忍法 ダイサギ渡り2017/02/01

 風のない朝。鏡のような水面をダイサギが飛び渡りました。一瞬、忍者に見えました。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

北風とコサギ2017/02/02

 きょうは強い北風が吹きまくりました。東京の2月は太陽は暖かい。しかし、北風が強く吹くので体感温度は1月より寒いです。そんな東京都象徴するような日でした。
 さて、この北風をどうやって写真にしたものか。風にあおられいてながら耐えるコサギをアップで撮るのも1つの方法です。しかし、近い場所にいてくれませんでした。
 そこで、川面が風でざわめいた瞬間をコサギを入れて撮ることにしました。鏡のような川面に風が渡ると小さな波が移動していきます。その雰囲気が出たかどうか。最後の写真は、風が吹いていないときの川面の表情です。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
北風とコサギ

北風とコサギ

北風とコサギ

北風とコサギ

北風とコサギ

北風とコサギ

ダイサギはバレリーナ2017/02/03

 強い北風にずっと佇んでいたダイサギが突然、動いてくれました。ファインダー越しに見るその姿は、バレリーナのようです。こんな動きは初めて見ました。30分待った甲斐がありました。実際は、捕まえようと思った魚の動きに翻弄されただけなのですが、こういう動きならいつでも歓迎です。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
踊るダイサギ

踊るダイサギ

踊るダイサギ

踊るダイサギ

踊るダイサギ

光る川面に引き立つコサギ2017/02/05

 朝の黒目川は川面が輝きます。周辺の色を反射して、千変万化。白いコサギを引き立ててくれます。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
光る川面とコサギ

光る川面とコサギ

光る川面とコサギ

光る川面とコサギ

光る川面とコサギ

光る川面とコサギ

これぞカラスの濡れ羽色2017/02/05

 うす曇りの黒目川。カラスが2羽、近くの屋根から川に降りました。水浴びをするのかもしれません。ゆっくり近づいてみると、ハシブトガラスです。辺りを警戒しているので水浴びをしたいのは間違いなし。音を立てないようにレンズを向け続けました。
 予想通り水浴びをしてくれました。すごかったのは、濡れた羽の色です。水浴びのシーンなど問題ではありません。つやつや光る羽は紺色、青色など微妙な色が複雑に織り込まれています。緑色も感じます。
 「烏の濡れ羽色」を字引で調べると、「烏羽色と同じ」とあります。「烏羽色」とは、「黒く青みのあるつややかな色。また、黒色」と書いてありました。
 つやのある美しい黒髪を「緑の黒髪」といいます。緑色はつやのある美しさに通じていることが感じとれます。
 ちなみに、カラスの青白くなっている写真がありますが、エクソシストになってしまったわけではありません。瞬幕といって、眼球を保護する半透明の膜が閉じている状態です。
《Nikon D7100 + AF-S NIKKOR 70-300mm》
 
カラスの濡れ羽色

カラスの濡れ羽色

カラスの濡れ羽色

カラスの濡れ羽色

カラスの濡れ羽色
カラスの濡れ羽色

カラスの濡れ羽色

護岸のジョウビタキ2017/02/06

 黒目川の護岸にジョウビタキのオスがいました。いつみてもかわいらしい。辺りをきょろきょろしているので、虫でも探していたのでしょうか。体の半分に光があたり、半分は日陰です。しかも黒い顔の部分が日陰。それはないでしょう、と思いながら少し明るめに写真を撮りました。
 それにしても、今年はオスばかりを見ます。メスはどこにいるのでしょうか。顔を見せてほしいです。
《Panasonic Lumix-G7 + 100-300mm》
 
護岸のジョウビタキ

護岸のジョウビタキ

護岸のジョウビタキ

護岸のジョウビタキ

護岸のジョウビタキ

夜のゴイサギ 歩きすぎ2017/02/07

 仕事帰りの午後9時すぎ、黒目川にゴイサギがいました。じっと動かず、魚を狙っています。街灯の灯りが近いので、もしかすると写真が撮れるかもしれません。バッグからカメラを引っ張り出し、ISOを3200に設定。絞りは開放のF5.6。シャッターはアニュアルで1/3秒にしました。オートフォーカスのままゴイサギにレンズを向けると、まったくピントがあいません。レンズは行ったり来たりを繰り返すばかりです。
 そうえいえばこのレンズ、どうやったら手動に切り替わるのか。あれこれやっているうちにゴイサギが歩き出してしまいました。ちょっと、それはダメよ! ぶれちゃうでしょうが。かまわずシャッターを切って、露出の具合を点検。暗めですが写ってはいます。しかし、ゴイサギは形になっていません。
 途方に暮れていたところ、ゴイサギは街灯の灯りを反射している水面に近づきました。止まる気配はないのでゆっくり歩いてくれることを念じて、手動でピントを合わせながらシャッターを切り続けました。その結果が、下の写真です。ピントは、水面に合ってしまった感じです。
《Panasonic Lumix-G7 + 100-300mm》
 
夜のゴイサギ

夜のゴイサギ

夜のゴイサギ

選り分けるダイサギ2017/02/07

 いつもの黒目川。ダイサギが水草に嘴を突っ込みました。水草に隠れている小魚がけっこういるので、ダイサギもコサギも好んでこれをやります。ダイサギの嘴には魚といっしょに水草がはさまっていました。水草を捨てようとしたら魚も一緒に捨ててしまった、なんてこともよくあるので、魚だけを選り分ける技が写真に撮れればいいなと思いながらシャッターを切っていました。そうしたら、いつの間にか魚だけが残っていました。今度も選別の瞬間を撮り逃しました。
《Nikon D5200 + AF-S NIKKOR DX 55-300mm》
 
魚を捕ったダイサギ

魚を捕ったダイサギ

魚を捕ったダイサギ

魚を捕ったダイサギ

魚を捕ったダイサギ