元日のカワセミ2022/01/01

 2022年。新しい年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。

 元日といえば、早起き。一応、10年くらいは続いているのではないかと思います。初詣にはいかず、鳥さんたちに新年のごあいさつをします。
 今朝も寒かったです。手袋をしていても、指先がしびれてしまいました。少しでも電池の持ちをよくしようと、電池が入っているカメラのグリップ部分に貼れるカイロをくっつけています。気休めかもしれませんが…。
 遊歩道を歩く人が少なめだったせいか、カワセミが手前の土手にきてくれたので、近くでとることができました。3枚の写真は、午前6時四拾五分から55分の間に撮ったもの。空は明るいのですが、朝日が差し込んでいません。飛ばれたらブレてしまうので、とまりものに徹してシャッターを切りました。
 
元日のカワセミ

元日のカワセミ

元日のカワセミ

カワエビを銜えたカワセミ2022/01/02

 久しぶりに落合川へ行ってみました。黒目川とともに東久留米を流れる2大河川の1つです。支流を加えると川の本数はもっと増えますが、数えたことはありません。
 さて、落合川に出たとたん、カワセミに遭遇しました。この場所で見るのは初めてです。枝にとまって休憩しています。遊歩道から近いところで、「あっ、カワセミだあ!」「きれい!」などといって10人くらいが眺めています。人だかりがしてもカワセミは落ち着いたもので、川に飛び込んでカワエビを銜えて、元の枝に戻ってきてくれました。サービス精神旺盛というのか、人を怖がらないというのか、肝が据わっています。市街地のカワセミは人なれしているということですね。
 
カワエビを銜えたカワセミ

カワエビを銜えたカワセミ

バンは足がでかい2022/01/03

 昨日に続いて落合川の写真です。女性数人が対岸を指さして、おしゃべりしていました。「なんていう鳥なんだろうねえ」。指さす方向を見ると、バンがいました。「あれは、バンという鳥なんです」といってみたら、「えっ、ガン?」「ダンなの?」といろいろな反応が。私の活舌が悪かったようです。マスクもしているし…。「ばびぶべぼの、バンです」といったら、分かってもらえました。「バンていうんですか。じゃあ、家に帰ったら図鑑で調べてみます」と。
 バンの嘴は先端は黄色ですが、額にかけて真っ赤になります。落合川のこの個体は、真っ赤になりきっていません。若鳥が成鳥になる途中のようです。真っ赤になった嘴を見られるかどうか。ずっと落合川にいてほしい。
 バンの黄色い足は体に比べて異様に大きいです。足元の悪い水辺をしっかり歩くためだと思われます。足早にすぐ隠れてしまう鳥なので、体全体を撮るのは案外、難しいです。
 
バン

バン

土手の霜とカワセミ2022/01/04

 今朝は寒かったです。夜明け、黒目川に出てみると、土手がうっすら白くなっています。それを見ただけで寒い! 川霧もうっすら立っていました。霧が土手で氷になったのでしょう。こういうシーンは、年に何回もないので、なんとか生かしたいところ。白くなったところにカルガモがいてくれないかと探したのですが、残念ながらいませんでした。
 チチチッと鳴いて、カワセミが近くにやってきました。止まり木にとまっています。背景はうっすら白くなった土手。雰囲気が出てくれたらありがたいと思いながらシャッターを切りました。

土手の霜とカワセミ

土手の霜とカワセミ

ついにホシゴイを確認2022/01/05

 やっと撮れました。午前6時半、まだ暗い黒目川で、ホシゴイを発見。一度は姿を見失ったものの、ちょっと離れたところにたたずんでいました。ホシゴイ、ゴイサギの幼鳥です。最近、黒目川にやってきたのだと思われます。
 昨年12月末の夜、ゴイサギらしい鳥が飛んだのを見ました。早起きしたときは必ず、ゴイサギを確認できないものかと、川の中をじろじろ見ながら歩きました。1月4日の早朝、アオサギを撮っていたら、目の前をゴイサギらしい鳥が横切りました。低い位置で飛んでいたので、遠くにはいかないはず。後姿を追いながら、橋の下に舞い降りたことを確認。足早に近づいて姿を探しました。いません。移動したのか。わずかに残った小さな葦原をゆっくり見渡して、見つけました。
 年末に見たゴイサギらしい鳥が、このホシゴイかどうかはわかりません。もっと色が白く見えました。もしかすると、成鳥が別にいるかもしれません。いてくれたらありがたいのですが…。
 
ホシゴイ

ホシゴイ

スズメはやっぱりかわいいなあ2022/01/06

 きょう1月6日、東京地方に初雪が降りました。午前11時ごろから降り始めて、午後7時前にやみました。朝からどんより曇っていて、突き刺さるような風の冷たさでした。
 雪が降る前、スズメが集まる場所に行ってみると、近くで撮らせてくれたスズメがいました。案外、スズメは近づけないので、感謝感激。アップで見ると、スズメはかわいいです。スズメが減らないようにする知恵はないものか。
 夜、黒目川を歩いてみると、遊歩道は6センチほど積もっていました。アイスバーンになっているので、つるつる滑ります。明日、早起きできて、雪と鳥とを一緒に撮れるかどうか。このブログをアップしたら寝ることにします。
 
かわいいスズメ

かわいいスズメ

かわいいスズメ

雪にカワセミ2022/01/07

 きのう積もった雪のなかで鳥たちを撮りたいと思い、いさんで早起きしてみました。寒い。おまけに足元はアイスバーン。転んで頭でも打ったらえらいことになりそうです。大きなレンズを持ってこなくてよかった!
 本命は、カワセミ。風景のような感じで撮れれば最高です。ところが、今日に限ってカワセミがいません。なんで! いじわるだなあ。カワセミ狙いの知人に出会って、「それはないよね」。
 せっかくなので、さらに探していると、チチチッと鳴き声がしました。やったあ! 撮れるかもしれない。でも、姿が見えません。カワセミがとまりそうな対岸の葦を眺めても発見できず。飛んだ気配もないので、どこかにとまっているはずです。ふと上を見上げると、雪が積もった対岸の枝にいました。かなり高いところです。おまけに遠い。日陰なので暗い。
 雪のディテールを出すよりも、カワセミが黒つぶれしないことを優先して露出を決めました。人家に反射した朝日がオレンジ色の背景をつくっています。カワセミの目がしっかり見える角度と背景のオレンジ色を生かす角度とを考えて、撮る場所を決めました。写真はトリミングしました。
 
雪にカワセミ

雪にカワセミ

雪にカワセミ

雪にカワセミ(2)2022/01/08

 前回に続いて、雪とカワセミです。カワセミの出がよくなかったので、シリーズにならず、2回目でおしまいです。
 1枚目は、あえて逆光側から撮りました。背景が白くてカワセミは逆光。カワセミがこちらを振り向いてくれなければ、企画倒れ。果たして、なかなか振り向いてくれません。「振り向くまで飛ぶな」と心で叫びつつ、やきもきしながらカワセミの動きをファインダーで確認していました。そじて、たった1度だけ、それも瞬間、振り向いてくれました。シャッターがきれたのは1回だけでした。撮らせてくれたのね、ありがとう!
 2枚目は、順光側から撮ったもの。自分としては、逆光側から撮った写真の方が立体感があるように思います。3枚目は順光側から撮りました。緑がきれに出てくれたので助かりました。
 
雪にカワセミ

雪にカワセミ

雪にカワセミ