、初冬のドラマが黒目川でくりひろげられます。朝霧に太陽が差し込むと、オレンジの炎となって燃え立ちます。
 冷え込んだ朝。川には白い霧が立ち上がります。午前7時前、橋の中央に立って、正面のビルから昇ってくる太陽を待ちます。光が差し込むと霧は赤みを帯びながら勢いを増し、めらめらと噴き上がります。霧は刻々と姿を変え、右に左に暴れ回ります。
 黒目川最大のイベントは、わずか3分間で幕を閉じ、燃え残った霧が川面を渡るのみ。
 
燃える朝霧

燃える朝霧

燃える朝霧

燃える朝霧

飛び立つコサギ2012/12/08

 黒目川コサギが少ないので、見ると思わず写真を撮ってしまいます。年明けに一気に増える傾向が続いていますが、はてさてどうなることやら。
 魚をねらっていたコサギが体を起こして、きょろきょろし始めました。飛ぶかもしれません。こういうときは、カメラを構えて待つに限ります。「飛ぶなら早く飛べ」と心の中で注文しながら、動きを見ていました。あっ、飛んだ! なんとかフレームに収まったようです。やれやれ。

 7日午後5時18分ごろ、宮城県三陸沖を震源とした地震がありました。M7.3。私はビルの4階にいました。横揺ればかりでなく縦揺れもあり、それも長く続いたので怖かった。宮城県石巻市では1メートルの津波を観測したそうです。地震は、いやですね。揺れている最中、福島第1原発や女川原発が心配になりました。
 
飛び立つコサギ

飛び立つコサギ

飛び立つコサギ

飛び立つコサギ

柿の実をつつくコゲラ2012/12/08

 柿の実を食べに来る鳥を待っていたら、コゲラがやってきました。枝をつつきに来たと思いきや、なんと、実をつつき始めました。コゲラは柿の実を食べるんだっけ? 見ていると、食べているのではなく、穴を開けているだけです。柿の実に虫が入ることがあるので、その虫をねらっているのでしょうか。だったら、もう少し真剣味がほしいとろこ。ちょっと穴を開けただけで飛び去ってしまいました。暇つぶしだったのかなあ?
 
柿の実をつつくコゲラ

柿の実をつつくコゲラ

柿の実をつつくコゲラ

初冬の武蔵野2012/12/09

 東久留米市は武蔵野台地の真ん中に位置します。宅地化がすすみ市街地になりましたが、ところどころに雑木林が残っています。風が吹くと、ざあっと葉が落ちてくる今ごろがいい雰囲気です。葉が落ちきると、寂しさが増します。
 写真は、自宅近くで撮ったもの。快晴だったので、久しぶりに行ってみました。
 
初冬の武蔵野

初冬の武蔵野

初冬の武蔵野

初冬の武蔵野

初冬の武蔵野

朝霧に舞う カルガモ2012/12/10

 早朝の黒目川。朝霧が太陽に照らされて赤く、あるいは黄金色に輝いたころ、2羽のカルガモが霧を突いて飛んできました。思わずシャッターを切ったのが、下の写真です。カモさんは私の頭の上を飛んでいったので、後ろ姿になってしまいました。羽の輪郭が輝いてくれたので、雰囲気が出ました。
 本当はコサギに飛んできてほしいのですが、いまだにチャンスに巡りあえないでいます。
 
朝霧に舞うカルガモ

朝霧に舞うカルガモ

早朝の黒目川2012/12/10

 10日の朝はべらぼうに寒かった。午前6時半に黒目川に出て、遊歩道を駅まで歩きました。コンパクトカメラを持っていたので、指先が切れている手袋をしました。これならシャッターが押しやすい。約30分歩いただけで指先の感覚がなくなりました。しもやけになったらどうしよう。
 朝霧を期待していましたが、残念ながらほんのちょっとしか立ちませんでした。寒さだけが身にしみました。それでも、川霧が葉や土手で凍って、辺りを白くしていました。
 この日は、ゆっくり写真を撮っている時間がありません。ただただ、目についた物を撮るだけでした。
 
早朝の黒目川

早朝の黒目川

早朝の黒目川

早朝の黒目川

早朝の黒目川

早朝の黒目川

シジュウカラのアクロバット2012/12/11

 ジュクジュクジュク…。聞き慣れた鳴き声がしました。葦の林にシジュウカラがいます。茎の中にいる虫をほじくり出して食べようとしています。その格好が面白い。まるでアクロバット。小さい鳥ならではの芸当です。鉄棒でオリンピックに出られるかもしれないなあ…。
 
シジュウカラ

シジュウカラ

シジュウカラ

シジュウカラ