藪の中のコジュケイ2018/04/04

 東久留米を離れて、都内某所で撮ったコジュケイです。
 実は、歩きながらニリンソウを探していました。時期が早いらしく、花はちらほらしかありませんでした。そんなときに、ちょっと離れた藪の中からガサゴソと音がしました。動物でもいるのか。じっと見ていると、鳥でした。ツグミより大きいです。もしかしてコジュケイ? 臆病な鳥なので人の近くに来るだろうか?
 藪の隙間から、きちんと姿が見えました。コジュケイで間違いありません。2羽います。番(つがい)かもしれません。羽を繕ったりして、すっかりリラックスムード。私は一歩も動かず、静かに望遠レンズを向けました。
 コジュケイはキジ目キジ科の鳥で、留鳥です。体長は27cm。手持ちの図鑑には、「中国に分布する鳥を1919年に東京都と神奈川県に放鳥したものが自然に増加した」と書いてあります。外来種なんですね。
《Nikon D7100 + 70mm-300mm》
 
藪の中のコジュケイ

藪の中のコジュケイ

藪の中のコジュケイ

コメント

_ みどりや ― 2018/04/05 00:34

こんばんは。
みどりやです。
今さらながら、いろんな鳥がいるもんだと感じています。普段見かける鳥といったら「スズメ、カラス、ハト」くらいでしたが、昨年ジョウビタキを住宅街でみてから飛んでいる鳥に眼がいくようになりました。といっても大半はなんだかわかりません。
このコジュケイの鳴き声は図鑑によると聞きなしで「ちょっとこい」と言ってるようだと。空耳でも面白いです。
そういえば、鳴き声から覚えた鳥がいました。朝方、自宅近くで「ツツピー」と鳴くシジュウカラです。毎朝、気分爽快の様子です。

_ みどりや様 ― 2018/04/05 01:21

こんばんは。
コジュケイの鳴き声はかなり大きくて、鳴けばすぐにわかります。
1羽が鳴くと、別のところでまた鳴いて、ステレオで聞こえます。
鳴き交わして縄張りを主張しているのかもしれません。
5分くらい鳴いていますから、なかり長いです。
「ちょっとこい」と聞いた人は想像力のある人ですね。
今は「ちょっとこい」を知っていますから、そう聞こえますが、
知らないときは、そんな風には聞こえませんでした。

シジュウカラは、鳴き方の研究がすすんでいるようです。
天敵のヘビを発見した仲間が発する「ジャージャー」という鳴き声を聞くと、目の前にヘビがいなくてもヘビの姿をイメージできるという研究が最近、発表されました。
群れで暮らす鳥ならではの知恵かもしれません。

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