今季初見だ ジョウビタキ2016/11/01

 遠くの柿の木で動くものがあるので、よく見ると、なななんと、ジョウビタキでした。それもオス。10月中にこの鳥を見ることができるとは思いませんでした。私としては、かつてなく時期が早いです。
 すぐに移動しそうだったので、ときかくシャッターを切りました。逆光なので、それでなくても顔の黒いオスは、目が光らないだろうと思いました。露出を変えて明るめに撮ろうとカメラの設定を変えた瞬間、飛び去られてしまいました。残念。遠くでヒンヒンと鳴いてましたが、姿を確認することはできませんでした。
 今季初見。ただそれだけの写真です。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ

光る川のコサギ2016/11/01

 朝の黒目川。空は快晴です。暗くなった橋の下は、川面に油を流したような照りが生まれていました。太陽の位置が低くなり、川に面した家々が朝日を反射し橋の下の川面を照らす。冬を感じさせる光景です。コサギがいてくれたので、雰囲気を写真にしてみました。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
光る川のコサギ

光る川のコサギ

光る川のコサギ

光る川のコサギ

ハナミズキの燃える赤2016/11/02

 ハナミズキの赤い実と葉は、東京・多摩地域の秋の色です。この地域は、なぜかハナミズキがたくさんあります。街路樹としても公園の木としても。ハナミズキが前後にあると、赤いバックに赤い実の写真が撮れるので、楽しみの一つでもあります。
 でも、今年は色が冴えません。「燃える赤」という題名にはしましたが、希望を含んだ表現です。葉は赤くなる前に縮んで落ちてしまい、赤い実も力強さがありません。長雨が原因でしょうか。それでもなるべく、赤づくしになるように撮ってみました。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
ハナミズキの燃える赤

ハナミズキの燃える赤

ハナミズキの燃える赤

ハナミズキの燃える赤

ハナミズキの燃える赤

ハナミズキの燃える赤

ちょっぴりコスモス2016/11/03

 黒目川沿いにある学校の校庭。その端っこにコスモスが咲いています。二塊しかありません。キバナコスモスに圧されたのか、コスモスが減っています。2枚目の写真には、両方が写っています。黒目川にかかる橋から庭をバックに撮ってみました。この角度は初めてです。
 1枚目と2枚目の写真は、もう少し下を出せばいいのにと思われるかもしれません。その答えは、3枚目にあります。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
コスモス

コスモス

コスモス

コスモスにヒメアカタテハ2016/11/04

 東久留米駅に近い小さな駐車場に、コスモスが咲いていました。ふと見ると、ヒメアカタテハらしき蝶が2頭、花の蜜を吸っていました。しかし、コスモスの数が少ない。ふつうに撮ったら、さびしい写真になりそうです。
 そこで、悪巧みを考えました。コスモスの葉を手前において前ぼけをつくり、賑やかにできないものか。蝶の背後に花を重ねればなんとかなるか。考えたことがそのまま実現するわけでもなく、蝶は来てほしいところに来てくれません。下の写真がせいぜいでした。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
コスモスにヒメアカタテハ

コスモスにヒメアカタテハ

コスモスにヒメアカタテハ

コスモスにヒメアカタテハ

コスモスにヒメアカタテハ

コスモスにヒメアカタテハ

悪戦苦闘のコサギさん2016/11/05

 黒目川にコサギがいたので、風景写真にするつもりでシャッターを切っていました。突然、コサギが動きました。水しぶきがあがっています。魚を捕ったにちがいありません。慌ててズームレンズを望遠いっぱいにしました。
 あれっ、なんか変なものが伸びています。魚と一緒に水草をはさんでしまったのでした。嘴を広げれば水草は落ちますが、魚まで失う危険があります。コサギも困った様子で水草を引っ張っています。さあ、どうなることか。これまた突然、水草が落ちました。うまい具合に水草だけ捨て去ることができました。コサギは安心して魚を飲み込みました。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

ハクセキレイも美しい2016/11/05

 黒目川の河原にハクセキレイがいました。対岸寄りの場所にいたので、まず遠目から写真を撮ってから、橋を渡って対岸に渡りました。少しずつ近づきました。逃げる気配を見せません。大らかな個体です。
 水が反射して鳥が見えにくい。ならばアップ系にしてお茶を濁すことにしました。白、灰色、濃紺、そして茶色が混じり、美しいです。首がぐるりと回るのは、この鳥だから許せますが、人がやったら怖いです。
 写真の並べ方は、撮った順番の逆にしました。
 ハクセキレイは、冬場になると数が増えます。山から里におりてくるのでしょうか。夏場でも見ることがありますが、数は限られています。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
 
ハクセキレイ

ハクセキレイ

ハクセキレイ

ハクセキレイ

ハクセキレイ

ハクセキレイ

コサギ 夜の異変2016/11/06

 今年は、コサギの動きが変です。コサギは夜明けとともに下流から飛んできて、夕方になると下流へと飛んで帰ります。埼玉県新座市か志木市あたりに塒があるのでしょう。ただ、真夏の一時期、塒に帰らずに電線で夜明かしするコサギを見ます。ここ数年のことです。しかし、秋風が吹き始めれば、電線夜明かしはなくなっていました。
 それなのに今年は、夜明かしコサギがまだいるんです。しかも、数が増え始めています。塒に帰らない事情ができたのか、ただ単に場所が気に入ったのか、よくわかりません。

 7月31日午後8時50分、黒目川を渡る上落馬橋の上に架かる電線にコサギが2羽とまっていました。これ以降、毎晩のようにコザギを電線で見ることになります。1羽だったり、2羽だったり、3羽だったり。日によって数は変わりました。
 9月9日夜、電線にコザギがいないので、今夏の電線夜明かしの終了かと思いました。例年より期間が長いので、やっと終わった感じでした。ところが翌10日夜、1羽が電線にいました。いつまで続くのか? 結局、9月27日まで電線にいる姿を見続けました。
 この日以降、コザギの姿を電線で見なくなり、やれやれと思っていた矢先の10月1日夜、電線から100メートルほど下流の桜の木に、コザギが3羽とまっているのを発見。電線にはいなかったので、移動したことは確実です。
 10月15日夜、桜にとまるコザギが4羽に増えました。翌16日夜は3羽。以降は3羽だったり4羽だったり。ただ相当暗い場所なので、数は正確ではないかもしれません。
 11月4日夜、桜のコサギが5羽に増えました。5日はこの場所を通らなかったので、未確認。そして今晩、11月5日、コサギはなんと6羽になっていました。
 冬を間近に控えて、こんな上流地域で夜明かしするコサギが増えていく。異変といっていい事態です。さらに増えるのか、徐々に減っていなくなるのか。当分、観察が続きます。
 写真は以前に紹介したものですが、再度掲載します。1枚目が8月26日、2枚目が10月1日です。

8月26日 道路の上で眠るコサギ
10月1日 夜、桜の木にコサギが3羽

夜のコサギ

夜のコサギ