コサギの春2014/02/26

 黒目川では毎朝、コサギが群れています。20羽を超えることが多く、賑やかです。そんなコサギのなかに、婚姻色への変化を見せている鳥がいました。
 嘴の付け根と目との間が、赤味を帯びています。春、コサギはこの部分がピンクに染まります。1枚目の写真に足の指が写っていますが、黄色い足に赤味がさしています。4月ごろから始まる繁殖期にあらわれるもので、婚姻色と呼ばれています。その繁殖期に向けて、いまから変化が始まっているのですね。婚姻色にならない個体もありますが…。
 頭の後ろから髭のようなものが伸びていますが、これは「冠羽」という飾り羽です。冬羽にはないかざりで、夏羽への移行を示しています。
 いまの時期は三寒四温。早春賦ではないけれど、「春は名のみ」の時期です。梅が咲き、黒目川の土手にカラシナが黄色い花を見せ始め、コサギも婚姻色を示し始める。季節は確実に前に進んでいます。
 
婚姻色が見え始めたコサギ

婚姻色が見え始めたコサギ

婚姻色が見え始めたコサギ

婚姻色が見え始めたコサギ

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