カモさんのぶるぶる2015/02/01

 カルガモが川の真ん中で休んでいました。ちょうど水の流れが変わる場所で、背景がブルーに輝いています。レンズを向けると、ぶるぶるをしそうな雰囲気です。体をいくぶん前に倒し、お尻あたりの羽が動き始めました。振動は一気に頭まで伝わりました。
 ぶるぶるとしては小規模だったので、劇的に頭が左右に動いているわけではありません。とはいえ、久しぶりのぶるぶる撮影でした。カルガモは立ち去りました。
 
カルガモ

カルガモ

カルガモ

カルガモ

カワウが歩いてもなあ…2015/02/02

 「川のギャング」と呼ばれ、水中を弾丸のように移動して魚を食い尽くすカワウ。ところが、陸に上がると何とも頼りなげです。
 優雅に泳いでいたカワウが、浅瀬に突き当たりました。飛ぶだろうと思ったら、浅瀬を歩き出しました。人間のように足を互い違いに出しますが、大きな水掻きがじゃまなのか、よちよち歩きです。目がグリーンなので、変な生き物に見えてしまいます。喉をたたいて、「わ・れ・わ・れ・は・う・ちゅ・う・じ・ん・だ」といっても納得できます。
 
歩くカワウ

歩くカワウ

歩くカワウ

歩くカワウ

歩くカワウ

スカートは飾り羽2015/02/02

 黒目川でダイサギが羽を繕っていました。ダイサギがちょっと向きを変えるだけで日向になったり日陰になったりで、私にはかなり難しい光の差し方でした。なので写真を撮るのを躊躇していました。それでもしばらく見ていると、飾り羽が目立つようになりました。これは撮らねばなりません。ダイサギがレースのスカートをはいているような感じです。
 
ダイサギの飾り羽

ダイサギの飾り羽

ダイサギの飾り羽

ダイサギの飾り羽

ダイサギの飾り羽

嘴さらに赤く2015/02/03

 黒目川にいるバンの幼鳥は、嘴(くちばし)がますます赤くなっています。葦が絡まるごちゃごちゃした場所をねぐらにしていて、きれいに撮れません。昨年10月初めに確認されてから4カ月。いつまでいてくれるかわからないので、記録としてアップしておきます。
 黒目川遊歩道を歩いている人にはすっかりおなじみで、いろんな人が「きょうもいるよ!」と教えてくれます。ありがたい。
 先日、ダイサギの写真を撮っていたら、私とほぼ同年輩の男性が声をかけてきました。「あなたは鳥に詳しそうですね」と聞かれたので、「黒目川にいる鳥ならなんとか」と答えました。「そう、じゃあ、これわかるかな」といってカメラを取り出し、写真を表示しました。「これなんだけどさあ。わかるかなあ」「それは、バンの子どもです」「バン?」「バンという鳥の幼鳥なんです」「珍しい鳥なんでしょ」「バン自体は珍しい鳥ではありませんが、黒目川にいることは珍しいですね」「そうなんですか」
 こんな調子で会話が進み、私はダイサギが飛び去るのを目で追うことしかできませんでした。でも、よかったと思っています。鳥好きが多いようです。
 
バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

雪に耐える2015/02/04

 「雪の渡り鳥」は三波春男。写真は「雪のムクドリ」。両者はまったく関係ありません。三波が歌ったのは渡世人「鯉名の銀平」で、ムクドリは渡り鳥ではなく留鳥です。
 1月30日の朝に撮りました。桑の木にしがみつくようにとまっていたムクドリたち。黒目川を背景にできたので、シャッターを切りました。2枚目は人を入れてみました。3枚目は西武線と車を入れました。その西武線は偶然にも京王線仕様になっているようです
 
雪のムクドリ

雪のムクドリ

雪のムクドリ

雪のムクドリ

雪のムクドリ

紅梅咲く2015/02/04

 東久留米市に隣接する清瀬市に、早咲きの梅の木があります。いまならきっと咲いているだろう。枝いっぱいにピンクの花が咲いているはずです。期待を込めて行ってみました。
 現場について遠くから眺めると、ピンクが見えません。まだ咲いていないのか。そんなばかな! がっかりしながら木に近づいてみると、ほんの少しだけピンクの花がありました。さびしい限りです。剪定されて枝が減り、今年は花を見る状態ではなかったことがわかりました。でも、写真は撮りました。
 
紅梅咲く

紅梅咲く

コサギ天国2015/02/05

 黒目川のコサギは、20羽ほどが群れています。いまの時期で30羽までいかないので、今季はこれ以上増えそうにありません。
 太陽があまねく川を照らし、魚の群が上流から下ってくると、コサギたちがいっせいに漁を開始します。空中から襲いかかる姿が見物です。もっともコサギらしい振る舞いではないかと思います。1枚目の写真のように、コサギ同士がニアミスを起こすこともあります。
 
舞うコサギ

舞うコサギ

舞うコサギ

舞うコサギ

舞うコサギ

葦原のカワセミ2015/02/05

 東久留米市に隣接する清瀬市に、小さな池があります。ひなたぼっこを兼ねて歩いていると、チチチチチッとかすかな鳴き声が左方向から聞こえてきました。カワセミがいるようです。目をやると、ちょっとした葦原があります。その中にいるに違いない。
 池の縁に沿って近づくと、茶色の世界に青い物が見えます。望遠レンズでのぞいてみると、メスです。お腹を枝につけているので、休憩モードです。カワセミの背後からシャッターを切りました。前から撮れる場所はないか。ゆっくり池をまわりました。しかし、前から撮れるポジションはありませんでした。
 
葦原のカワセミ

葦原のカワセミ

葦原のカワセミ