まだいてくれたタシギさん ― 2025/04/21
きょうは黒目川で2回、タシギを見ました。1km弱離れた場所で、それぞれ1羽ずつ。たびん違う個体だと思います。タシギは泥のある岸辺にいて、長い嘴を泥の中に突っ込んでミミズなどを食べます。保護色みたいな感じなので、なかなか発見できません。なのに1日で2回も見るのは珍しい。最近、姿を見ていなかったので、てっきり飛び去ってしまったと思っていました。鳥は、「見ていない」とはいえても、「いない」とはいえません。私にとってタシギはその筆頭です。
タシギは、チドリ目シギ科の鳥。体長は27cmなので、ハトくらいの大きさです。旅鳥といわれていて、平凡社の『日本の野鳥590』には、「春秋に全国の農耕地、湿地などに渡来する」)と書かれています。旅鳥の説明もあって、「北の繁殖地と南の越冬地を往復するシギ・チドリ類がその代表種」とあります。
黒目川では秋の終わりから冬、早春にかけて見ることができます。そろそろ移動していくのではないかと思いますが、5月半ばに見たこともあります。足環をつけたタシギを発見して、山階鳥類研究所に写真を送ったところ、茨城県で足環がつけられた個体だったという返事をもらったこともあります。
1枚目と2枚目の写真は、きょう4月21日に撮ったもの。3枚目と4枚目は3月6日に撮ったもの。
タシギは、チドリ目シギ科の鳥。体長は27cmなので、ハトくらいの大きさです。旅鳥といわれていて、平凡社の『日本の野鳥590』には、「春秋に全国の農耕地、湿地などに渡来する」)と書かれています。旅鳥の説明もあって、「北の繁殖地と南の越冬地を往復するシギ・チドリ類がその代表種」とあります。
黒目川では秋の終わりから冬、早春にかけて見ることができます。そろそろ移動していくのではないかと思いますが、5月半ばに見たこともあります。足環をつけたタシギを発見して、山階鳥類研究所に写真を送ったところ、茨城県で足環がつけられた個体だったという返事をもらったこともあります。
1枚目と2枚目の写真は、きょう4月21日に撮ったもの。3枚目と4枚目は3月6日に撮ったもの。
2羽のタシギ ― 2025/02/12
雪が普段見ない鳥を見せてくれた ― 2024/02/08
雪が降ったら、普段はなかなかみることができない鳥に遭遇しました。バンとタシギです。どちらも、この場所にはいるだろうと目星をつけていた場所で見ることができました。
バン(1枚目と2枚目の写真)は、昨年11月半ばに見た葦原にいました。3カ月近く見ていなかったので、いないものだと思っていました。それが、雪が降った翌朝、雪の上で動いていました。幼鳥なので、おでこが赤くありません。春までいてくれれば、赤くなっているでしょう。姿を見ないからいない、とは決めつけられないのが鳥ですね。
タシギ(3枚目と4枚目)は、雪が降っている最中に見ました。川の真ん中の中州のようになっているところにいました。年明けに、この場所でタシギが飛んでいく姿を見ていました。それいらい、目を凝らして探し続けていたのですが、見つからず。諦めかけていたところで出合えたので、慌ててシャッターを切りました。タシギは対岸に飛び去り、着地した辺りを探しましたが、見つけることはできませんでした。
バン(1枚目と2枚目の写真)は、昨年11月半ばに見た葦原にいました。3カ月近く見ていなかったので、いないものだと思っていました。それが、雪が降った翌朝、雪の上で動いていました。幼鳥なので、おでこが赤くありません。春までいてくれれば、赤くなっているでしょう。姿を見ないからいない、とは決めつけられないのが鳥ですね。
タシギ(3枚目と4枚目)は、雪が降っている最中に見ました。川の真ん中の中州のようになっているところにいました。年明けに、この場所でタシギが飛んでいく姿を見ていました。それいらい、目を凝らして探し続けていたのですが、見つからず。諦めかけていたところで出合えたので、慌ててシャッターを切りました。タシギは対岸に飛び去り、着地した辺りを探しましたが、見つけることはできませんでした。
