秋の雪2016/11/24

 午前7時、外は雪景色でした。天気予報は、外れてほしい勝ったのに大当たり。秋なのになんで冬なのか! ニュースは、都心で11月に初雪が降るのは54年ぶりと伝えています。都心の積雪確認は1875(明治8)年の統計開始以降初めてだそうです。いずれも都心の記録で、東京の田舎にあたる東久留米ではどうなんでしょうか。
 駅まで黒目川遊歩道を歩いていくことにしました。秋なのに雪降りというのがわかる写真になるかどうか。ワイシャツの胸ポケットに収まるカメラで撮ってみたら、雪にピントを撮られてボケることボケること。雪は水っぽくて、べちゃべちゃでした。
《Panasonic Lumix DMC-XS3》
 
秋の雪

秋の雪

秋の雪

秋の雪

秋の雪

雪の夜、ゴイサギに遭う2016/11/24

 朝降った雪は黒目川に残っているのだろうか。駅から遊歩道をあるいて帰ることにしました。空は晴れ上がり、北風は身を切るほど冷たい。朝より寒い! 川霧が出ていましたが、風に飛ばされてしまい目立ちません。遊歩道の雪はほとんど消え、土手は雪に覆われたままでした。
 早く帰ろうと歩くスピードを上げたところ、前から鳥が飛んできます。カルガモではなさそうです。大きさからみてゴイサギか。目の前を横切って、近場に舞い降りました。長い間見なかったゴイサギをこんなときに見るなんて、やっぱり喜ぶべきでしょうね。
 ゴイサギは橋から見える場所にいます。雪が積もった手すりに手袋を敷いて、コンデジを載せました。三脚を持ち歩かないので、いつもこんな調子です。ISO感度200でシャッタースピードを6秒に設定。雪と手袋でカメラを置く角度を決め、セルフターマーを2秒にしてピントを合わせたところ、合いません。暗すぎます。だめじゃん! ゴイサギに「光れ!」というわけにもいかないし…。
 しかし、川面が街路灯を反射しています。ここならピントが合うかもしれません。レンズを比較的広角にして、ゴイサギとの距離に近い川面にピントを合わせました。なかなか合ってくれません。何度か挑戦しているうちに、カメラも暗さになれたのか(まさか!)、ピントが合ってくれました。そのままロックして、カメラの向きを修正してシャッターを切りました。
 ホワイトバランスはオートにしてありました。何枚か撮ってみると、コマごとに色合いが違います。ここらへんが安さだなあ、とため息をつきながら、少し望遠にしてみました。当然、コンデジの絞りは暗くなります。それでなくても合わないピントが、さらに合わなくなりました。どこまでなら合うのか。4枚目の写真が限度でした。
 そんなこんな遊んでいると、体はすっかり冷え切って、ゴイサギどころではなくなりました。早く家に帰ろう!
《OLYMPUS STYLUS SH-60》
 
雪とゴイサギ

雪とゴイサギ

雪とゴイサギ

雪とゴイサギ