ツミのいない初夏2014/05/23

 今年は、さびしい初夏になりました。カモたちの出産ブームだった昨年とはうってかわって、まだヒナたちを見ていません。6~7年連続して子育てをしたツミ(小型の鷹)も、姿を見せてくれませんでした。2度、ツミの鳴き声を聞きましたが、それ以外は手がかりなし。毎年来ていた親が寿命で死んでしまったのか。カラスの集団に襲われた昨年の経験から営巣場所を変えてしまったのか。今となっては、もう来てくれないだろうと思います。なので、昨年の思い出を4枚。1枚目と2枚目の写真はメスです。3枚目、4枚目はオスです。
 
ツミ

ツミ

ツミ

ツミ

思い出のツミ2013/09/06

 ツミ(小型の鷹)の姿が見えなくなると、ちょっぴり寂しい気分です。4月から8月まで楽しませてくれたことに感謝。来年もまた来てほしい、の願いをこめて今年最後のツミをアップします。
 真冬の2月早朝、ツミが姿を現すことがあります。夏の終わりに去っていったとしても、比較的近い場所で生活している可能性があります。なので、来年の冬も期待できるかな?
 ツミのオスとメスの違いを紹介しておきましょう。黄色い目がメスで、赤い目がオスです。体はメスのほうが大きく、顔も精悍です。メスの胸には横縞がはっきり見えますが、オスにはありません。全体としてオスはやさしい印象です。子育て時期はオスがせっせとエサを運んで、メスとヒナを支えます。オスがもたもたしていると、メスがみずからエサをとりに出掛けて、ヒナに与えることもあります。
 
思い出のツミ

思い出のツミ

思い出のツミ

思い出のツミ

思い出のツミ

ツミは旅立っていた2013/09/05

 この夏、市内で営巣したツミ(小型の鷹)の番(つがい)は、3羽の子をもうけ、旅立っていきました。お盆からずっとツミを見に行くことができず、9月に入ってやっと行けました。しかし、ツミ一家の姿はありませんでした。山に行ったのでしょうか。東南アジアまで渡って行ったのでしょか。来年もまた姿を見せてほしいなあ。
 写真は、8月13日、日が落ちる直前に撮った若鳥です。メスかもしれません。
 
ツミの若鳥

ツミの若鳥

ツミの若鳥

アブラゼミを食べるツミの若2013/08/17

 ツミ(小型の鷹)の若鳥たちは狩の勉強を続けています。それでもまだ小鳥をつかまえるまでには熟達していません。手近なアブラゼミをくわえてきては、食べています。この程度で栄養が足りるはずはないので、オス親からもらう獲物がまだ必要です。親が獲物をもってきたときは大騒ぎ。若鳥たちが追いかけ回します。
 若鳥たちから初心者マークが消えたとき、ツミたちは独り立ちしてこの場を去っていくことでしょう。
 
アブラゼミを食べるツミ

アブラゼミを食べるツミ

アブラゼミを食べるツミ

アブラゼミを食べるツミ

立派になったツミの若2013/08/12

 7月半ばに生まれたツミの子どもたち3羽。今では立派な青年になりました。まだ純真無垢な顔をしています。
 子どもたちの生活圏がどこまで広がっているのかわかりませんが、いまのところ自分が育った林に帰ってきます。かわいい声で鳴きながら、3羽が追いかけっこをしているときもあります。しかし、3羽が隣り合うことはありません。オス親が周辺にいるようですが、メス親の姿を見かけなくなりました。たまたま見ていないのか、旅だってしまったのか。
 
立派になったツミの若

立派になったツミの若

立派になったツミの若

立派になったツミの若

伸びをするツミの若さま2013/08/06

 巣立ったツミ(小型の鷹)が、巣の周辺で生活しています。そろそろ猟を覚えなければ自立できません。体はすっかり大きくなって、猛禽らしい面構えです。3羽のうちの長兄(雄か雌かは不明)がえだにとまって、リラックスモード。そのうちに伸びを始めました。羽が美しく広がったのでシャッターを切りました。
 
伸びをするツミの若

伸びをするツミの若

伸びをするツミの若

気持ちよさそうなツミの顔2013/08/04

 新緑の5月に撮った写真です。ツミ(小型の鷹)の番(つがい)が営巣する場所を探していたころ。オスがすっかりリラックスして、顔をかいかいしていました。黄色の目をもつメスは眼光鋭くいかにも猛禽ですが、オスは赤い目でおとなしそうな顔をしています。そのオスの気持ちよさそうな顔をご覧あれ。
 
気持ちよさそうなツミの顔

気持ちよさそうなツミの顔

気持ちよさそうなツミの顔

巣立ったツミのヒナ2013/08/03

 何日かぶりにツミ(小型の鷹)の巣に行ってみると、ヒナたちは巣立ちをすませていました。巣の周辺を飛び回っています。完全に巣立ったといえるのは2羽で、残りの1羽はまだ巣にいました。
 それにしても巣立つが早い。8月10前後と予想していたのは間違いでした。ツミの写真を撮り続けている人に聞くと、親鳥が空中でヒナに餌を渡すそうです。そのシーンを撮ってみたくなります。
 巣立った3羽を見ていると、ヒナではなくて若鳥の風貌です。広げた羽の美しいこと。元気に大きくなって、来年も楽しませてもらいたい。
 
巣立ったツミのヒナ

巣立ったツミのヒナ

巣立ったツミのヒナ

巣立ったツミのヒナ