桜の木で鳴くガビチョウ ― 2022/04/11
春の花々を撮りに東京・清瀬市の自然保護林へ行ってきました。昨日紹介した、ヤマエンゴサク、ジロボウエンゴサクもここで撮りました。近くで鳥が大きな声でさえずっています。まちがいなくガビチョウ(画眉鳥)です。どこにいるのか。木を見上げながら辺りを見渡すと、桜の木にいました。
茶色っぽい色をしていて、目の外側に白いリングがあります。体長は20cm~25cm。ムクドリくらいの大きさです。鳴き声は遠くまでよく聞こえるのですが、近くで鳴き続けられると、かなりうるさく感じます。YouTubeにさえずりがたくさんアップされているので、ぜひ聴いてみてください。
ガビチョウは、日本ではかわいそうな鳥です。「侵略的外来種ワースト100」に指定されています。そうなんです、日本の鳥ではありません。鳴き声が美しいので、江戸時代から日本に輸入されていたそうです。1970年代、大量に輸入されましたが、鳴き声がうるさくて捨てられた鳥が野生化したといわれています。
茶色っぽい色をしていて、目の外側に白いリングがあります。体長は20cm~25cm。ムクドリくらいの大きさです。鳴き声は遠くまでよく聞こえるのですが、近くで鳴き続けられると、かなりうるさく感じます。YouTubeにさえずりがたくさんアップされているので、ぜひ聴いてみてください。
ガビチョウは、日本ではかわいそうな鳥です。「侵略的外来種ワースト100」に指定されています。そうなんです、日本の鳥ではありません。鳴き声が美しいので、江戸時代から日本に輸入されていたそうです。1970年代、大量に輸入されましたが、鳴き声がうるさくて捨てられた鳥が野生化したといわれています。
「穀物など植物の食害と大音量のさえずりが問題視される」というのが、「ワースト100」に指定された原因のようですが、ガビチョウに責任があるわけではありません。日本に持ち込んだのは人間です。
私が持っている野鳥図鑑は、ガビチョウを野鳥に分類していません。「かご抜け鳥」の別項をたてて、そのなかで紹介しています。国立環境研究所の記事によれば、野外では1980年代に北九州で観察されたのが最初。関東では1990年に山梨で最初に観察されました。私が生活する東久留米や清瀬市では、年に何回かは見ます。鳴き声だけなら、年に10回以上聞きます。
ガビチョウが自然分布している地域は、中国南部、海南島、台湾、香港、ベトナム北部、ラオス北部です。
ガビチョウが自然分布している地域は、中国南部、海南島、台湾、香港、ベトナム北部、ラオス北部です。
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