水面を這う朝霧2012/01/26

 1月25日の朝は冷え込みました。東京都心では、この冬初めて氷点下を記録したそうです。東久留米も氷点下だったのでしょう。黒目川には久しぶりに朝霧がたちました。写真は午前8時すぎに撮ったものですが、1時間はやければもっと勢いのある霧がたっていたのではないかと思います。早起きすればよかったなあと後悔しても後の祭り。
 水面を這う霧は、風に乗って変幻自在に姿を変えます。まさに千変万化。カモでもいい、サギでもいい、とにかく鳥に飛んできてほしかった。
 
水面を這う朝霧

ヒヨドリ4態2012/01/26

 この1週間ほどで撮ったヒヨドリです。だいたいどこにでもいて、これといった派手さのない鳥ですが、よく見ると味のある鳥です。この鳥でさえ、今年は少ない。大きな群を見ません。100羽を超える大群が野菜を貪り食う勢いには、凄いものがあります。その姿をまだ見ていません。もっとも、農家の人には迷惑な鳥なので、多すぎない方がいいのかもしれません。
 東久留米のヒヨドリは、1年中市内にいる留鳥と、夏は山に移動して冬場に帰ってくる漂鳥とがあるように思われます。冬の方が圧倒的に数が多いです。10月ごろ、数百羽から千羽余のヒヨドリが北海道から本州に移動する「津軽海峡越え」は、NHKの報道ですっかり有名になりました。
 ヒヨドリは、「ピーヨ、ピーヨ」「ピー、ピー」とうるさく鳴くのが特徴です。波を描くように飛びます。動きは俊敏で、人がお菓子を投げると空中でキャッチします。全長は27.5センチ。ムクドリ(24センチ)より大きい。
 
ヒヨドリ4

ヒヨドリ4

ヒヨドリ4

ヒヨドリ4