眼前のカワセミ2014/02/12

 ダイビングして魚を捕るカワセミの雄姿を撮ろうと思っていたら、あいにくの曇り空。簡単に撮れる写真ではないので、だめでもともとのつもりでポイントに行ってみました。カワセミは遠くで鳴くばかりで、なかなか来てくれません。夕方になってやっと来てくれました。しかし、ダイビングは1回だけ。ピントは合っていたのですが、シャッターをタイミングがずれてしまいました。
 とはいえ、ダイビングする前に私の目の前にある枝にとまってくれました。「ありがとね」とお礼をいいながらシャッターを切りました。
 写真のカワセミは、オスです。上下の嘴とも黒いのが特徴です。メスは下の嘴が赤くなります。
 
カワセミのオス

カワセミのオス

カワセミのオス

カワセミのオス

バシャバシャ助走のカワウさん2014/02/12

 魚を根こそぎたべてしまうので、釣り人から嫌われているカワウ。この鳥がたくさん来ると、みるみる魚が減ってしまいます。この冬、一度に見たカワウの数は最大4羽なので、例年より少なめです。
 カワウは、いきなり飛び上がることができません。足と羽で助走しながら離陸します。バシャバシャバシャと音を立て、それはそれは大げさな助走です。このときがシャッターチャンスです。
 今回は、真横から撮り始めて飛び去っていく姿しか紹介できませんでした。助走しながらこちらに向かってくる姿はなかなか迫力があります。この冬に撮れるかどうか。
 
飛び立つカワウ

飛び立つカワウ

飛び立つカワウ

飛び立つカワウ

飛び立つカワウ

かわいいハンター モズ2014/02/12

 久しぶりにモズを見ました。体調は20cmと小さいものの、昆虫やカエル、ミミズなどを食べてしまうハンターです。嘴がそれを象徴しています。枝にとまって尻尾を振り、地面を見下ろして獲物を探します。どう猛ですが猛禽類ではありません。スズメ目モズ科に分類されています。
 写真のモズはメスです。目の後ろに茶色の帯があります。オスはもっと黒っぽく精悍な印象を受けますが、メスの帯は色が薄いのでかわいらしい。
 モズは、百舌(百舌鳥)と書きます。いろんな鳥の鳴きまねをするところからついた名前だそうです。
 万葉集には2首詠まれています。せっかくなので、紹介しておきます。
 春さればもずの草ぐき見えずとも我れは見やらむ君があたり
 秋の野の尾花が末(うれ)に鳴くもずの声聞きけむか片聞け我妹(わぎも)
              (いずれも角川ソフィア文庫『万葉集』から)
 
モズのメス

モズのメス

モズのメス

モズのメス