変わる水面とカワセミ2024/04/03

 市街地らしい写真かなと思って出してみます。土手の清掃で伐られた枝にカワセミがとまっていました。川に飛び込んでは同じ枝に戻ってきます。その間、川面が激しく変化しました。電車が通った反射光が川面に映ったからです。
 午後4時すぎ。太陽は画面の左側(西日)にあります。写真を撮る位置としては順光。川面は暗いです(1枚目の写真)。右側には西武線のガードがあります。ここを白っぽい車体の電車が通過しました。西日が電車に当たり、その反射が川面を明るくしました。そのとたん、まったく違う風景になりました。こういうことがるから、電車の通過もあなどれません。カワセミは電車が通っても平常心。いつものことなので。
 
カワセミ

カワセミ

長閑なコガモ2024/04/02

 今回も清瀬市で撮った写真です。調整池の石の上でコガモのオスがうとうとしていました。2時間近く石の上にいました。暖かい春の日差しに包まれて、時間がゆっくり経過していくような気分でした。コガモも、もうすぐシベリアへ帰っていきます。
 
コガモ

コガモ

コガモ

ひょうきんなカイツブリ2024/04/01

 前回のカタクリに続いて、今回も東京・清瀬市の写真です。調整池にカイツブリが1羽だけいました。潜水が得意で、水に潜るとどこから浮かんでくる見当がつきません。しばらく眺めていたら、水に浮きながら体をひょいと持ち上げました。その姿がひょうきんだったで、慌ててシャッターを切りました。
 カイツブリは、カイツブリ目カイツブリ科の鳥で、全長は26cmm。ムクドリよりちょっと大きい。留鳥で、東京では一年中見ることができるのですが、東久留米で見ることはめったにありません。川より池の方がいいのかもしれません。東久留米に大きな池をつくったら来てくれるかなあ…。
 
カイツブリ

カイツブリ

カイツブリ

今年も咲いたカタクリの花2024/03/31

 ソメイヨシノが咲きだしたので、東久留米市の隣、清瀬市までいってカタクリの花を撮ってきました。2つの花は同じころに咲きます。きょうは天気もよかったので、気持ちよく撮ることができました。
 カタクリは群生しているのですが、間隔がそれなりに空いているので、群生しているように撮るのはがめっぽう難しい。ついついアップで撮ってしまいます。花がピークのときをねらっていけば、群生している姿が撮れるかもしれませんが…。
 
カタクリの花

カタクリの花

カタクリの花

カタクリの花

春の川面とダイサギ2024/03/30

 きょうはよく晴れました。気温も上昇し、半袖で過ごせました。季節が極端から極端に動きます。冬から夏になったような気分。このところ、春と秋はどこへいってしまったのかと思います。
 春らしい雰囲気を出したいと思って、川面を撮ってみました。樹木の反射のなかにダイサギがいたので、なんとかなるかなあと思いながらシャッターを切ったのですが…。
 
春の川面とダイサギ

春の川面とダイサギ

春の川面とダイサギ

雨に飛ぶサギたち2024/03/29

 きょう3月29日午後、気象庁は東京のソメイヨシノが開花したと発表しました。黒目川遊歩道のソメイヨシノもいくつか花を咲かせました。平年より5日遅く、この10年間ではもっとも遅い開花だそうです。3月は気温の低い日が続いたからでしょう。これから一気に咲いて一気に散ってしまいそうです。
 午前中は、強い南風と雨で嵐のようでした。川に出てみたら、傘が3回裏返ってしまいました。カワセミの姿も声もありません。ヒドリガモも見ませんでした。そんななかで、サギたちだけは飛び回っていました。雨と風もどこ吹く風、という感じ。コンパクトカメラで遊ばせてもらいました。
 
コサギ

ダイサギ

ダイサギ

アオサギ

久しぶりに出合ったバンの幼鳥2024/03/28

 黒目川にある小さな葦原でバンの幼鳥に出合いました。久しぶりのことです。人の姿を見るとそそくさと茂みに隠れてしまうのですが、きょうはのんびりしていてくれました。体の色は黒っぽいし、おもしろそうな動きをするわけでもないので、地味な鳥です。水草をつまんでいました。
 このバンの幼鳥を初めて見たのは、昨年12月30日。以来、ずっと同じ場所にいます。越冬して春が来ると姿を消してしまうのが、だいたいのパターン。この個体もそろそろ移動してしまうかもしれません。
 約3カ月の間に大人に成長する変化がみられるのか。4枚目に昨年12月末の写真を置きましたので、見比べてください。ざっと見た感じでは大きな変化があるともいえませんが、嘴の付け根の赤いラインが太くなっているようです。嘴全体も赤みが増しているようです。バンの成鳥は、額から嘴にかけて真っ赤になります。そうなるまで黒目川にいてほしいのですが、かなわぬ希望かなと思っています。
 バンは、ツル目クイナ科の鳥で、全長32cm。ハトくらいの大きさです。この辺では留鳥で、黒目川でヒナを孵(かえ)したこともあります。しかし、多くの場合、秋に幼鳥がやってきて越冬し、春に移動していくのがパターンです。クイナの仲間なので、警戒心が強いのも特徴です。体の割に脚が大きいです(2枚目の写真)。バンは漢字で鷭と書きます。
 
バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

飛び出すムクドリ2024/03/27

 黒目川の土手に生えている細い枝にムクドリがとまりました。望遠レンズでのぞいてみると、背景の木漏れ日がステキでした。珍しい写真が撮れそうだったので、その雰囲気を生かして撮りたいなと思いました。いいタイミングでムクドリが飛び出してくれたので、動きも出ました。下の写真は、2枚目を最初に撮って、1枚目を最後に撮りました。
 
ムクドリ

ムクドリ