たった1羽の子を連れて2015/06/04

 黒目川遊歩道を歩いていると、魚たちがよくみえます。オイカワも産卵期。オス同士が縄張り争いを繰り広げています。ふと見ると、カルガモが1羽いました。別にどうということのない光景です。が、横におまけが1つ寄り添っていました。生まれて間もないヒナです。母ガモにぴたりとくっつき、離れようとしません。
 私が体を前に出してのぞき込むと、母ガモが警戒心をあらわにしました。体の向きを変えてヒナを隠そうとします。生まれたヒナが1羽であることは考えられないので、何者かに襲われたにちがいありません。母ガモは残った1羽を必死に守り、ヒナもまた母ガモにくっついて生き抜こうとしていました。
 
たった1羽の子

たった1羽の子

たった1羽の子

たった1羽の子