今年もバンの幼鳥がやってきた2021/11/02

 日没間際の黒目川。対岸に目をやると、バンの幼鳥がいました。一週間ほど前、この近くでバンらしい鳥を遠くから見たものの、すぐに隠れてしまいました。ほかの方からも目撃情報をいただいていたので、確認できて一安心。
 昨年も、秋から春先までバンがいてくれました。オオバンもいて、2羽を同時に撮影することもできました。今年もオオバンが来てくれれば、面白いのですが…。
 
バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

陽だまりの小魚たち2021/11/03

 黒目川の陽だまりに小魚が群れていました。大きな群れではありませんでしたが、この時期、あちこちで小魚を見ることができます。写真の魚はおいかわではないかと思います。魚を見ることができて、ホッとしました。魚が減っているような気がしてならないからです。釣りをやるわけではないのですが、鳥が大物をくわえないので、心配し続けています。
 そこから上流へ数百メートルいったところで、浅瀬に大きな魚が小さな群れで泳いでいました。水面が揺れ、乱反射しているので、魚の姿をしっかり見ることができません。鱗がキラッと光ったときの姿を写真に撮ってみても、きれいには撮れませんでした(3枚目の写真)。たぶん、アユだと思います。
 さて、私が歩く黒目川は、草が刈られただけではなく、葦も伐られて、丸坊主になってしまいました(4枚目、5枚目の写真)。見通しはよくなりましたが、必要以上に草や木を刈り取ることがいのか、と思ってしまいます。ちょうどスズメが群れ始めたときです。冬に備えて栄養を付けなければならないときに、食べるものがない。葦には虫の幼虫がいて、シジュウカラやメジロ、スズメなどにとっては冬場の餌どころです。それがなくなった。鳥たちが隠れる場所もない。鳥が来ない川にならないか。
 市街地の川の在り方は、なかなか難しいものがあると思いますが、あまりに乱暴ではないのか。かなりもやもやしています。

陽だまりの小魚たち

陽だまりの小魚たち

アユ?

坊主になった黒目川

坊主になった黒目川

桃の木にとまるカワセミ2021/11/05

 最近、カワセミを見るようになりました。これからだが楽しみです。
 きょうは、桃の木にとまっていました。日向と日陰の間にいて、顔が暗く沈んでいます。カワセミがちょっと向きを変えると目に光が入ることがあるので、そのタイミングで撮りました。飛び出しを期待していたのですが、ずっと休憩していました。
 
桃の木にとまるカワセミ

桃の木にとまるカワセミ

桃の木にとまるカワセミ

カワセミの秋2021/11/06

 ごちゃごちゃした写真ですが、秋らしい色ということで紹介してみました。桃の木にツタがからまり、葉が色づきました。カワセミはこの木が大好きなようで、通りかかれば必ずといっていいくらい、とまります。しかし、見やすいところにいるのは短時間で、すぐに奥の暗がりに引っ込んでしまいます。そして休憩モードに。そうなると、こちらはお手上げです。
 
カワセミ

カワセミ

黒目川で生き物観察会をやっていた2021/11/07

 日曜日の午後、駅に向かって黒目川遊歩道を歩いていたら、子どもたちや大人たちが川に入って何かやっています。近くの公園には水槽も用意されています。どうやら生き物の観察会のようです。南を流れる落合川ではよく見かける光景ですが、黒目川で目にしたのは、今回が初めて。楽しそうです。
 公園の横には、多摩六都科学館の車が停まっていたので、ここが主催者のようです。係りの方に話を聞いたら、初めてではないそうです。多摩六都科学館のホームページには、「黒目川の魚を観察しよう!」というイベント情報が掲載されていました。
 こういうことは、東久留米市もやればいいのに、と思います。川に親しんでもらういい機会になります。
 それにしてもこの黒目川、眺めがよすぎませんか。土手の草を刈っただけではなく、ミゾソバも葦などの枝ものも、ばっさりやってしまいました。冬に備えて小鳥たちは土手で栄養補給をしています。食べるものがなくなり、群れるはずのスズメの姿もまばらです。こうしたことが、川の中の生き物たちに影響しなければいいのですが…。
 
生き物観察会

生き物観察会

いまごろカミキリムシがいた2021/11/08

 黒目川遊歩道の手すりの上に、カミキリムシがとまっていました。11月にカミキリムシ? この時期でも生きている個体がいるんですね。
 それにしても、汚れています。土の中にでもいたのでしょうか。いかにも老け込んだ感じがします。指でつついたら、歩き始めました。逃げる気配がなかったので、ゆっくり写真を撮りました。なるべく大きく撮ろうとカメラを近づけたところ、いきなり飛び去りました。うっとおしい人間はごめんだ、ということのようです。
 ちなみにこれは、ゴマダラカミキリでしょうか。
 
いまごろカミキリムシがいた

いまごろカミキリムシがいた

いまごろカミキリムシがいた

いまごろカミキリムシがいた

雨のなかのアオサギ2021/11/09

 きょうは朝から雨が降り、黒目川遊歩道を駅に向かって歩いていたときに本降りになってしまいました。ところが鳥たちは元気で、増水した川の周辺で動き回っていました。アオサギ2羽、ダイサギ1羽、カワセミ1羽、バン1羽、ハクセキレイ3羽、キセキレイ1羽、カルガモ数羽を見ました。
 アオサギが移動して、葉が色づいた桃の木の下に降りたので、遠くから望遠で風景のように撮ってみました(1枚目の写真)。雨が強いので、コンデジのピントがアオサギになかなか合いません。なんとかやりくりして撮ったものの、きれには撮れませんでした。
 あとは、おとなしい写真を2枚添えました。
 
雨のなかのアオサギ

雨のなかのアオサギ

雨のなかのアオサギ

黒目川にもヒドリガモ2021/11/10

 東京・東久留米市を流れる落合川と黒目川。落合川には毎年、30羽ほどのヒドリガモがやってきます。今年も10月下旬には10羽ほど来ていました。この2~3年、黒目川にも来るようになり、今年も4羽ほどいます。もう少し増えるのではないかと思います。落合川のヒドリガモと黒目川のヒドリガモには、なんらかの関係があるのではないかと思いますが、行き来している感じもしないです。
 さて、午後2時半ごろ、ちょっと西に傾いた太陽が黒目川周辺の木々を照らし、その光が川面を染めました。そこにヒドリガモが来てくれたので、「ありがとさん」といいながら写真を撮ってみました。
 
ヒドリガモ

ヒドリガモ

ヒドリガモ