オオバンがやって来た2016/11/16

 東久留米にオオバンが来ていると聞いて、さっそく行ってみました。昨日は、巡り合うことができず、今朝は時間に余裕をもたせて待ちかまえました。しばらく姿を見せてくれませんでしたが、諦めかけたとき、土手の茂みから姿を現しました。
 黒っぽい体に薄い白い嘴。まちがいなくオオバンです。立派な成鳥だと思われます。ツル目クイナ科の鳥で、体長は39cm。図鑑によると、東北地方北部以北では夏鳥。それより南では留鳥または冬鳥。
 東久留米市で10年近く鳥を撮っていますが、オオバンを市内で見るのは初めてです。その意味では貴重な写真になりました。額が赤く嘴の先端が黄色いクイナは毎年のように見るのですが…。
 オオバンは、私が遠くにいるときは、茂みからゆっくり出てきます。私がちょっと動くと、ゆっくり茂みに消えていきます。ということで、動くことをやめました。そうすると、一時的に近くまで来てくれました。でも、すぐに行ってしまいます。
 バンは単独行動をしますが、オオバンは群れをつくります。しかし、東久留米には1羽しかいません。仲間を探しに飛び立ってしまうのか、一冬留まってくれるのか。なるべく長くいてほしいですね。
 
オオバン

オオバン

オオバン

オオバン

オオバン

オオバン