逆光のモズ2015/12/01

 落合川遊歩道を自転車で走行中、近くからずんぐりむっくりした鳥が飛び立ちました。近くの枝にとまったようです。スズメより大きくて茶色っぽかったので、モズのようです。自転車を降りて、鳥がいそうな枝を探してみました。いました! しかし、真正面に太陽があるので、シルエットでしか見えません。なるべく近づいて目を凝らすと、モズであることはわかりました。
 カメラの露出を手動で設定して、望遠レンズで撮ってみました。強烈な逆光なので、色が出るかどうか。モニタで写真を確認すると、モズのメスです。露出を少しずつ調整して撮ったのが、下の写真です。モズの嘴が透き通って見えることを初めて知りました。つぶらな目をしていて、かわいらしい顔をしています。嘴の形は猛禽ですが。
 4枚目の写真は、モズが順光側に移動したときに撮ったもの。
 モズの場合、オスとメスの見分け方は簡単です。目にかかっている茶色いラインがあります。過眼線といいます。この色が褐色なのがメス。黒に近いのがオスです。メスはかわいらしく、オスは精悍に見えます。
 
モズのメス

モズのメス

モズのメス

モズのメス