黒目川はアカミミガメばかり2022/07/31

 昼間、外にいると肌が燃えそうに暑いです。直射日光の下でカメの写真を撮っていたら、5分で悲鳴を上げました。炎天下ではなくて灼熱下ですね。
 さて、そのカメというのは、ミシシッピアカミミガメです。外来種ですが、黒目川で見るカメといえば、ほとんどがこれです。たまに在来種のスッポンを見るとうれしくなります。10年ほど前は、在来種のニホンイシガメを見ることもありましたが、最近はまったく見なくなりました。黒目川は外来種に占拠されてしまっています。もしニホンイシガメを発見したら、大ニュースです。
 このミシシッピアカミミガメは、「『ミドリガメ』の通称で、夜店やペットショップで売られていましたが、現在は環境省の生態系被害防止外来種に指定されています」(神奈川県のホームページ)と説明されています。国立環境研究所の「侵入生物データベース」を見ると、ミシシッピアカミミガメの生態的特性について、「昼行性で日光浴を好む。雑食性だが他のカメ類の卵を食べる習性があり、在来のカメ類との競合のみならず、卵捕食による影響も及ぼしうる」とあります。侵入年代については、「輸入は1950年代に始まり、野外では1960年代後半からみつかるようになった」そうです。
 ということで、写真に撮ることをしない被写体なのですが、暑さに負けてシャッターを切ってしまいました。
 
ミシシッピアカミミガメ

ミシシッピアカミミガメ

ミシシッピアカミミガメ

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kurome.asablo.jp/blog/2022/07/31/9513588/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。