老けて見える幼鳥 ホシゴイ2024/03/05

 夕方、ホシゴイが日向ぼっこをしていました。小さな葦原の一角。周りも茶色、鳥も茶色。保護色みたいになっています。西日を受けたホシゴイは、気持ちよさそうにうとうと。目は半眼で、夢でも見ているのでしょうか。片足を懐にしまっているので、リラックスしています。たまに覚醒して、赤い目をぱっちりさせていました。
 ホシゴイは、ゴイサギの幼鳥です。お子様とまではいいませんが、若者です。それなのに、この姿。老人のように見えるのは私だけでしょうか。羽が生えかえれば素敵なゴイサギに変身するはずでなのですが…。
 
老けて見える幼鳥

老けて見える幼鳥

ホシゴイがやってきた2024/02/13

 黒目川で1年ぶりにホシゴイを見ました。多くの人が「最近は見ていなかった」といっているので、どこからか移動してきたようです。このホシゴイはゴイサギの幼鳥なのですが、やたらに老けて見えます。ゴイサギが年をとったらこうなる、といった方が説得力があるのではないか、と思ってしまいます。このホシゴイ、ゴイサギになるまで黒目川にいてくれるといいのですが。
 4枚目に、ゴイサギの成鳥を置きました。2年前に撮った写真です。こちらの方が若く見えます。
 
ホシゴイ

ホシゴイ

ホシゴイ

ゴイサギ

やっと見つけたゴイサギ2023/12/30

 ずっとゴイサギを探していました。1カ月ほど前、夜の黒目川を飛んでいく姿を見ているので、いることは確信していました。夜10時前、岸辺で魚をねらっている姿をやっと撮ることができました。感度6400、シャッタースピード1/5秒。遊歩道の手すりに腕を巻き付けて体を固定しながら撮りました。ゴイサギはぴたりと静止できるので、シャッタースピードが遅くても被写体ブレを起こさずに撮ることができます。
 ゴイサギは夜行性の鳥で、太陽が沈んだころに川へやってきて、太陽が顔を見せるころに塒へ戻っていきます。夏場、子育ての時期には昼間でも魚をとりに出てきますが、冬場は夜明けか夜にしか見ることができません。この次は、夜明けに撮りたいものです。
 
夜中のゴイサギ

夜中のゴイサギ

夜のゴイサギ2023/02/25

 2月も半ばを過ぎたことから、夜の黒目川でゴイサギを見るようになりました。最近やってきたのか、以前からいたのか、そのあたりは不明です。この鳥は、一定期間、同じ場所で見ることが多いので、見やすい場所に出てきてくれたのかなと思います。
 2月25日の夜は北風が強かったのですが、前日、前々日と続いて同じ場所にいました。証拠写真程度でいいから撮りたかったので、シャッターを切ってみました。とにかく暗いです。オートフォーカスではピントが合いません。手でピントを合わせてみますが、合っているのかいないのか。こういうときは数を撮るしかありません。
 ゴイサギは夜行性の鳥で、日の出とともに塒に帰ります。夜、「クワッ」と鳴きながら飛ぶので「夜烏」の異名を持ちます。
 日の出前の姿を撮るチャンスがあるかどうか。
 
夜のゴイサギ

夜のゴイサギ

夜のゴイサギ

春の雪に舞うダイサギ2022/03/22

 きょうは真冬の寒さです。朝から雨が降り、昼前からみぞれに。午後1時ごろには雪に変わりました。小型のカメラに短めのレンズを付けて黒目川に出てみました。手袋をしていても指がかじかんでしまい、カメラの電池も消耗が著しい。気温の変化が激しい時期とはいえ、このさむさはないでしょう、と思いながら写真を撮っていました。
 雪がいちん降ったころダイサギがいてくれたので、しばらく動きを見ていました。運よく飛んでくれたので、シャッターを切りました。
 夕方にはみぞれもやみ、雪はどんどん消えていきました。
 
