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4月下旬に紹介したアイガモのヒナたちが、すっかり大きくなっていました。5月12日の台風でできた中州の上で、足を投げ出して眠っていました。安心しきった様子です。落合川遊歩道を行く人たちが、「リラックスしすぎだよね」「8羽とも大きくなってよかったね」「カルガモなの?」「アイガモだと思うよ」などといいながら眺めていました。
ヒナたちの上を黒い影が横切りました。慌てて飛び起きたヒナたちは実を寄せ合って川に逃げました(3枚目の写真)。20mほど先にアオサギが舞い降りました。「寝ていても危険はわかるんだねえ」と、ひとしきり話題に。アオサギが近寄って来ないことを察したヒナたちは、再び中州に戻りました。羽ばたく練習をしたり、またまた眠ってしまったり。
8羽のヒナは、ちょっとした経緯で、カルガモが育てていました(「驚愕の子育て」参照)。しかし、この日は、親代わりのカルガモは見あたりませんでした。15mほど離れた場所でカルガモが眠っていましたが、親代わりに見えません。たまたまいなかったのか、子育てを放棄したのか、そこら辺まではわかりませんでした。
8羽が生まれたてのとき、黄色いヒナが1羽だけいました(「やんちゃ盛り」参照)。それが1枚目、2枚目、3枚目の写真に写っています。ずいぶん色が変わるものですね。他の7羽はカルガモのヒナにそっくりでしたが、わずかに生えた羽を見ればカルガモでないことがわかります。1羽も欠けずに大きくなってよかったです。
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4月26日 驚愕の子育て
5月3日 水草と鴨ヒナたち
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8羽が生まれたてのとき、黄色いヒナが1羽だけいました(「やんちゃ盛り」参照)。それが1枚目、2枚目、3枚目の写真に写っています。ずいぶん色が変わるものですね。他の7羽はカルガモのヒナにそっくりでしたが、わずかに生えた羽を見ればカルガモでないことがわかります。1羽も欠けずに大きくなってよかったです。
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水草と鴨ヒナたち ― 2015/05/03
驚愕の子育て ― 2015/04/26
昨日、「やんちゃ盛り」の題で、カモのヒナたちを紹介しました。きょうは、その続きです。
8羽のヒナのうち、7羽はカルガモのヒナそっくり。残る1羽は黄色いアイガモのような感じです。この組み合わせでヒナを産むのは、落合川では母親がアイガモで父親がマガモの可能性がもっとも高い。ところがどうでしょう。ヒナを連れているのはカルガモです。カルガモがアイガモと交雑してしまったのでしょうか。(1枚目の写真から3枚目)
不思議だなあ、と思いながらヒナの写真を撮っておりました。
ヒナたちの動きに合わせて上流への移動していくと、カメラを土手に向けている男性がいました。なにを撮っているのか。レンズの先をのぞき込むと、あらあらアイガモが卵を抱いているではありませんか。巣(A巣)には卵も見えます。(4枚目の写真)
この男性は、毎日この巣の写真を撮っているそうです。「そこにも巣があるでしょう」。彼が指さしたのは、アイガモから右へ1メートルほどしか離れていない別の巣(B巣)でした。(5枚目の写真)
「とんでもないことが起きたんですよ」と話が続きます。それは「親子入れ替わり」という驚愕の事実でした。
実は、カルガモが連れている8羽のヒナは、私の目の前で卵を抱いているアイガモの子だそうです。アイガモは、B巣でヒナをかえしたものの、A巣で卵を抱いていたカルガモにヒナを奪われてしまったのだそうです。仕方なくというか、健気にもというか、アイガモはいま、カルガモの卵を抱いている。
あんまりびっくりしたので、「そんなことがあるんですか?」と聞き返してしまいました。
カルガモの親は、愛おしそうにヒナを守っています。アイガモの親も、やさしく卵をあたためています。巣を離れるとき、アイガモは巣の上を草で覆っていくそうです。カラスなどにみつからないように。子を奪ったカルガモ。捨てられた卵を抱くアイガモ。孵ったカルガモのヒナは、アイガモを親として成長していくことでしょう。
8羽のヒナのうち、7羽はカルガモのヒナそっくり。残る1羽は黄色いアイガモのような感じです。この組み合わせでヒナを産むのは、落合川では母親がアイガモで父親がマガモの可能性がもっとも高い。ところがどうでしょう。ヒナを連れているのはカルガモです。カルガモがアイガモと交雑してしまったのでしょうか。(1枚目の写真から3枚目)
不思議だなあ、と思いながらヒナの写真を撮っておりました。
ヒナたちの動きに合わせて上流への移動していくと、カメラを土手に向けている男性がいました。なにを撮っているのか。レンズの先をのぞき込むと、あらあらアイガモが卵を抱いているではありませんか。巣(A巣)には卵も見えます。(4枚目の写真)
この男性は、毎日この巣の写真を撮っているそうです。「そこにも巣があるでしょう」。彼が指さしたのは、アイガモから右へ1メートルほどしか離れていない別の巣(B巣)でした。(5枚目の写真)
「とんでもないことが起きたんですよ」と話が続きます。それは「親子入れ替わり」という驚愕の事実でした。
実は、カルガモが連れている8羽のヒナは、私の目の前で卵を抱いているアイガモの子だそうです。アイガモは、B巣でヒナをかえしたものの、A巣で卵を抱いていたカルガモにヒナを奪われてしまったのだそうです。仕方なくというか、健気にもというか、アイガモはいま、カルガモの卵を抱いている。
あんまりびっくりしたので、「そんなことがあるんですか?」と聞き返してしまいました。
カルガモの親は、愛おしそうにヒナを守っています。アイガモの親も、やさしく卵をあたためています。巣を離れるとき、アイガモは巣の上を草で覆っていくそうです。カラスなどにみつからないように。子を奪ったカルガモ。捨てられた卵を抱くアイガモ。孵ったカルガモのヒナは、アイガモを親として成長していくことでしょう。
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