まだいてくれたタシギさん ― 2023/05/16
いきなり問題です。1枚目の写真で、タシギはどこにいるでしょうか。簡単すぎるかもしれませんが、望遠レンズだからわかるようなもので、肉眼ではまったくわかりませんでした。とにかく、発見しづらい鳥です。体長は26cmしかありません。24cmのムクドリよりちょっと大きい程度です。ハトは30cmから35cmですから、小さい鳥です。色は枯れ枝や地面と同じ。紛れ込まれたら見失います。
撮ったのは5月14日でした。私としてはビックリで、これまで1月から4月にかけて見たことはありますが、5月は初めてでした。タシギがいる場所は、冬場に2羽が仲良く生活していたところです。今回、確認できたのは1羽ですが、冬場の鳥が残っていたものと思われます。いつまでいてくれるだろうか。草がさらに茂ってくるので、いても発見できない可能性が高いのですが。
体が小さい割に嘴が長い。嘴を泥の中に差し込んでミミズなどを食べます。沼のような場所を歩くので、脚が大きいです。自分が沈まないようになっているのだと思います。
タシギは、旅鳥または冬鳥といわれ、季節に応じて国内をいろいろと移動するみたいです。本州以南で越冬する、とは図鑑の説明。東久留米でも越冬します。
撮ったのは5月14日でした。私としてはビックリで、これまで1月から4月にかけて見たことはありますが、5月は初めてでした。タシギがいる場所は、冬場に2羽が仲良く生活していたところです。今回、確認できたのは1羽ですが、冬場の鳥が残っていたものと思われます。いつまでいてくれるだろうか。草がさらに茂ってくるので、いても発見できない可能性が高いのですが。
体が小さい割に嘴が長い。嘴を泥の中に差し込んでミミズなどを食べます。沼のような場所を歩くので、脚が大きいです。自分が沈まないようになっているのだと思います。
タシギは、旅鳥または冬鳥といわれ、季節に応じて国内をいろいろと移動するみたいです。本州以南で越冬する、とは図鑑の説明。東久留米でも越冬します。
働くタシギ ― 2023/01/31
並んだタシギ ― 2023/01/19
土手のすきまにある細い流れのところにタシギがいました。1羽だとばかり思いながら撮っていました。あとで写真を見ると、2羽いるではありませんか。私は奥にいるタシギしか目に入っていませんでした。よっぽど目が曇っていたとしか思えません。思い込みは怖いです。
黒目川で2羽のタシギが並んでいるところを見た(見えていなかったが)のは、初めてです。距離が開いて、それぞれおバラバラにいる姿しか頭にありません。その固定観念が、見えているはずのものを見えなくしていたようです。
タシギは、岸辺の枯れ枝や枯草の辺りにいます。ほとんど同じ色なので、タシギがいることを認識できないこともままあります。「あそこにいるよ」と指をさされても、見えない。動いていればわかるのですが、じっとしていることも多いので、気づかない。そのくせ歩くのは速いので、あっという間に藪に入ってしまいます。飛びからも鋭く、矢のように飛びます。
2羽のタシギが撮れたのは、怪我の功名といったところです。
黒目川で2羽のタシギが並んでいるところを見た(見えていなかったが)のは、初めてです。距離が開いて、それぞれおバラバラにいる姿しか頭にありません。その固定観念が、見えているはずのものを見えなくしていたようです。
タシギは、岸辺の枯れ枝や枯草の辺りにいます。ほとんど同じ色なので、タシギがいることを認識できないこともままあります。「あそこにいるよ」と指をさされても、見えない。動いていればわかるのですが、じっとしていることも多いので、気づかない。そのくせ歩くのは速いので、あっという間に藪に入ってしまいます。飛びからも鋭く、矢のように飛びます。
