葦に隠れるカワセミ2023/12/01

 早朝、カワセミが葦の茂みで休んでいました。土手の際なので、ちょっとばかり気づきにくい場所。たまたま見つけました。朝日が葉を照らし、その向こうの水面には霧が立っています。どこまでカワセミの色が出るか難しかったのですが、なんとか撮ってみました。早朝の散歩は、昼間では撮れないものが撮れるので、眠くて寒いけれど楽しみです。

葦に隠れるカワセミ
 
葦に隠れるカワセミ

すぐに飛び去るダイサギ2023/12/02

 どんより曇った日中、黒目川にダイサギがいたのでレンズを向けました。とたんにそわそわしだして、飛んで行ってしまいました。そのくせ、近くに舞い降ります。また行って、レンズを向けると、また飛び去ります。そんなことを4回ほど繰り返してしまいました。このダイサギは、特に相性が悪いわけでなないのですが、この日は虫の居所がわるかったのかもしれません。この次は、仲良くしてね。
 
飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

霧の中のコサギ2023/12/03

 早朝、黒目川にうっすらと霧が立ちました。筆耕に照らされてオレンジに光った中にコサギが1羽、いてくれました。こちらが頭で描くような角度からは撮れないもので、毎回苦労します。
 
霧の中のコサギ

霧の中のコサギ

霧の中のコサギ

バシャ―ンと水をはじいたカルガモ2023/12/04

 ヒドリガモの群れを撮っていたら、前方からカルガモが飛んできました。急降下してきます。慌ててレンズを向けたときは、着水する寸前。ピントが合っているのかどうかもわからないままシャッターを切りました。カルガモは派手に水をはじいてくれました。撮った写真を見ると、露出はアンダーでピントも甘い。でも、面白いから載せてしまいます。
 
舞い降りたカルガモ

舞い降りたカルガモ

舞い降りたカルガモ

舞い降りたカルガモ

ピンクの舞台に立つダイサギ2023/12/05

 きょうは、どんより曇った一日でした。用事があって落合川の近くまで行ったので、寄ってみました。上流部になりますが、護岸がピンクの花で覆われていました。ヒメツルソバが群生しているのだと思います。曇りだったのが幸いして、色がよく出ていました。晴れていたら、くすんで見えていたはずです。
 運よくダイサギがいてくれたので、護岸につかづくのを待ちました。飛び去られたらおしまいですから、祈るような感じ。ダイサギに気持ちが通じたようです。
 
ピンクの舞台

ピンクの舞台

ピンクの舞台

黒目川 再び油が漏出2023/12/06

 きょう12月6日、東京都東久留米市を流れる黒目川に油が漏出しました。今年は、6月23日につづいて2度目です。ここ10年ほど油の漏出はなかったはずなのに、1年に2度も漏出するのはちょっと異常です。
 午後3時半すぎ、鳥の写真を撮る知人から、「また油が流れ出たよ」という話を聞いて、びっくり。「1時間くらい前だと思う」ということなので、慌てて現場に行ってみました。現場に近づくにつれ、オイルのに臭いがしてきます。しかし、川面に油が浮いているようには見えません。3時45分ごろに現場に到着。しっかり油が浮いていました。オイルの臭いも強い。
 現場は、幸橋と曲橋の間。暗渠になっている楊柳川(ようりゅうがわ)が黒目川に合流する地点です。その暗渠から油が流れ出ていました。東久留米市立図書館のホームページの記述によれば、楊柳川は、八幡町2丁目あたりを水源とする全域暗渠の川です。小平市に流れている小川用水の末流が楊柳川につながっているため、小平排水溝ともよばれていたそうです。江戸時代は、鷹狩のための尾張家の宿泊施設があり、「楊柳沢御殿」と呼ばれていたとか。
 川の中は東京都の管轄なので、東京都北多摩北部建設事務所に連絡。地元の東久留米市環境課にも連絡しました。市の関係者が来てくれて、対策を練っていました。
 漏出した油の量や種類はわかりません。ガソリンではない感じでした。車のオイルのような臭いでした。
 ここが汚染されるというのは、かなり深刻です。渡り鳥のヒドリガモの休息地です。いま20羽を超えるヒドリガモがいますが、上流に避難していました。カワセミやサギたちの餌とり場でもあります。大きなコイやオイカワの稚魚などもたくさんいます。油を見ながら、「そういえば、コイの姿が見えないわねえ」と近所の人たちが話していました。湧水点もあります。

 6月23日には廃油が流れ出ました。今回の現場よりずっと上流にある降馬橋付近の雨水溝から流れ出ました。廃油を入れていたドラム缶を事業者が外に置いていたため、雨が流れ込んで漏出したとされています。今回よりはるかに多い量が出たはずです。オイルフェンスを張るなどしました。
 このとき、東京都も東久留米市も、事実関係をホームページなどで公表しませんでした。問題を内々に処理するのではなく、市民に事実と対応を伝えながら、こうしたことのないように注意を喚起する必要があるのではないか。

 写真の1枚目、2枚目、3枚目は、油が流出した現場です。4枚目は、油が流出する3時間ほど前に撮った写真です。ヒドリガモがのんびりくつろぐ場所が汚染されました。
 
油が流出

油が流出

油が流出

油が流出

初冬の寺 浄牧院@東久留米2023/12/07

 真冬を控え、お寺の木々が最後の輝きを見せています。東久留米市にある浄牧院の色と光を撮ってみました。文字で説明するより写真を見ていただいた方が早いかなと思います。
 
初冬の浄牧院

初冬の浄牧院

初冬の浄牧院

初冬の浄牧院

初冬の浄牧院

大口開けるカワセミ2023/12/08

 土手の切り株にとまっていたカワセミが、口を大きく開けました。この格好はあれしかありません。ペレットを吐く出す気です。餌の消化できない部分を丸めて吐き出したものをペレットといいます。一瞬のうちに吐き出すので、ペレットを写し込むのは案外むずかしいです。タイミングを見計らってシャッターを切ったら、ペレットも写すことができました(3枚目の写真)。ラッキーでした。
 
ペレットを吐き出すカワセミ

ペレットを吐き出すカワセミ

ペレットを吐き出すカワセミ