初冬の清流2016/12/18

 東久留米市を流れる清流、落合川。川の中に赤い実がなっていました。鳥に食べられていないのは、岸に近いからでしょうか。だいぶ傷んでいます。逆光側から見ると、深利の球が踊っています。柳の葉(画面左上)が風に揺れて、色を添えていました。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
初冬の清流

初冬の清流

初冬の清流

アメリカヒドリに似ているが…2016/12/18

 落合川に来ているヒドリガモは25羽ほどで、例年より若干少なめです。午後2時ごろ、水草が茂る場所でぷかぷか浮いていました。ほとんど動きがありません。20分ほどすると、あちこちで水に潜るようになりました。水中の水草を食べるためです。なんどか潜った後は羽ばたきます。水切りのためでしょうか。
 あっちで羽ばたき、こっちで羽ばたく。アップで撮ろうと1羽のオスに狙いを定めてファインダーをのぞいていました。と、別のオスが、ファインダーの右から左手へ通過していきました。ファインダーから顔が消えかけたとき、目の後方に緑のラインが見えました。光の当たり方で目立ったようです。あれっ、なんで緑なの? ヒドリガモの顔には緑のラインはありません(5枚目と6枚目)。あるのはアメリカヒドリです。
 肉眼で確認すると、たしかに緑のラインがあります。しかし、色も姿もヒドリガモです。自分で写真を撮ったことがないのでお見せできませんが、アメリカヒドリは頬のあたりは茶色ではなくて灰色っぽいはずです。緑のラインもっと太い。
 ヒドリガモの群れにアメリカヒドリが混ざることがあるので、きょう見た個体は、ヒドリガモとアメリカヒドリとの交雑個体なのかもしれません。
 他にも同じようなオスがいるのかどうか、ざっと見渡しても緑のラインはありません。目の上にちょっとだけ緑がのった1羽もいました(7枚目)
 ヨシガモも顔が緑ですが、ラインではなく面です。胴体の模様はヨシガモとヒドリガモは似ています。しかし、お尻の部分の形が違います。ヨシガモは尾羽の上に風切り羽がのって下に垂れます。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
ヒドリガモ

ヒドリガモ

ヒドリガモ

ヒドリガモ

ヒドリガモ

ヒドリガモ

ヒドリガモ