春めいた川面にダイサギが2025/02/01

 ここ数日、気温が高めで楽でした。日差しも強めになってきて、川面の反射が早春を思わせます。ちょうどダイサギがいてくれたので、川面を広く取り入れてみました。2月は北風が強くて寒いですが、日差しは1月とはずいぶん違います。
 といいながら、明日は東京地方も南岸低気圧の影響で雪が舞うかもしれません。積もるほどではない、という予報ですが、さてどうなるか。
 
春めいた川面にダイサギが

春めいた川面にダイサギが

春めいた川面にダイサギが

小魚を銜えたダイサギ2025/01/25

 小魚を銜えたダイサギ。ひと呑みにしてしまうだろうと思いきや、しばらく銜えていてくれました。尾ひれに近いところを銜えたので、ちょっと食べにくかったようです。それとも、サービスしてくれたのかなあ。食べられる運命にあるのはオイカワだと思われます。ダイサギはオイカワをいったん宙に浮かせてから、一気に呑みこみました。
 
オイカワを銜えたダイサギ

オイカワを銜えたダイサギ

オイカワを銜えたダイサギ

標準レンズでダイサギの飛び出しを撮る2025/01/12

 ミラーレスのデジタル一眼カメラに、フィルムカメラ時代のレンズ(オールドレンズ)をつけてダイサギを撮ってみました。厚い雲に覆われて一日中どんよりとした天気。こういう日は川面が案外きれいに写るかな、と思って焦点距離の短い55mmの標準レンズをつけました。人がものを見るときの感じに近いレンズです。なので、カワセミを撮っても意味がない。黒目川では最大級のダイサギに的を絞るのがいいのではないか。
 使ったのは、いまから約60年ほど前のレンズです。旭光学(ペンタックス)が売り出したSuper Takumar 55mm F1.8。ピントは手動です。中古市場にはたくさん出ていて、5000円~6000円といったところ。最近はカメラもレンズも高いので、オールドレンズも悪くありません。
 露出はマニュアルにしました。曇りの日は明るさが一定しているので、一度設定すれば大きく変える必要がありません。ISO感度400、絞りF5.6、シャッタースピード1/400~1/500の範囲。このレンズはF1.8の絞り開放で撮るとおもしろいのですが、鳥と水面を撮るので、ピントの深度を深めにしました。こうすると、このレンズの特徴を消した写真が撮れます。
 ダイサギは何羽かいるのですが、対岸側にいることが多かったので、手前の岸に近い場所にいるダイサギを探すのに時間がかかってしまいました。「飛んでほしい」と心で願っていたら、サービス精神旺盛な1羽が飛んでくれました。ありがとう!
 55mmで撮ると、川に落ちているゴミも写ってしまいます。なので、トリミングをしてゴミをよけています。
 
飛び出すダイサギ

飛び出すダイサギ

飛び出すダイサギ

飛び出すダイサギ

黒目川の朝は寒い2025/01/05

 久しぶりに早起きして黒目川に出てみました。午前6時すぎ。東の地平線がオレンジに光っています。川に近づくほど寒くなる。かすかに川霧が立ち、その霧が土手に降って白く凍っています。太陽が出たらすぐに消えてなくなるので、7時までに撮っておかなければいけません。
 葦が倒れて、ちょっと荒涼とした場所にダイサギがいました。暗めに撮れば雰囲気が出るかなと思いながら、シャッターを切りました。気温が何度なのかは知りませんが、カメラを持つ手はかじかみ、吐く息でファインダーが白く濁ります。摂氏零度くらいかだったかもしれません。北国の寒さとは比ぶべくもありませんが、東京・多摩の寒さが伝わるでしょうか。
 
黒目川の朝は寒い

黒目川の朝は寒い

黒目川の朝は寒い

土手の茂みに分け入ったダイサギ2025/01/03

 ダイサギが土手の茂みに分け入って、なにやらごぞごぞと動いていました。小さな葦原ですが、夏の大雨でなぎ倒されたままになっている場所です。茂みの下には水が流れているので、魚が隠れているのようです。しかし、うまくとれるのかと思っていたら、しっかりゲットしていました。無駄な動きではなかった!
 
ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ

夕映えの川面とサギたち2024/12/30

 日没後、空の赤みを映す川面にサギがいました。ダイサギのように見えましたが、右はコサギかもしれません。
 黒目川が直線に流れる場所があります。この時期、太陽はほぼ正面に沈みます。雲があれば赤く染まるので、川面にそれが映ります。サギたちにとっては、そろそろ塒(ねぐら)に帰るころ。数百メートル下流にある桜並木がその塒です。いまはコサギとダイサギで20羽ほど。年が明けると、黒目川にやってくるコサギの数が増えるので、塒はさらに込み合うことでしょう。桜の木と護岸は、サギの糞で真っ白になっています。
 
夕映えの川面とサギたち

夕映えの川面とサギたち

川面の色とダイサギ2024/12/21

 朝のダイサギです。冬の黒目川のおもしろいところは、ちょっとした確度で川面の色が大きく変化するところ。そこにダイサギを置いてみました。
 1枚目の写真は、青い川面にわずかな黄金色が混ざっています。ここから少しダイサギが移動しました。それが2枚目の写真。黄金色の川面に変わりました。3枚目の写真は、ダイサギがさらに移動してから撮ったもの。川面が群青色に変わっています。
 これらの変化は、市街地を流れる川の特徴ではないかと思っています。川の両サイドに遊歩道があり、その外側には人家が並びます。すべてがそうなっているわけではありませんが、人家に反射した朝日が川面を染めます。光のあたり方、人家の外壁の色などによって川面の色合いが違ってきます。木が多いところは、紅葉を反射します。撮る位置によっても変化するので、楽しみの1つです。
 
川面の色とダイサギ

川面の色とダイサギ

川面の色とダイサギ

霜とダイサギ2024/12/18

 今年の12月は寒いです。夏が長くて暑かったのに、冬が一気にきました。黒目川も毎朝のように霜が見られます。1月の朝のような感じです。寒さに負けて早起きをさぼっているのですが、午前8時をすぎても霜が残っています。ダイサギがいたので、一緒に撮ってみました。
 
霜とダイサギ

霜とダイサギ

霜とダイサギ