見上げたらシメがいた! ― 2013/04/30
埼玉県で撮ったシメです。雑木林を歩いていて、木を見上げたらいました。何という名前の木でしょうか、実のようなものがついています。シメはこれを食べたいのでしょうか。数回シャッターを切ったら飛んでいってしまいました。食べるところを見たかったのに。
シメは東久留米でも見られる鳥ですが、数は多くありません。図鑑には、本州中部以北で繁殖するほか、冬鳥として全国に渡来する、と書いてあります。ということは、渡りの冬鳥だったり留鳥だったりするというわけです。体長は19センチ。ムクドリ(24センチ)より小さいけれどメタボな感じだと思っていただければいいかもしれません。茶色系のシックな鳥ですが、今回は見上げて撮ったため、色が出ませんでした。
シメは東久留米でも見られる鳥ですが、数は多くありません。図鑑には、本州中部以北で繁殖するほか、冬鳥として全国に渡来する、と書いてあります。ということは、渡りの冬鳥だったり留鳥だったりするというわけです。体長は19センチ。ムクドリ(24センチ)より小さいけれどメタボな感じだと思っていただければいいかもしれません。茶色系のシックな鳥ですが、今回は見上げて撮ったため、色が出ませんでした。
ダンディーなシメ ― 2013/02/16
東久留米市のお隣、清瀬市で撮ったシメです。実は、地面で餌をついばむアオジという鳥の写真を撮っていたら、その置くに大きめの鳥がいました。落ち葉をかき分けて、何かを嘴にくわえています。木の種でも落ちているのでしょうか。望遠レンズでのぞくと、シメでした。
写真を見ていただければ一目瞭然ですが、茶系の鳥で、なかなかダンディーです。嘴が太く、これに噛まれたらさぞ痛いだろうと思います。上から撮ると枯葉とシメが同じような色になってしまうので、寝ころんで水平から撮りました。
シメはスズメ目アトリ科の鳥で、体長19センチ。モズが20センチですから、ほぼ同じ大きさです。モズは尻尾が長い。ずんぐりしたシメの方が大きく見えます。草木の種子を食べ、冬は1羽で行動します。東京では冬鳥です。
『山渓名前図鑑 野鳥の名前』によると、「シー」という鳴き声に鳥を意味する「メ」がついて、「シメ」。『鳥名の由来辞典』によれば、奈良時代から「ひめ」「しめとり」の名前で知られているそうです。万葉集にも「比米(ひめ)」や「ひめ」の名で登場すると書いてあります。江戸時代の仙台方言に「まめくち」というのがあるそうです。嘴で豆をはさむことからついたそうです。いかにもという感じがします。「まめくち」はイカルという鳥の異名でもあるそうな。
東久留米でもこの冬何度か見ましたが、写真に撮ることができずにいました。私にとっては手軽に撮れる鳥ではないので、必死に撮りました。
写真を見ていただければ一目瞭然ですが、茶系の鳥で、なかなかダンディーです。嘴が太く、これに噛まれたらさぞ痛いだろうと思います。上から撮ると枯葉とシメが同じような色になってしまうので、寝ころんで水平から撮りました。
シメはスズメ目アトリ科の鳥で、体長19センチ。モズが20センチですから、ほぼ同じ大きさです。モズは尻尾が長い。ずんぐりしたシメの方が大きく見えます。草木の種子を食べ、冬は1羽で行動します。東京では冬鳥です。
『山渓名前図鑑 野鳥の名前』によると、「シー」という鳴き声に鳥を意味する「メ」がついて、「シメ」。『鳥名の由来辞典』によれば、奈良時代から「ひめ」「しめとり」の名前で知られているそうです。万葉集にも「比米(ひめ)」や「ひめ」の名で登場すると書いてあります。江戸時代の仙台方言に「まめくち」というのがあるそうです。嘴で豆をはさむことからついたそうです。いかにもという感じがします。「まめくち」はイカルという鳥の異名でもあるそうな。
東久留米でもこの冬何度か見ましたが、写真に撮ることができずにいました。私にとっては手軽に撮れる鳥ではないので、必死に撮りました。
太くてピンクの嘴 シメ ― 2011/03/21
地震が起きる前、埼玉県内で撮ったシメです。数十羽の群れが地上で種を食べていました。20メートルくらい近づくと、さあっと群れごと逃げていってしまいます。木の影に隠れて身体を隠し、そおっと近づいて写真を撮りました。太い嘴で土を掘り返すことに夢中でした。東久留米では、運がよければ見かけることがあります。しかし、数羽の単位です。
体長は19センチ。14センチのスズメやジョウビタキより大きく、24センチのムクドリより小さい。17センチのカワセミよりちょっと大きい。近づいてみると、案外大きく見えます。冬鳥として渡来しますが、本州中部以北と北海道で少数が繁殖するようです。よく似た鳥でイカルがいますが、こちらはもっと白っぽい。
シメは、奈良時代から「ひめ」「しめとり」の名で知られていた、と辞典にはあります。
『東久留米の野鳥』(市教育委員会発行)によれば、北の国へ帰る日が近づくと、ピンクだった嘴が鉛色に変わってくるそうです。写真のシメは、まだピンク色。どうやら、5月ごろまではいてくれるのはないかと思います。
体長は19センチ。14センチのスズメやジョウビタキより大きく、24センチのムクドリより小さい。17センチのカワセミよりちょっと大きい。近づいてみると、案外大きく見えます。冬鳥として渡来しますが、本州中部以北と北海道で少数が繁殖するようです。よく似た鳥でイカルがいますが、こちらはもっと白っぽい。
シメは、奈良時代から「ひめ」「しめとり」の名で知られていた、と辞典にはあります。
『東久留米の野鳥』(市教育委員会発行)によれば、北の国へ帰る日が近づくと、ピンクだった嘴が鉛色に変わってくるそうです。写真のシメは、まだピンク色。どうやら、5月ごろまではいてくれるのはないかと思います。
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