春の雪に舞うダイサギ

春の雪に舞うダイサギ

春の雪に舞うダイサギ

やっと撮れた夜明けのゴイサギ2022/02/07

 今年の元日以来、早起きするたびにゴイサギを探しておりました。あれから1カ月余、やっと撮ることができました。2月7日午前6時56分でした。とくに動くでもなく、ただじっとしているだけの姿ですが、私としては撮れたことがうれしかったです。いろいろな角度から撮りましたが、赤い目がはっきりわかる写真は、数枚しかありませんでした。5分ほど撮ったところで、ゴイサギは塒に帰っていきました。
 冬の黒目川でゴイサギを見ないのは、画竜点睛くというものです。新年になってから、ゴイサギの幼鳥、ホシゴイ見ました。そのときは、成鳥もいてほしいと思いました。1月半ば、午後8時すぎに成長を発見。「やっと見つけたゴイサギどん」として拙ブログで紹介しました。
 それ以来、夜や早朝に飛び去る姿を何度か見ました。見るたびに撮りたくなるのが人情です。それが実現したので、まずはよかったです。次に撮るときは、動きのあるものにしたいのですが、動いてくれるかなあ…。
 
夜明けのゴイサギ

夜明けのゴイサギ

夜明けのゴイサギ

夜明けのゴイサギ

やっと見つけたゴイサギどん2022/01/18

 午後8時すぎ、黒目川遊歩道を歩いていました。最近は、仕事帰りも遊歩道を歩くことにしています。ゴイサギを発見したいから。そして今晩、ついに発見しました。
 ゴイサギは夜行性の鳥で、極端に表現すれば、日没とともに現れて日の出とともに去っていきます。朝は、ねぐらに帰ります。
 昨年11月から早朝と夜、歩けるときはいつもゴイサギを探していました。おかげで1月5日の早朝、ゴイサギの幼鳥、ホシゴイを発見しました。そして今晩、ゴイサギの成鳥に遭遇できました。予想通り、葦がたくさん生えている場所でした。ここなら身を隠すことができます。じっと動かずに魚がやってくるのを待つゴイサギは、川の真ん中で待ち続けることはありません。
 写真を撮るといっても、街路灯があるだけで、かなり暗いです。ゴイサギは、街路灯の明かりが当たらないところにいます。カメラの感度を上げて、橋の手すりに腕を巻き付けて静かにシャッターを切りました。ということで、きれいな写真ではありません。動かない鳥だから撮れたようなものです。
 ゴイサギは、コウノトリ目サギ科の鳥で、体長は57cm。ハシブトガラスとほぼ同じです。でも、ふだんは首を短くしているので、もっと小さく見えます。首を伸ばすと案外長い。留鳥です。東北地方以北では夏鳥だそうです。
 次は、早朝に撮りたいものです。夏、子育ての時期は昼間でも魚をとりに出てくることがあります。
 
ゴイサギ

ゴイサギ

ついにホシゴイを確認2022/01/05

 やっと撮れました。午前6時半、まだ暗い黒目川で、ホシゴイを発見。一度は姿を見失ったものの、ちょっと離れたところにたたずんでいました。ホシゴイ、ゴイサギの幼鳥です。最近、黒目川にやってきたのだと思われます。
 昨年12月末の夜、ゴイサギらしい鳥が飛んだのを見ました。早起きしたときは必ず、ゴイサギを確認できないものかと、川の中をじろじろ見ながら歩きました。1月4日の早朝、アオサギを撮っていたら、目の前をゴイサギらしい鳥が横切りました。低い位置で飛んでいたので、遠くにはいかないはず。後姿を追いながら、橋の下に舞い降りたことを確認。足早に近づいて姿を探しました。いません。移動したのか。わずかに残った小さな葦原をゆっくり見渡して、見つけました。
 年末に見たゴイサギらしい鳥が、このホシゴイかどうかはわかりません。もっと色が白く見えました。もしかすると、成鳥が別にいるかもしれません。いてくれたらありがたいのですが…。
 
ホシゴイ

ホシゴイ