飛び出すコサギ2022/08/01

 夕方の6時ごろ、岸辺でコサギが魚を探していました。日暮れの時間なので、夕食をとってから塒に帰るつもりのようです。しかし、厚い。コサギを見ているだけで汗びっしょり。タオルで顔をふき、あちこちの汗をぬぐっていたら、なんとコサギが大物の魚を銜えているではありませんか。慌ててカメラを向けましたが、シャッターを切ったときは飲み込んだ後でした。がっかり。
 気を取り直してカメラを向け直したところで、コサギが飛び出しました。一瞬の勝負。シャッターを切るのが精一杯でした。
 
飛び出すコサギ

飛び出すコサギ

飛び出すコサギ

今年も出合えたサナエトンボ2022/08/02

 黒目川遊歩道の黒い手すりに、黒と黄色のトンボがとまっていました。日陰で休んでいたようです。日向の手すりは焼けるように熱くなっていましたが、日陰の手すりは安心してとまれます。
 一見、オニヤンマに見えますが、サナエトンボの仲間だと思います。オニヤンマがとまるときは、地面に対して垂直になります。縦にとまる。しかし、サナエトンボは地面にたいして平行になります。オニヤンマより小さいです。ネットなどで調べてみると、オナガサナエではないかと思います。オスは胴体の先端が大きく膨らむので、写真の個体はメスかなと思っています。確信はありませんが。
 さて、このトンボ、毎年夏になると必ず、遊歩道の手すりにとまっているところを見ます。警戒心が薄いのが特徴で、カメラをどんなに近づけても逃げません。ちょっと触れた程度でも逃げません。顔を左右上下に動かしますが、逃げようとしません。今回は、わざと胴体にさわってみました。嫌がって飛び立ちはしましたが、再び元の場所にとまりました。写真としては代り映えしませんが、恒例行事みたいなものなので、紹介してみました。
 
サナエトンボ

サナエトンボ

サナエトンボ

サナエトンボ

サナエトンボ

落合川のハグロトンボ2022/08/03

 東久留米市を流れる2大河川、黒目川と落合川。久しぶりで落合川に行ってみると、あちこちにハグロトンボがいました。私の撮影ポイントは、例年より数が少なく、さびしい思いをしました。それでも黒目川に比べて近くから撮れるので、落合川の方が撮りやすかったです。でも、きれいに撮れませんでした。再挑戦しないといけませんね。
 1枚目の写真で、画面の上にいるのがオスで、下にいるのがメスです。メスは卵を産み付けているようです。2枚目以降は4枚目がメスです。
 
ハグロトンボ

ハグロトンボ

ハグロトンボ

ハグロトンボ

ハグロトンボ

橋の下のコサギ2022/08/04

 コサギも直射日光を避けたかったのか、橋の下にいました。周囲はカンカン照り。陰になった水面が妖しく光っています。おもしろいかなと思って撮ってみたのですが…。
 
橋の下のコサギ

橋の下のコサギ

セミの羽化2022/08/05

 いまごろから1週間ほどがセミの羽化の盛りでしょうか。しかし今年は、鳴いているセミの数が少なめではないかと感じます。毎年セミの羽化を撮影する場所に行ってみても、羽化を始めるセミの数が半分以下でした。これから一気に羽化してくればいいのですが、ちょっと心配になります。多い年と少ない年と波があるとはいいながら、全体としては減っているという印象をぬぐえません。
 さて、いざ写真を撮り始めたら、撮りにくい場所で羽化していました。まがチャンスはあるので、何度か挑戦したいと思っています。
 
セミの羽化

セミの羽化

セミの羽化

セミの羽化

雨に濡れたカミキリムシ2022/08/06

 雨がぱらつく黒目川。遊歩道の黒い手すりにカミキリムシがいました。まったく動きません。体には水滴がついています。下手に歩くと、滑って落ちそうです。体にツヤがなく、弱っているのか汚れているのか、判然としません。
 手すりのカミキリムシは、毎年1回か2回は見ます。同じ種類のカミキリムシです。何度も見るのはカマキリですが。
 さて、あまりにも動かないので、触角を触ってみました。それでも動きません。体を押してみたら、地面に落下してしまいました。遊歩道は人が歩くので、踏まれたら大変です。もう一度、手すりに戻しました。そうしたら、一生懸命歩いてくれました。背中の水滴は、すっかり落ちてしまいました。
 
カミキリムシ

カミキリムシ

カミキリムシ

カミキリムシ

ヒヨドリの若に遭遇2022/08/07

 黒目川遊歩道沿いにある公園で休んでいたら、近く電線に鳥がとまりました。やたらにスリムです。珍しい撮りだろうかと思ってレンズを向けてみると、なんとヒヨドリの若鳥でした。大きな口を開けて、親を呼んでいたのでしょうか。もう少し近づいて撮ろうと足を一歩踏み出したところで飛ばれてしまいました。
 
ヒヨドリの若

ヒヨドリの若

ヒヨドリの若

ヒヨドリの若

金色をまとったアブラゼミ2022/08/08

 羽化したアブラゼミです。夜の10時すぎに撮りました。翅も伸び、体全体が茶色くなっています。体はまだ柔らかい。ちょうどこのころ、体に金色が目立つようになります。写真でわかるでしょうか。どこにでもいて見慣れたセミですが、羽化の終盤は実に美しいです。ジージージーと鳴いているアブラゼミを昼間見ると、どうなっているのか。4枚目に写真を添えました。
 
アブラゼミ

アブラゼミ

アブラゼミ

アブラゼミ