ヤブランを惜しむヤマトシジミ2023/10/20

 黒目川遊歩道に咲いているヤブランにヤマトシジミがとまり続けていました。まったく動きません。ヤブランの紫の花はもう盛りをすぎました。それを惜しむかのようなシジミチョウ。私もつい、順光(上の2枚)と逆光の2つの光で写真を撮ってしまいました。ところが、逆光の写真はピントが甘すぎました。残念!
 
ヤブランにとまるヤマトシジミ

ヤブランにとまるヤマトシジミ

ヤブランにとまるヤマトシジミ

初秋の光とアキアカネ2023/09/24

 黒目川を飛んでいるアキアカネ。涼しくなってきたら遊歩道の手すりにとまるようになりました。並んで翅を休めています。川面が輝いていたので、アキアカネと重ねてみました。こういうときは、コンパクトデジタルカメラが便利に使えます。
 
アキアカネ

アキアカネ

アキアカネ

アキアカネ

キバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ2023/09/13

 キバナコスモスにキアゲハが飛んできました。風が強かったのですが、花から花へ飛び移りながら、蜜を吸っています。キアゲハは翅の動きが立体的なので、撮っていて面白いです。前から撮るとそれがわかるのですが、今回は残念ながら横から撮ることが多くなりました。
 
キバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ

キバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ

キバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ

キバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ

キバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ

キバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ

ギンヤンマの連結産卵2023/09/10

 黒目川にはギンヤンマが飛んでいます。ゆったり飛んで、行ったり来たりするのですが、これがなかなか撮れません。いつか撮りたいなと思っていたら、オスとメスが連結して飛んでいました。飛ぶスピードもゆっくりしています。チャンスだと思ってカメラを構えたら、水面に浮いている草にとまりました。
 前にいるのがオスで、後ろにいるのがメスのはずです。メスは、水の中に腹部を沈めています。ということは産卵のようです。交尾しているのなら、メスは腹部をオスの腹部前端にまわして、円を描く形になるはずです。今日の姿はこれとは違う。メスは飛びながら腹部先端を水にチョンチョンとつけて産卵するのではなかったか? 写真を撮りながら頭の中が混乱しました。
 自宅に戻ってネットを調べてみたら、連結産卵というのがあることを知りました。なるほど、それなら理解できます。黒目川で珍しいものを見せてもらいました。
 
ギンヤンマの連結産卵

ギンヤンマの連結産卵

ギンヤンマの連結産卵

アカボシゴマダラのランデブー2023/09/04

 近くの雑木林に行ったところ、道路わきで2頭の蝶が追いかけっこをしていました。オスとメスでしょうか。しばらくして太い木にとまりました。飛んでいなければコンデジでも撮れそうです。翅を広げたところをねらったのですが、撮れた写真は翅を閉じています。どうもタイミングが合いません。コンデジは難しい!
 2頭が縦に並んだところ(3枚目の写真)の真ん中をスズメバチが襲いました。パッと散った2頭のチョウは、別々に飛び去っていきました。スズメバチは追いかけることはぜず、近くで飛び回っています。このスズメバチ、ずっと近くにいたのですが、まさか襲うとは思っていませんでした。でも、なぜ襲ったんだろう。やきもちでも焼いたのか。
 外来種のアカボシゴマダラは、赤い星がポイント。すぐにわかります。在来のゴマダラチョウには赤い星はありません。
 アカボシゴマダラは、ベトナム北部から中国南東部、朝鮮半島などに生息するチョウで、1990年代後半、人為的に日本に持ち込まれたといわれています。繁殖期は5月から10月で、年3回発生するそうです。関東地方を中心に分布を広げ、静岡、石川、山梨、愛知などでも確認されているとか。オオムラサキやゴマダラチョウなど在来のチョウと競合する危険がある、とされています。要注意外来生物に指定されています。
 
アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラ

ハグロトンボの交尾と産卵2023/09/03

 久しぶりに落合川にいってみました。偶然ですが、ハグロトンボの交尾と産卵を見ることができました。東京では絶滅の危険が高いといわれているトンボなので、世代から世代へと生き抜いてほしい。そして、どこでも見られるようになってほしいです。幸い、東久留米市では、落合川と黒目川などで見ることができます。見た限りでは、落合川では減り気味で、黒目川では数は少ないけれども広範囲にいるなあ、という感じです。黒目川で見る機会は増えている感じがします。きちんと調べてみないといけないのですが…。
 ちなみに今夏、ギンヤンマはたびたび見ましたが、オニヤンマは1回しか見ませんでした。サナエトンボはたびたび見ました。シオカラトンボ・ムギワラトンボもよく見ました。いま、黒目川ではたくさんの赤トンボが飛んでいます。アキアカネでしょうか。
 
ハグロトンボの交尾

ハグロトンボの交尾

ハグロトンボの交尾

暑さに干からびないカマキリ2023/08/29

 鳥さんがいないくて、カマキリがいました。黒目川遊歩道の手すりの上を悠然と歩いています。晴天の午後2時。いちばん暑いときです。手すりを触ると熱い! 火傷するほどではないにしても、上から太陽を浴び、下から鉄の熱を受け、それでも平気な顔をしている。カマキリというのは、たいしたもんです。
 8月も下旬。体もずいぶん大きくなりました。もっと大きくなるでしょう。写真のカマキリは比較的おとなしく、ちょっかいを出してもあまり攻撃的ではありませんでした。どちらかというと、いやがっていました。今年は、いつもよりカマキリをよく見ます。大きくて獰猛なカマキリを見たら撮りたいと思っています。
 
カマキリ

カマキリ

カマキリ

バッタを銜えたコサギ2023/08/22

 土手の近くにいたコサギ。気づいたらバッタを銜えていました。ずっと見ていたはずなのですが、何を銜えたのか初めはわかりませんでした。川に顔を突っ込んだわけでもないのに、なんだあと思ってよく見たら、バッタでした。草にとまっていたところを、一瞬の行動で銜えたようです。コサギもバッタを食べるのかあ。
 
バッタを銜えたコサギ

バッタを銜えたコサギ

バッタを銜えたコサギ