黒目川に数羽いたダイサギは、ほとんどが姿を消し、この１羽だけになりました。この個体だけ嘴が黒くなり、夏羽になったことがよくわかります。嘴の付け根から目にかけてグリーになっているのは、婚姻色だと思います。とはいえ、このグリーンはだんだん薄くなっているように見えます。
　カメラを構えたとき、ダイサギは大きなオイカワを銜えていました。これはすごいと思ってアップで撮ろうとしましたが、シャッターを切る前に飲み込まれてしまいました。そのまま飛び上がってしまったので、１枚目だけ撮れたのが最初の写真です。
　ダイサギは少し飛んで、また川に降りました。追いかけていってアップで撮ったのが２枚目。首が妙に太くなっているのは、飲み込んだダイサギが入っているからです。