ダイサギ ただいま変態中2023/05/11

 オレンジの嘴が黒く変わりつつあるダイサギに遭遇。ほとんど黒いのですが、わずかにオレンジが残っています。嘴の付け根がグリーンになっていますが、色は淡くモスグリーンにまでは至っていません。夏羽というのか婚姻色というのか、それへの変態途中のようです。
 4月初旬に婚姻色になったダイサギを見たので、個体によってかなり差があるのだと思います。嘴がオレンジのままの個体もいます。

変態中のダイサギ
 
変態中のダイサギ

変態中のダイサギ

オイカワの産卵2023/05/11

 やっとオイカワの産卵を撮ることができました。近年、黒目川は水草が増えてしまって、産卵を撮るのが難しくなっています。ちょうど浅瀬の砂場に光が当たり、婚姻色に輝くオイカワのオスがいたので、これにねらいを定めて、産卵を待ちました。メスがオイカワの下に入り込んでくれると産卵が始まるのですが、オス同士が牽制しあって追いかけっこを始めてしまうので、期待通りにはいきません。
 それでも、2回だけチャンスがありました。そのうちの1回が、下の写真です。オスとメスの関係がよくわかる写真ですが、オスの婚姻色(繁殖に聞出る色)が目立たないのが残念なところ。オスの周辺にメスが集まっていますが、本命のメスは1匹だけです。オスは力を振り絞っている感じがわかります。最後は砂を巻き上げます。
 遊歩道から撮るのですが、いくつかの条件が揃わないと撮れません。川の透明度が高いこと。浅瀬であること。快晴であること(光が川底をしっかり照らしていること)。水面が反射しない位置に太陽があること。風がないこと。流れが安定していること(流れに揺らぎがないこと)。
 今回は、あまりダイナミックな動きになりませんでした。またチャンスがあれば撮りたいと思っています。
 
オイカワの産卵

オイカワの産卵

オイカワの産卵

オイカワの産卵