お尻がふわふわのカイツブリ ― 2022/01/24
水槽のオイカワ ― 2017/07/22
カワセミ遠景 ― 2016/12/29
ダイサギのいる風景 ― 2016/12/26
アトリ初撮り ― 2016/12/15
東久留米市に隣接する清瀬市で、アトリを撮ることができました。このブログで紹介するのは初めてなので、初撮りとしました。
いろいろな色が混ざった姿が印象的です。雰囲気はホオジロ(体長17cm)
に似ています。群れで生活するので、写真を撮った場所にはかなりの数がいるようです。群れが空に舞い上がるシーンを期待していたのですが、見ることはできませんでした。水を飲みに来たアトリを1羽ずつしか撮れませんでした。
実は今季、東久留米市にも数十羽の群れが来ています。群れで空を移動している姿を見ましたが、カメラを持っていませんでした。休憩する場所も知っていますが、木のてっぺんにいるので、お腹しかみえません。撮れるチャンスを待っているところです。
アトリは、スズメ目アトリ科の鳥で、体長16cm。スズメの体長が14cmですから、それよりちょっと大きめ。冬になるとユーラシア大陸から日本に渡って来ます。「花鶏」「獦子鳥」と書いて「アトリ」と読むようです。『日本書紀』や『古事記』『万葉集』にも出てくる鳥です。その『万葉集』から1つ。「「国巡る獦子鳥(あとり)かまけり行き廻り帰り来までに斎(いは)ひてまたね」。この歌は、「アトリの大移動を防人が国を廻るのにたとえている」(『図説 鳥名の由来辞典』)のだそうです。
それにしても、どうして「アトリ」というのか。『大言海』には「集鳥(あっとり)の略べし」と書いてあるそうな。大群で移動するからでしょうね。
4枚目と5枚目の写真には、右端にツグミ(体長24cm)が写っています。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
いろいろな色が混ざった姿が印象的です。雰囲気はホオジロ(体長17cm)
に似ています。群れで生活するので、写真を撮った場所にはかなりの数がいるようです。群れが空に舞い上がるシーンを期待していたのですが、見ることはできませんでした。水を飲みに来たアトリを1羽ずつしか撮れませんでした。
実は今季、東久留米市にも数十羽の群れが来ています。群れで空を移動している姿を見ましたが、カメラを持っていませんでした。休憩する場所も知っていますが、木のてっぺんにいるので、お腹しかみえません。撮れるチャンスを待っているところです。
アトリは、スズメ目アトリ科の鳥で、体長16cm。スズメの体長が14cmですから、それよりちょっと大きめ。冬になるとユーラシア大陸から日本に渡って来ます。「花鶏」「獦子鳥」と書いて「アトリ」と読むようです。『日本書紀』や『古事記』『万葉集』にも出てくる鳥です。その『万葉集』から1つ。「「国巡る獦子鳥(あとり)かまけり行き廻り帰り来までに斎(いは)ひてまたね」。この歌は、「アトリの大移動を防人が国を廻るのにたとえている」(『図説 鳥名の由来辞典』)のだそうです。
それにしても、どうして「アトリ」というのか。『大言海』には「集鳥(あっとり)の略べし」と書いてあるそうな。大群で移動するからでしょうね。
4枚目と5枚目の写真には、右端にツグミ(体長24cm)が写っています。
《Panasonic Lumix-G6 + 100-300mm》
味わい深いシダレザクラ ― 2015/04/17
葦原のカワセミ ― 2015/02/05
可愛くて獰猛なモズ ― 2013/02/20
モズという鳥は、可愛らしく見えるときもあれば、獰猛に見えるときもあります。
モズは、スズメ目モズ科に分類されている鳥で、かわいい鳥の仲間に入っています。ところが食事は肉食で、生きている小動物をねらいます。嘴は猛禽そのものです。鳥の研究者、柴田敏隆氏はその著『カラスの早起き、スズメの寝坊』(新潮選書)のなかで、モズの猛禽的要素を紹介しています。
1つは、上嘴の下側の両脇にある小さな突起。捕らえた獲物の首を抑え、脊髄を破壊するニッパのような役割をすると考えられている、といいます。3枚目の写真に「小さな突起」らしきものが写っています。
もう1つは、上嘴の先端が下に曲がっていること。肉を切り取るナイフのような役割。これは見てのとおりです。
1枚目の写真は、猛禽的な身構え方かなと思います。2枚目は、のんきな父さんのよう。3枚目は、わざと「ぼくは安全だよ」という顔をしているように見えます。だまされてはいけません。嘴や爪を子細に見れば、ただものではないんです。
写真の鳥はオスです。見分け方は簡単で、目から後頭部かかる焦げ茶色の帯があればオス。メスはここの色がうす茶色です。
日本列島、朝鮮半島、中国大陸南東部に分布します。というより、ここにしか分布しません。
モズは、スズメ目モズ科に分類されている鳥で、かわいい鳥の仲間に入っています。ところが食事は肉食で、生きている小動物をねらいます。嘴は猛禽そのものです。鳥の研究者、柴田敏隆氏はその著『カラスの早起き、スズメの寝坊』(新潮選書)のなかで、モズの猛禽的要素を紹介しています。
1つは、上嘴の下側の両脇にある小さな突起。捕らえた獲物の首を抑え、脊髄を破壊するニッパのような役割をすると考えられている、といいます。3枚目の写真に「小さな突起」らしきものが写っています。
もう1つは、上嘴の先端が下に曲がっていること。肉を切り取るナイフのような役割。これは見てのとおりです。
1枚目の写真は、猛禽的な身構え方かなと思います。2枚目は、のんきな父さんのよう。3枚目は、わざと「ぼくは安全だよ」という顔をしているように見えます。だまされてはいけません。嘴や爪を子細に見れば、ただものではないんです。
写真の鳥はオスです。見分け方は簡単で、目から後頭部かかる焦げ茶色の帯があればオス。メスはここの色がうす茶色です。
日本列島、朝鮮半島、中国大陸南東部に分布します。というより、ここにしか分布しません。
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