朝霧立つ 今季初撮り2023/11/18

 11月18日、黒目川に朝霧が立ちました。今季初撮りです。前日の17日は大量の雨が降りました。夕方から夜にかけて晴れ上がり、気温も低めだったので、うっすらと夜霧を見ることができました。18日の早朝は期待できるのではないかと思い早起きをして黒目川に出ました。やっぱり霧が立っていました。例年より1週間ほど早い撮影になりました。
 夜が明けることは東の空に雲がかかっていたため、日差しがありませんでした。太陽が顔を出したことに一気に晴れ上がり、日差しで霧が赤く染まりました。写真に写っているカモはヒドリガモとカルガモです。
 
朝霧とカモ

朝霧とカモ

うっすらと夜霧立つ黒目川2023/11/17

 今晩、11月17日夜、東京・東久留米市を流れる黒目川に、うっすらと夜霧が立ちました。今季、川霧を初めて見ました。朝から雨が降り、夜になって一気に晴れ上がったって放射冷却が起きたためだと思われます。気温自体はまだ高めなので、もくもくと霧が出るほどにはなりません。18日の朝、さらに気温が下がって晴れ上がれば、朝霧を見ることができそうです。起きられるかなあ…。
 さて、この時期になると、サギたちが桜並木を塒(ねぐら)にしはじめます。10月半ばからコサギが夜を開けすようになり、だんだん数が増えています。11月17日は、コサギ8羽、ダイサギ2羽、アオサギ1羽でした。4枚目の写真がそれです。対岸にある高校のグラウンドにライトがともっていたので、なんとか撮れました。
 
うっすらと夜霧立つ黒目川

うっすらと夜霧立つ黒目川

うっすらと夜霧立つ黒目川

サギの塒

冬の華2023/02/15

 黒目川の霧が葉っぱに降って凍ると、葉っぱは華(花)に変身します。寒い早朝に霧が出なければ見ることはできません。今季は1月初旬に一度しか見ることができませんでした。2月も半ばをすぎたので、もう見ることはないでしょう。来季に期待。
 
冬の華

冬の華

冬の華

冬の華

冬の華

朝霧に飛び立つダイサギ2023/02/09

 朝霧が立ち込める中をダイサギが飛び立ちました。霧はうまく撮れません。露出は難しいし、ピントは合いにくし…。これでも、自分としては良く撮れた方です。
 
朝霧に飛び立つダイサギ

朝霧に飛び立つダイサギ

朝霧をめでるカワセミ2023/02/05

 昨年12月半ばに撮った写真です。黒目川に霧がたちこめた朝、川面に近い枝にカワセミが止まっていました。ここにとまるのは珍しく、川霧と一緒に撮ることができました。カワセミが朝霧をめでているように見えます。
 霧を出すには逆光の方が楽なのですが、このときは朝日を正面から浴びています。露出をオーバーめにして撮ってみたのですが、色が浅くなってしまいました。
 
朝霧とカワセミ

朝霧とカワセミ

朝霧に立つアオサギ2023/02/04

 この日の朝霧は深かったです。朝日が川面を照らすと、霧がわきあがりました。アオサギが立ち続けています。アオサギの周辺だけ霧が薄くなってほしかったのですが、思うようにはなりません。
 3枚目は、霧が薄くなったときに飛んでくれたヒドリガモたちです。
 黒目川の朝霧は、11月末から12月半ばあたりがピークです。この写真も昨年12月半ばに撮りました。晩秋から初冬の風景といっていいかもしれません。川の水温がそれなりに高く、湿度もまだり、大気は4度以下、風がない、といった条件だと霧が出てくれます。前夜に雨が降り、一気に晴れて放射冷却がすすむんだときは、もうもうと霧が立ち込めます。真冬になると、ドラマチックな霧はでないようで、川面を這うような霧になっていきます。
 年とともに、朝霧の規模が小さくなっているような気がしています。見慣れた風景になっているためにそう感じるのかどうか。
 
朝霧に立つアオサギ

朝霧に立つアオサギ

朝霧に立つアオサギ

朝霧につつまれたアオサギ2022/12/19

 夜明けの黒目川はドラマティックです。川霧が立ち込め、鳥たちがかすんで見えます。霧が深い方が感じが出るのですが、肝心の鳥が見えなくなる。霧が浅ければ、鳥は写っても霧がうまく写らない。あちらを立てればこちらが立たず。
 朝霧が立ち込める中にアオサギが立っていました。霧の規模を表現したくて、あえて遠くから風景のように撮ってみました。川面に朝日が当たっているところがオレンジに光っています。この色を生かすと、霧の雰囲気が消えてしまいます。霧を出そうとするとオレンジは飛んでしまいます。その中間をとったのが1枚目の写真。霧を主体にしてオレンジの川面は飛ばしてしまったのが2枚目。風景は難しい。
 
朝霧に包まれたアオサギ

朝霧に包まれたアオサギ

朝霧にかすむヒドリガモ2022/11/30

 黒目川に朝霧が立つようになりました。11月下旬から12月半ばあたりがいちばんドラマチックです。といっても、毎日朝霧が立つわけではありません。気温、湿度、風の有無などいくつかの条件が重なることが必要です。
 写真は11月24日の早朝、6時50分ごろです。太陽が昇る前は大した霧ではなかったのですが、太陽が顔を出し、水面があたためられたとたん、一気に噴きあがりました。その後15分くらいは霧が立っていましたが、一気に消えてなくなりました。短時間のドラマです。雰囲気はいいのですが、その良さを撮るのはなかなか難しい。広く撮ると散漫になるし、狭く撮ると世界が縮まるし。毎年、悩みながら撮っています。
 
朝霧にかすむヒドリガモ

朝霧にかすむヒドリガモ

朝霧にかすむヒドリガモ