ペリットを吐きだすカワセミ2025/09/08

 約1カ月半ぶりにカワセミを撮りました。これだけ間隔があくのも珍しい。カワセミたちは下流にいってしまっているので、私がいる中流ではほとんど姿を見ません。たまに見る程度です。
 カワセミはオスです。体が土っぽい。汚れて傷んだ羽は、子育ての奮闘を物語っています。しばらく様子を見て唄ら、口を大きく開けました。ペリットを吐き出すようです。慌ててシャッターを切りました。
 ペリットとは、消化されなかった羽毛や骨などの塊です。肉食系の鳥たちは、獲物を丸呑みするので、ペリットを吐き出します。
 
ペリットを吐きだすカワセミ

ペリットを吐きだすカワセミ

ペリットを吐きだすカワセミ

飛び立つコサギを撮った だが…2025/09/07

 飛び立つコサギをなるべくアップで撮りたいと思って、ぎりぎりを狙ってみたのですが、嘴の先端が切れてしまいました。先端まで入っていれば気に入った写真になったのに、残念です。安全を考えて、少し小さめに撮っておいて、後からトリミングすることもあるのですが、ぎりぎりで撮った方が迫力が出ます。でも、失敗する。また挑戦します。
 2枚目の写真は、余裕を考えて撮ったもの。こちらの方が失敗は少ないです。
 
飛び立つコサギ

飛び立つコサギ

台風一過のアオサギ2025/09/06

 日本列島を横断した台風15号が東の海上に去り、6日の東京地方は台風一過の青空が広がりました。気温は猛暑というほどでもなく、まあまあ過ごしやすい一日でした。
 アオサギが屋根の上にいました。初秋の青空と雲を背景に撮ってみました。アオサギが左(西)を向くと頭の羽が逆立ちます。アオサギも気持ちが良かったのか、風に吹かれるまま、長い間屋根にいました。
 
台風一過のアオサギ

台風一過のアオサギ

台風一過のアオサギ

ギンヤンマの連結産卵2025/09/04

 黒目川でギンヤンマの連結産卵を見ました。オスとメスがくっついて飛んでいたので、産卵しようといることがわかりました。しばらく動きを見ていると、水草の上にとまって産卵を始めました。水草に卵を埋め込むようです。
 かなり距離があります。飛んでいる姿を見たからわかったのですが、とまっている姿を肉眼で確認するのは難しい。写真を撮っていたら、「カワセミですか」と声をかけられたので、「いえいえ、ギンヤンマです」と答えました。「あそこにいるんですが、見えますか」と聞いたら、「まったくわかりません」の返事。そうだと思います。それほど遠い。
 ギンヤンマは、メスが単独で産卵する場合と、オスと連結して産卵する場合とがあります。連結の方が圧倒的に多いとか。オスがメスの産卵を見届けるためだそうです。後ろがメスで前がオス。
 ギンヤンマの連結産卵は、この時期に1回は見ることができます。その環境がずっと続いてほしい。
 写真は、かなりのトリミングをしました。画像が荒れています。
 
ギンヤンマの連結産卵

ギンヤンマの連結産卵

ギンヤンマの連結産卵

キバナコスモスとツマグロヒョウモン2025/09/02

 団地周辺に咲くキバナコスモスがここ数年、刈り取られていて、めっきり減りました。まだ残っているところを見つけたので、チョウを探してみました。ところが、いません。諦めかけたとき、ツマグロヒョウモンが飛んできました。救世主にちがいない。なるべくアップで撮る努力をしてみました。
 チョウを撮るのは1年ぶりなので、ピントの距離感がなかなかつかめず、ピンボケを量産。少し引いて撮ってピントを確かなものにして、若干トリミングしました。
 ツマグロヒョウモンは、どこでも見られるチョウになりましたが、私が子どものころ、横浜市にはいませんでした。東京にもいなかったはずです。
 もともとは南方系のチョウで、1980年代半ばに近畿地方、90年代前半に関東地方、2000年代初頭に東北地方へと分布を拡大してきました。原因の1つは温暖化、最低気温の上昇です。もう1つは、餌になる園芸用のスミレ科の植物が広がり、それとともに北上してきたようです。気温が上昇して、餌もあった。だから分布を広げることができたのだと思います。
 
キバナコスモスとツマグロヒョウモン

キバナコスモスとツマグロヒョウモン

キバナコスモスとツマグロヒョウモン

公園のハグロトンボ2025/08/31

 黒目川沿いの小さな公園にハグロトンボがたくさんいました。落ちた桜の葉にとまっています。私が歩くと、ひらひらと飛び立ちます。どういうわけか、メスばかりです。撮りやすい場所に移動いたり閉じたりします。黒く見える翅に光が当たって、濃い茶色であることがわかります。翅にはいくつもの筋が走っています。
 なかなかうまく撮れなかったので、トンボたちを追いかけすぎたのか、気が付いたら1匹しか残っていませんでした。川に移動してしまったようです。
 
公園のハグロトンボ

公園のハグロトンボ

公園のハグロトンボ

また逃げたコサギ2025/08/29

 どうも、コサギと相性が悪いようです。私の顔を見ると逃げる。それも30メートルくらい飛ぶだけで、すぐに舞い降りる。もう一度寄っていくと、また逃げる。これを数回繰り返したら、汗だくになりました。コサギも暑いのにご苦労さんです。
 明日、明後日は37度予想。夏はいつまで居座るのか。でも、秋が始まっています。夜、わが家の周辺はスズムシの合唱で賑やかです。黒目川の土手で、雑木林の外周で、団地で、家々の庭で。いい気分で聴いているこちらは汗だくなのですが…。
 
コサギ

コサギ

飛び立つコサギ2025/08/27

 毎日、熱中症警戒情報がスマホに表示されるので、気が重いです。外に出なければ鳥は撮れないし、外は危険だし。なので、ちょっとだけ歩くか、自転車で風を切るか。鳥も少ないので、なかなか撮る機会がありません。
 きょう、東京都心で10日連続の猛暑日となり、記録を更新。猛暑日は23回目となり、年間の猛暑日日数の記録も更新。たまりません。
 それでもコサギが1羽、川にいたので、魚をとってくれないかなあと思いながら、しばらく眺めていました。白い鳥に夏の日差しがもろに当たっているので、白をうまく出すために感度を下げ、絞りを絞り込んで、ちょっとばかりアンダー目めに露出を設定。ひょいとコサギがこちらを見た瞬間、いそいそし始めました。うっとおしい奴がいると思ったのでしょう、飛び去る気です。待ち構えて撮りました。
 
飛び立つコサギ

飛び立つコサギ

飛び立つコサギ