またいたハチジョウツグミ2011/03/02

 ハチジョウツグミらしい鳥に再び出合いました(写真上)。なんとなく畑を見たらツグミがいるので、写真を撮りました。撮りながら、いつものツグミらしくない感じがしました。ツグミのお腹は黒と白のまだらです(写真下)。きょうのツグミのお腹は、オレンジ色のまだらです。それはハチジョウツグミだったはずだ。
 1月半ばから後半にかけて、黒目川の近くにハチジョウツグミがいました。ところが2月に入って、姿を消してしまいました。そのとき見たツグミ(写真中)と、きょうのツグミがそっくりです。
 「写真上」と「写真中」とを比べると、同じ個体ではないことがわかります。「写真上」は目の上の白い線がはっきりしていて長く、喉の下も白いです。ハチジョウツグミは交雑種があるとかで、ちゃんと調べないとわからないかもしれません。図鑑を見ると、亜種ツグミ、亜種ハチジョウツグミなどの解説が載っていて、頭がこんがらがってしまいました。きょうのところは、ハチジョウツグミの違う個体に出合った、ということにしておきます。

ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミ2011/01/30

 ちょっと前まで鳥撮り仲間の話題になっていたのが、ハチジョウツグミです。柿の木の周辺に群れていたツグミに混じって、1羽だけ存在感を示していました。姿が見えなくなったので、どこかに移動したようです。東久留米では珍しい鳥だと思います。
 ツグミとの違いは、お腹の模様です。ツグミは黒褐色の斑点がありますが、ハチジョウツグミは茶色というか栗色といか、そんな斑点があります。ツグミの亜種といわれています。亜種がどういう意味なのかまでは知りません。親類筋であることは間違いないでしょう。
 ツグミがシベリヤ北部で繁殖するのに対して、ハチジョウツグミはシベリア中部で繁殖するそうです。日本に渡来する数はツグミよりはるかに少ないといわれています。
 いかにも八丈島にいる鳥のような名前ですが、八丈島に住んでいるわけではありません。黄八丈で有名な八丈紬と間違えそうです。江戸時代から「はちじょうつぐみ」「琉球つぐみ」とよばれていたとか。なんでこんな名前をつかられたんでしょうか。八丈島や沖縄とどういう関係があるんでしょうか。
 写真は上から2枚がハチジョウツグミです。下の写真はツグミです。比較のために置いておきます。ハチジョウツグミはいかにもメタボに写っていますが、すべてがこんな体型ではないと思います。残念ながら鳴き声を聞けませんでした。

ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミ

ツグミ