日差しとトンボ2011/10/08

 トンボが木枝にとまっていました。翅が太陽に反射して輝いています。どうやって撮ろうかなあ、と考えながら辺りを見回しました。水平に撮るとバックが暗く落ちてしまう感じだったので、少しばかり下から撮ることにしました。
 背景の青葉をぼかせば、雰囲気が出るかもしれません(写真下)。上下の位置を変えないで左に寄ると、背景が明るくなりました(写真中と下)。絞りを開放にして写真を撮ってみました。秋の日差しが出たでしょうか。
 
トンボ

トンボ

トンボ

コサギと水草2011/10/08

 東久留米市内を流れる黒目川には、あまり水草がありません。これに対して、黒目川の南を流れる落合川には、水草が豊富です。水質の違いでしょうか。落合川は湧水を主力にしています。
 数少ない黒目川の水草でコサギが魚をとっていました。秋の日差しがしっかり当たって、目で見ている分にはとってもきれいです。ところが、写真を撮るには工夫がいります。なにせコサギは真っ白。水草は緑色が濃かったので、コサギが白トビしないように撮ると、水草が黒く写ってしまいます。さて、どうしよう。
 「写真上」は、コサギの白トビをなるべく抑えるように撮って、黒く写ってしまった水草の緑を画像処理で起こしました。「写真下」は、コサギの白トビに頓着しないで、水と水草が出るように露出を決めました。晴れた日の白い鳥は、撮りにくくて困ります。
 
コサギ

コサギ