初撮り ベニマシコ2014/12/22

 短時間、埼玉県に行って来ました。運がよければベニマシコが撮れるかもしれない、というので仲間たちと。しかし、待てど暮らせど姿を見せず。「こりゃあ、ダメだな」「場所を変えようか」といっていたところに飛んできました。藪にもぐっています。いつ出てきてもいいように、一脚でカメラを構えたまま。出た!と思ったら、あっという間に飛び去りました。あらら~と思っているところに、もう1羽が出てきました。これも合ったいう間にいなくなりました。
 それでも何枚かは撮れました。ベニマシコを撮るのは初めてだったので、とりあえず、よかったかなと思います。距離があったので、風景のなかに鳥を入れました。
 ベニマシコはスズメ目アトリ科の鳥で、体長は15cm。スズメより1cm大きいだけです。漂鳥だそうです。主に北海道で繁殖して、冬になると本州にやってくるとか。
 
ベニマシコ

ベニマシコ

ベニマシコ

まだいてくれたクロジ2013/04/29

 埼玉県で撮った写真です。まだクロジが見られる、というので出現を待ちました。あら本当だ。ちょうど野鳥観察会の人たちが通りかかったので、ガイドをしている男性に聞いてみたところ、「いまが移動中なので、その途中に寄ったのかもしれませんよ」といっていました。時期としては移動中なので、そうもいえそうですが、この個体はずっとここにいるようです。渡り鳥ではないので、移動中といっても、山に帰るという意味です。
 今年の冬は、東久留米でも見ることができました。そのクロジの姿はもうありません。
 
クロジ

クロジ

クロジ

枯れ枝とシジュウカラ2012/10/22

 前回の続きです。さいたま市の秋ケ瀬公園で唯一撮れた鳥の写真が、シジュウカラでした。のびのび飛んで、枯れ枝にとまったところ。小さい鳥はちょこまか動くので、困ります。
 シジュウカラは目の周りが黒いので、目に光が入らないと目がないように見えてしまいます。望遠レンズを通しても、目に光が入っているのかどうか、さっぱりわからず。これは困った。こういうときは、たぶん入っているだろうという角度でシャッターを切るしかありません。あてずっぽうの写真になりました。
 
シジュウカラ

シジュウカラ

公園の秋 Optioスナップ0132012/10/21

 久しぶりに野鳥を撮ろうと、さいたま市にある秋ケ瀬公園まで短時間、行ってみました。カメラマンが集まっているところは避けて、静かなところで待っていたのですが、たいした写真は撮れませんでした。鳥は、短時間では無理ですね。
 野鳥を待っている間、8000円で買ったコンパクトカメラ、PENTAXのOptioVS20で辺りを撮って遊んでおりました。
 
公園の秋

公園の秋

公園の秋

トノサマバッタ2011/07/12

 またまた埼玉県の荒川土手で撮った写真です。草地にたくさんトノサマバッタがいました。歩いていると、パタパタパタと飛び去ります。それにしても、トノサマバッタを見たのは何年ぶりかです。10年前、いやいや15年前…。とにかく、久しぶりにお遭いしました。東久留米にも、どこかにいるとは思うのですが、見たことがありません。
 そのトノサマバッタの写真をどうやって撮ろうか。近づけば逃げてしまうし、近づかないと撮れないし。気のいい奴がいないものか、と歩き回ってみました。みんな遠くに逃げていきます。目を離すと場所がわからなくなるので、降りた場所を見つめて歩きます。いたいた、逃げるなよ。ゆっくり行けば2メートルくらいまでなら逃げません。しかし、それでは写真が撮れません。一歩踏み込むと、また逃げていきます。
 そうこうしているうちに、足元から飛び上がったものの、すぐ近くに舞い降りたのがいました。いかにも重そうに飛んだので、ゆっくり覗き込みました。2匹が重なっています。これじゃあ飛べません。さらにゆっくり近づきました。バッタはじっとしています。交尾中なのでしょうか。
 まず1枚、撮っていかなければなりません。オートフォーカスではないので、ピンは大雑把に合わせてシャッターを切りました。次は下になっているバッタの目にピントを合わせて撮りました。レンズの絞りが開放に近かったため、上に乗っているバッタの目はピンボケです。絞り込んで撮ろうと思ってカメラを動かしたとたん、2匹は離れ離れになって飛び去りました。
 カメラをちょっといじっただけでバッタと私との均衡が崩れてしまったようです。鳥に近寄って写真を撮っているときにも、微妙なバランスを崩してしまったために逃げられた経験がたくさんあります。欲を出すとろくなことがありません。
 話は変わりますが、トノサマバッタの顔を見ると、東海道本線を思い出してしまいます。先頭車両を正面から見ると、トノサマバッタの顔に見えるんです。今走っている東海道線の車両ではありません。かなり前に走っていた113系、115系、153系、165系あたりでしょうか。鉄道には詳しくないので、大雑把です。

 
トノサマバッタ

フタモンアシナガバチ2011/07/12

 これも埼玉県の荒川土手で撮った写真です。草に巣をつくっていました。攻撃的なハチなのか、おとなしいハチなのか、よくわからなかったので、遠くから見ていました。すると、1匹のハチがはねをぶるぶる震わせています。暑いのにせっせとやっています。もしかすると、巣の中に風を送っているのかもしれません。だとすれば、ご苦労なことです。望遠レンズをマクロレンズにかえて、数回シャッターを切って遠のきました。
 見た感じでは、あまり攻撃的ではなさそうです。刺激しないようにもう一度近づいて、また数枚撮りました。ビビッていたからでしょうか、ほとんどブレてしまいました。
 写真を見ながら、手持ちの図鑑やネットで調べてみると、フタモンアシナガバチのようです。お腹の2番目の黄色い線が2つに分かれています。これを2つの紋に見立てているようです。攻撃性はあまり強くないそうですが、巣を刺激したりすると攻撃されるので、気をつけるにこしたことはありません。
 
フタモンアシナガバチ

ラジコン飛行機2011/07/11

 この写真も、埼玉県荒川土手から撮ったラジコン飛行機です。暑い盛りでしたが、空を眺めるのもわるくありません。
 青空を背景に飛行機を撮ってみましたが、なんとも殺風景(写真下)。雲にかかるところを飛んでくれるのを待って、シャッターを切りました。とはいえ、雲ももう一つでした。もっと勢いのある入道雲が出ていたなら、面白かったのですが…。
 
ラジコン飛行機

ラジコン飛行機

ラジコン飛行機

青空に飛ぶヒバリ2011/07/10

 埼玉県の荒川土手。用事があって近くまでいったついでに寄ってみました。茂みの中から茶色い鳥が飛び出しました。突然だったのでびっくり。スズメより大きいので、なんだろうと思っていると、空の上でチュルリ、ピチュリと鳴きながら飛んでいます。ホバリングのような飛び方で、実によく鳴きます。ヒバリです。
 留鳥か漂鳥なので、四季を通じて日本にいます。といっても、東久留米ではまったく見ません。農耕地や広い川原がないからでしょう。
 ヒバリは万葉集にも出てくる鳥で、「うらうらに照れる春日に雲雀(ひばり)あがり情(こころ)悲しも独しおもへば」などがあります。「雲雀(ひばり)あがり」というのが、この写真にぴったりのイメージ。ただし春ではなく、真夏の空ですが…。 
 
青空に飛ぶヒバリ