陽だまりの小魚たち2021/11/03

 黒目川の陽だまりに小魚が群れていました。大きな群れではありませんでしたが、この時期、あちこちで小魚を見ることができます。写真の魚はおいかわではないかと思います。魚を見ることができて、ホッとしました。魚が減っているような気がしてならないからです。釣りをやるわけではないのですが、鳥が大物をくわえないので、心配し続けています。
 そこから上流へ数百メートルいったところで、浅瀬に大きな魚が小さな群れで泳いでいました。水面が揺れ、乱反射しているので、魚の姿をしっかり見ることができません。鱗がキラッと光ったときの姿を写真に撮ってみても、きれいには撮れませんでした(3枚目の写真)。たぶん、アユだと思います。
 さて、私が歩く黒目川は、草が刈られただけではなく、葦も伐られて、丸坊主になってしまいました(4枚目、5枚目の写真)。見通しはよくなりましたが、必要以上に草や木を刈り取ることがいのか、と思ってしまいます。ちょうどスズメが群れ始めたときです。冬に備えて栄養を付けなければならないときに、食べるものがない。葦には虫の幼虫がいて、シジュウカラやメジロ、スズメなどにとっては冬場の餌どころです。それがなくなった。鳥たちが隠れる場所もない。鳥が来ない川にならないか。
 市街地の川の在り方は、なかなか難しいものがあると思いますが、あまりに乱暴ではないのか。かなりもやもやしています。

陽だまりの小魚たち

陽だまりの小魚たち

アユ?

坊主になった黒目川

坊主になった黒目川

コメント

_ ももごろう ― 2021/11/05 08:35

うちのあたりも全く同じ状態です。虫もたくさんいるでしょうに。こちらは、草を刈る前に除草剤までまく念のいれようです。農薬をまいて枯れた草が発する腐ったような匂い、なんとも言えません。もちろん農薬の流れ出した水を鳥などの生物が飲むことになります。回り回ってニンゲンもその水を飲んでいるというのに。

ちょっと話しがずれましたね。


草刈りは火災の危険回避のためなんでしょうけど、まさに人新世、ニンゲンの都合のみでこんなことを続けていて良いはずがないですよね。

_ ももごろう様 ― 2021/11/05 22:05

こんばんは。
そうなんですよね。でも、議論にするにはなかなか難しい。
いちばんわからないのは、何を基準に川を坊主にするのかの説明がまったくされないことです。管理者(東京都)のやりたい放題という感じがします。住民の意見も一色ではないので、頭が痛いです。
このまま黒目川が推移したら、ただ水が流れている場所というだけの存在になりかなないのではないか、と危惧しています。

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