張り合うオス2015/07/16

 黒目川。オイカワの産卵がまだ続いています。オスを見ていると、産卵はかなりの重労働でなのだなあ、ということがわかってきます。
 まず、オス同士が一対一で張り合って、自分が強いことを見せつけなければいけません。横に並びながら(1枚目、2枚目の写真)、タイミングを見計らって攻撃をしかけることが必要です。
 産卵を成功させるには、産卵場にメスだけを残さなければなりません。別のオスを排除するために、周りのオスに突っかかっていく根性が必要です。
 条件が整って、いざ産卵が始まると、クライマックスのときに別のオスたちが割り込んできます。それを読み抜いて子孫を残さなければなりません(3枚目、4枚目)。ご苦労なことです。
 色がきれいに出ませんでした。雰囲気だけでも伝わればいいのですが。
 
オイカワ

オイカワ

オイカワ

オイカワ

コメント

_ Green Cherokee ― 2015/07/18 16:59

kuromeさん、こんにちは。
婚姻色ぎらぎらのオイカワの産卵光景、オイカワのオスにとっては、まさにご苦労様・・・ですが、見ていて本当に飽きないですよね。それに、kuromeさんの観察力は素晴らしいです。的確な文章と綺麗な写真で、まるでご一緒させて頂いているような気持ちになれました!!

_ Green Cherokee様 ― 2015/07/19 00:11

こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
オイカワの産卵は、駆け引き満載で飽きませんね。
それにしても、オスは体力と運動神経の勝負みたいなところがあって、その懸命さに頭が下がります。
産卵のクライマックスは別のオスが邪魔に入るので、水が揺れてしまって、魚の姿が歪んでしまいます。ここがきれいに撮れるといいんですがね。
カワムツの場合は、岸辺で静かに産卵するのでしょうか。この魚は、遊歩道から見えたことがありません。

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