オナガがやってきた2024/12/07

 歩くのに疲れて休んでいたら、オナガの群れが川の対岸にやってきました。群れといっても小さなもので、20羽いるかいないかという程度。「ギューイ・ギューイ」という独特の鳴き声が聞こえてきます。
 オナガというのは、見ることができる場所がだいたい限られています。群れで移動するルートをしっかり持っているからではないかと推測しています。見ない場所では本当に見ません。私が休憩していた場所は、オナガの移動ルートにあり、たびたび見かけます。群れる鳥は、1羽が逃げ出すと一斉にいなくなってしまうので、下手に近寄れません。今回は対岸だったので、距離はありますが、写真を撮っていて逃げられることはありません。アップは撮れませんが、動いている姿を狙ってみました。
 オナガは東久留米市の鳥です。「オナガどうしは仲がよく、力を合わせて事に当たるという習性があり、市の鳥としてふさわしい」というのがその理由だそうです。
 オナガはスズメ目カラス科の鳥なので、カラスと親類筋です。1年を通して見ることができる留鳥です。体長は37cm。ハシブトガラスが57cm、ハシボソガラスが50cmですから、カラスより小さいです。オナガも減少しているといわれている鳥なので、心配しています。
 
オナガ

オナガ

オナガ

【写真展のお礼】
 バード・フォト・クラブの第14回写真展は、無事終了することができました。たくさんの方に来ていただき、ありがとうございました。
 このブログを見てくださっている方も来てくださいました。私は会場にいられる時間がほとんどなかったため、お会いできないままになってしまいました。申し訳ありません。写真展は今回が最終回でしたが、このブログはもう少し続けるつもりです。引き続きよろしくお願いいたします。

オナガ

西日に染まった2024/12/06

 ちょうど日没のころ、西からダイサギが飛んできました。私の頭上近くで円を描くようにカーブしました。そのとき、羽が赤く染まりました。嘴と羽が同じ色に。一瞬のできごとでした。カメラは構えておくものですね。
 
西日に染まったダイサギ

葦の穂にとまるカワセミ2024/12/05

 カワセミが足の穂にとまってくれました。この時期らしい雰囲気はあるのですが、他の葦に邪魔されて隙間から撮る感じに。カワセミの顔がちょっと動くと、目に光が入らなくなります。隙間を抜いてタイミングを合わせてシャッターを切ったのですが、狭苦しい写真になりました。
 
葦穂のカワセミ

葦穂のカワセミ

葦穂のカワセミ

朝霧に飛び立つコサギ2024/12/03

 日の出の太陽に暖められた川面から霧が立ち昇りました。魚をとっていたコサギが霧に向かって低く飛び立ちました。鳥は寒さを知りません。
 
朝霧に飛び立つコサギ

朝霧に飛び立つコサギ

初冬のカワセミ2024/12/03

 午前7時半近く、カワセミが岸辺の枝に止まってくれました。緑と茶色の葉っぱにこの季節らしさがあり、初冬の黒目川らしい雰囲気かなと思いながら撮りました。カワセミの赤い嘴がアクセント。
 
カワセミ

カワセミ

やっと見つけたバンの幼鳥2024/12/02

 今年も黒目川にバンの幼鳥が来てくれていました。9月から探し続け、やっと出合うことができました。岸辺にある葦の茂み。毎年、寒くなるとバンの幼鳥が1羽、来てくれます。今季も来てくれるかなあとほぼ毎日、ゆっくり見ることにしていました。しかし、ずっと見つからず。
 1週間ほど前、「あそこにバンが来てるいるよ」と教えられて、さらによく見るようにしていたのですが、空振りが続きました。そして、きょう、ようやく撮影することができました。
 バンは警戒心が強い鳥で、すぐに茂みに隠れてしまいます。この個体は、そのなかでもかなり警戒心が強い感じでした。音をたてず、動かず、静かに撮りました。
 バンは、ツル目クイナ科の鳥で、体長は32cm。漢字で「鷭」と書きます。だいたいハトくらいの大きさです。体の割に脚が大きいのが特徴です。沼地を歩くのに適しているのだと思います。大人のバンは、嘴の先端が黄色で、額にかけて嘴が真っ赤になります。写真のバンは、赤みが出てきた段階なので、幼鳥だとわかります。春には赤くなるでしょう。
 「バン」という名前の由来は定説がないようで、「田の番をする鳥」というところからこの名前がついたのではないか、という人もいます。かつては、黒目川でヒナをかえした個体がいました。
 
バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

お寺の紅葉2024/12/01

 東久留米は今が紅葉のピーク。色があふれています。真冬の前の彩りですね。 市内にある大円寺の紅葉を撮ってみました。夕方、逆光で撮るのがいいかなと思って、のんびり行ってきました。
 
大円寺の紅葉

大円寺の紅葉

大円寺の紅葉

緑の川面にヒドリガモ2024/11/30

 快晴の早朝、ほんの短時間しか出ない色に遭遇。運よくヒドリガモが来てくれたので撮ることができました。朝日を反射した土手の緑が川面を染めています。どんどん色が薄くなる。慌てて撮りました。しかし、目で見たほど美しくは撮れませんでした。日の出の位置は毎日移動するので、この角度から朝日が当たるのは、短期間。再び撮れるのは、たぶん1年後。
 
緑の川面にヒドリガモ

緑の川面にヒドリガモ

緑の川面にヒドリガモ