精悍 ヒヨドリのアップ2013/01/30

 ヒヨドリはあまりに見慣れた鳥で、しかも色まで地味なので、レンズを向けることはあまりありません。しかし、じっくり見ると精悍な顔をしています。意志を感じる目をしています。
 黒目川の桑の木にとまっていたヒヨドリは、私が目の前でカメラを構えていても逃げませんでした。悠然としています。そういうときは、しっかり撮ってみたくなるものです。アップで見ると、負けず嫌いの顔をしています。気の強い鳥なんだなあと思わせます。
 日本人にとってはどこにでもいる鳥ですが、日本列島、朝鮮半島南部、台湾、フィリピン辺りにしかいません。地球規模で見ると、局地的に棲息する鳥です。見慣れているからといって邪険にしてはいけませんね。ただ、集団で野菜の葉っぱを食べてしまうので、農家の方には気の毒です。
 平安時代から「ひえどり」の名で知られ、室町時代から「ひよどり」と呼ばれるようになった、と辞典にあります。「ひーよ、ひーよ」と鳴くからヒヨドリ。
 
ヒヨドリのアップ

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