黒目川 またまた油が流れ出る2024/02/19

 今日はかなり気が重い。2月19日午後1時すぎ、黒目川に油が浮いているのを発見しました。幸町1丁目辺りでしょうか、幸橋下流・曲橋上流の右岸、楊柳川の暗渠出口(黒目川に合流するところ)から油が流れ出ていました。そのちょっと下流の澱みでは、浮いた油の下をコイたちが泳いでいました。

 油の量がどのくらいなのかはわかりませんが、黒目川では8カ月間に3回、油が流出しています。2回続けて同じ場所から。
 今回の2月19日、楊柳川出口(黒目川合流点)。
 昨年12月6日、楊柳川出口(黒目川合流点)。
 昨年6月23日、降馬橋下流の雨水溝から黒目川へ流出。

 川の中は東京都の管轄。いずれの場合も東京都北多摩北部建設事務所に連絡して、油を処理するだけでなく、事実を公表して注意喚起を呼びかけてほしい、と依頼し続けてきました。私の体験では、最近10年間以上、黒目川に油が浮くことはありませんでした。それが8カ月間に3回も油が浮く。ちょと異常です。

 東京都も東久留米市も、オイルシートやオイルフェンスを張るなどの対応はしてきました。しかし、市民に対して事実を公表して、原因は何だったのか、被害はどのくらいだったのかなどを説明して、注意喚起を呼びかけることはしませんでした。3度目の正直といいます。本気で注意喚起を求めたい。

 1枚目から3枚目の写真は、油が流出した現場です。4枚目は、現場から30メートルほど下流の澱み。浮いた油の下をコイたちが泳いでいました。現場周辺は、コイのたまり場で、オイカワなどの稚魚もたくさんいます。カワセミやサギたち、カモたちが集まる場所でもあります。
 
黒目川に油が流出

黒目川に油が流出

黒目川に油が流出

黒目川に油が流出