2羽のタシギが撮れたのは、怪我の功名といったところです。
あらっ、タシギさんではないですか ― 2022/11/24
いつもの黒目川。遠くで、川の中州から岸へ、何かが飛んだように見えました。カモより小さくて、スズメよりはるかに大きい。茶色っぽい羽に感じました。イソシギかはたまたタシギか。イソシギはもう少し下流へ行かないと見られないので、タシギかもしれません。
飛んだあたりをゆっくり見ました。私の場合は、タシギだと発見できない可能性が高い。枯れ枝とそっくりの色なので、友人に「あそこにいるでしょ」と教えられてもわからないことがしばしまです。肉眼では発見できなかったので、カメラにつけた望遠レンズを少しずつ移動させながら、探してみました。
ファインダーに、ちょっと動くものが見えました。よく見ると、私に背を向けたタシギがいました。顔が見えません。目をそらすとわからなくなるので、一点を凝視しながら、タシギが顔を見せてくれるのを待ちました。
11月にタシギを見るのは初めてです。私はいつも発見が遅れるので、1月末か2月の初旬に見るのがせいぜい。今季はやけに早いです。4月下旬、移動の途中で黒目川に立ち寄ったタシギを見たことがありますが、すぐに姿を消しました。
タシギは小さな群れをつくるといわれています。しかし、黒目川では群れることはありません。おそこに1羽、ここに1羽という感じです。一時的に3羽が近くにいたこともありますが、例外的な姿でした。
早めに発見したのはよかったのですが、かなり遠かったので、証拠写真でしかありません。私にとっては大事な証拠ですけれど…。
飛んだあたりをゆっくり見ました。私の場合は、タシギだと発見できない可能性が高い。枯れ枝とそっくりの色なので、友人に「あそこにいるでしょ」と教えられてもわからないことがしばしまです。肉眼では発見できなかったので、カメラにつけた望遠レンズを少しずつ移動させながら、探してみました。
ファインダーに、ちょっと動くものが見えました。よく見ると、私に背を向けたタシギがいました。顔が見えません。目をそらすとわからなくなるので、一点を凝視しながら、タシギが顔を見せてくれるのを待ちました。
11月にタシギを見るのは初めてです。私はいつも発見が遅れるので、1月末か2月の初旬に見るのがせいぜい。今季はやけに早いです。4月下旬、移動の途中で黒目川に立ち寄ったタシギを見たことがありますが、すぐに姿を消しました。
タシギは小さな群れをつくるといわれています。しかし、黒目川では群れることはありません。おそこに1羽、ここに1羽という感じです。一時的に3羽が近くにいたこともありますが、例外的な姿でした。
早めに発見したのはよかったのですが、かなり遠かったので、証拠写真でしかありません。私にとっては大事な証拠ですけれど…。
発見しにくいタシギ ― 2022/03/06
今季は、黒目川にたくさんいます。6羽ほど見ました。例年は1羽ないし2羽がいいところです。多くの場合、葦の茂みにいるので、ほとんど保護色。「あそこにいるよ」と指をさされても、見つけることができないこともあります。広間、太陽に当たって堂々と眠っていても、タシギがいることに気づかない場合が多いです。体長は26cm。ムクドリより2cm大きく、ヒヨドリより2cm小さいです。長い嘴を泥の中に差し込んで、ミミズなどを食べます。嘴がじゃまになって、イライラするようなことはないのかなあ…。
タシギは、旅鳥といわれ、秋と春の渡りの時期に立ち寄るようです。北の繁殖地と南の越冬地を往復しているわけですね。黒目川では、1月から3月半ばあたりに見ることができます。
タシギは、旅鳥といわれ、秋と春の渡りの時期に立ち寄るようです。北の繁殖地と南の越冬地を往復しているわけですね。黒目川では、1月から3月半ばあたりに見ることができます。
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