足環をつけたタシギに遭遇2021/04/25

 夕方、黒目川を歩いたら、足環をつけたタシギに遭遇しました。
 実は、アオサギが魚を銜えるシーンを狙っていました。ファインダーから目を離し、肉眼でアオサギを見ると、その背後に歩いている鳥がいました。シルエットだったので色はわかりませんでしたが、その形からタシギかもしれないと判断。アオサギはそっちのけで、タシギの写真を撮ることにしました。
 ところが、草の陰に入ってしまい、体の一部しか見えません。警戒しているようです。動けばわかる位置を確保しながら、距離をとりました。しばらくすると、体全体が見えるところまで出てきてくれました。左の足にブルーの標識をつけています。番号も読めます。右足には足環がついていました。調査対象の鳥のようです。なるべく標識がわかるように撮ってみたのですが、足環がしっかり読める写真にはなりませんでした。
 この時期に黒目川でタシギを見たのは初めてです。だいたい1月から2月にかけて見るのが普通です。今季も1羽だけ見ました。タシギは旅鳥。足環をつけたタシギは、移動の途中に立ち寄ったのかもしれません。明日も探してみますが、見ることができるかどうか。
 写真と情報を山階鳥類研究所に送りました。

足環をつけたタシギ

足環をつけたタシギ

足環をつけたタシギ

コメント

_ JUNICHI YUASA ― 2021/04/26 19:50

はじめまして!いつも楽しく拝見させて頂いております。先日(4月19日17時50分頃)足には何もついていないタシギの写真を撮りました。落合川と黒目川の合流地点ふきんです。

_ JUNICHI YUASA様 ― 2021/04/26 23:21

こんばんは。
こちらこそ、はじめまして。コメント、ありがとうございます。
この時期に、合流点付近にもタシギがいたんですか。びっくりです。
渡りの途中に立ち寄ったのかもしれませんね。
私も今日、合流点付近を歩きました。
しかし、カラスとムクドリくらいしか見ませんでした。
まだタシギがいてくれるかどうかですね。

ことしは2月から3月初旬にかけて、タシギを見ました。
大円寺の前にかかる曲橋から上流の幸橋の間でです。
これは越冬だったと思います。
そして4月下旬になって足環のタシギを見たのですが、
これは渡りの途中に立ち寄ったのかな、と思います。
翌日には姿を確認できませんでした。
見つけにくい鳥なので、いるかもしれませんが。

4月にタシギを見たのは初めてなので、
私にとっては今年のニュースです。

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