雪のハシビロガモ2022/05/01

 今年1月末から2月末にかけて、黒目川にハシビロガモがやってきました。カルガモと一緒にいたので、初めは気づきませんでした。羽の色が違うのでマガモのメスかと思ってよく見たところ、嘴が平べったい。なんと珍しい、ハシビロガモのメスでした。オスはもっときれいなんですが、メスは地味です。
 2月初め、雪が降りました。このときハシビロガモは、たった1羽で行動していました。小降りだったので、雪を入れて撮るのが大変でした。多めに降ったときを狙って撮りました。
 ハシビロガモを黒目川で見るのは、何年かぶりです。東京では冬鳥(渡り鳥)ですが、冬になれば必ず見られるわけではありません。まったく見ない冬の方が多いです。次の冬はオスが来てくれるといいのですが…。
 
雪のハシビロガモ

雪のハシビロガモ

雪のハシビロガモ

紅いカワセミ2022/05/01

 5月だというのに、寒かった。雨が降って、昼間の気温は19度。真冬の寒さではないとしても、初夏に入る時期とは思えない気温です。用事があって黒目川遊歩道を歩きましたが、鳥さんはカルガモしか見ませんでした。川もさむ~い感じです。暑くなくてもいいので、暖かくなってほしいです。
 写真は2月下旬に撮ったカワセミです。日の出の太陽に照らされて、紅いカワセミになりました。
 
紅いカワセミ

紅いカワセミ

葦にとまって魚を狙うカワセミ2022/05/02

 夕方、時間がとれたので、短時間、黒目川に出てみました。なんと、急に雲がかかって、いまにも降りそう。そして、暗い。
 コサギが2羽、連れ立って魚を狙っていました。飛んでくれないかなあ、と思いながらレンズを向けていると、チチチッという鳴き声が聞こえました。カワセミです。近くで聞こえたので、手前の土手をゆっくり探してみると、いました。オスが葦にとまって魚を狙っています。日差しがほしいなあ、と思いながらシャッターを切りました。
 帰宅してすぐに、辺りは土砂降りとなり、雷もなりました。
 
葦にとまるカワセミ

葦にとまるカワセミ

葦にとまるカワセミ

魚を運ぶカワセミ2022/05/03

 夕方、オスのカワセミが魚を銜えました。いつもの場所なのでそのまま飲み込むとばかり思っていたら、ひょいと魚の頭を外に向け、体の向きも反対にしました。おやおや、メスにプレゼントする気です。
 この場所は、メスも行ったり来たりしています。しかし、2羽が鳴き交わす感じでもありませんでした。実は、恋をしていたということなのでしょうか。オスは、魚を銜えたまま上流へ飛び去りました。近くにメスがいるかもしれません。私も後を追いました。しかし、カワセミは発見できず。
 仕方がないので下流へと引き返し、カワセミはないことを確認してから、ダイサギを探しにさらに下流へ行ってみました。そこで見たのは、探していたメスのカワセミでした。私より早く下流に下ったのか。それとも、オスが向かった上流には、別のメスがいるのか。そのメスは卵を抱いているのか。さっぱりわからなくなりました。
 系統的に観察できていないので、こういうことになります。
 
魚を銜えたカワセミ

魚を銜えたカワセミ

魚を銜えたカワセミ

飛び出すアオサギ2022/05/04

 昼間、久しぶりにアオサギに出合いました。動きのある写真を撮りたいと思いながら、ズームレンズの画角を変えている最中に、アオサギが飛んでしまいました。それも2回続けて。いきなり飛ばないでほしい。いつも「飛ぶよ!」のサインを出すでしょうに。いじわるなアオサギでした。
 
飛び出すアオサギ

飛び出すアオサギ

飛び出すアオサギ

オイカワを銜えたアオサギ2022/05/05

 最近、またアオサギをよく見るようになりました。このアオサギは、黒目川にずっといる個体で、きれいな姿をしています。
 水に顔を突っ込んで魚を食べようとしていましたが、何度か失敗。ついに銜えたのがオイカワでした。かなり大きいです。たぶんオスのオイカワだと思います。婚姻色になる途中に食べられてしまった感じです。アオサギの顔が妙に生意気ですね。
 露出がオーバーでした。アオサギの額の白が飛んでしまいました。
 
オイカワを銜えたアオサギ

オイカワを銜えたアオサギ

オイカワを銜えたアオサギ

水面の反射とカワセミと2022/05/06

 夕方の4時すぎ、伐られた枝のてっぺんにカワセミがとまっていました。太陽を反射した水面がゆらゆらと輝いています。その位置でカワセミをファインダーに収めることができたので、シャッターを切りました。すました顔をして糞を飛ばししたり、口を開けてみたり。ちょっと落ち着かない様子でしたが、魚を発見したのでしょうか、一点を凝視しました。そして川にダイブ。それは撮れませんでした。
 
カワセミ

カワセミ

カワセミ

小枝にとまるカワセミ2022/05/08

 最近、このメスをよく見ます。オスと追いかけっこをしているのですが、それ以上の発展があるのかどうか。長い時間観察できないので、よくわかりません。子育てする時間はまだ残っていると思うので、いい結果を期待したいです。
 
小枝にとまるカワセミ

小枝にとまるカワセミ