春を待つウグイス2021/01/18

 黒目川にはウグイスがたくさんいます。チャッチャッチャッと鳴くので、いることはわかるのですが、姿は見えません。ウグイスは藪の中です。鳴いていたらじっと立ち止まって、表に出てるくのを待つしかありません。しかし、あっという間に姿を隠してしまいます。色は、だいたい写真のとおり。ちょっとばかり緑がかっています。これが実際のウグイスの色で、うぐいす豆のようなグリーンを連想すると間違えます。
 ホーホケキョとさえずるのは3月になってから。そのころは山へ移動してしまうので数が減ります。でも、残っているウグイスもいて、さえずりに癒されます。チャッチャッチャッと鳴くのを地鳴きといいます。
 「梅に鶯」といいますが、梅が咲くとウグイスが必ずやってくるというわけではありません。緑色のメジロはやってきますが、ウグイスがくることはめったにないでしょう。ネットを調べてみると、梅の木にウグイスがとまっている写真がヒットしますから、可能性としてはないわけではない。どうして「梅に鶯」ということになったのか。諸説あるようで深入りはしないでおきます。
 ウグイスの体長は14センチから16センチで、ほぼスズメと同じ。体がほっそりしているので、見分けるのは難しくありません。
 『野鳥の名前』(山と渓谷社刊)によれば、「万葉集」にウグイスを詠んだ歌は49種もあるそうです。ホーホケキョは、「法、法華経」と聞きなす。
 
ウグイス

ウグイス

ウグイス

コメント

_ Uta ― 2021/01/19 08:17

ウグイスは色が地味なのでなかなか
見つけるのは難しそうですが、よく見つけられましたね^^
黒目川にたくさんいるんですね~
今度探してみたいです。

_ Uta様 ― 2021/01/20 22:37

こんばんは。
ウグイスは鳴き声でいることはすぐにわかります。
藪の奥で動いているのも見ることができます。
しかし、表に出てこないので写真に撮れません。
しばらく待っているしかないんです。
表に出てきても、あっという間に引っ込んでしまうので、
体全体を撮るのが難しい。
でも、絶対に撮るという構えで腰を据えれば、
撮れない鳥ではないと思います。
黒目川の場合、冬場は葦が茂っている場所が狙いめです。

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