白梅にヒヨドリ2013/03/09

 梅と鳥ばかりで恐縮です。せっかく咲いている梅なので、ついつい写真を撮ってしまいます。
 黒目川遊歩道に隣接して白梅が咲いています。甘い香りがただよってきて、いかにも春。香に浸っていると、ヒヨドリが飛んできました。蜜を吸いにやってきたようです。やおらカメラを取り出して構えたまではよかったのですが、梅の木はやたらに枝が多い。花も満開なので、ヒヨドリの顔がなかなか見えません。枝から枝に移動するので、せっかくピントを合わせてもシャッターが切れません。
 こうなったら長期戦。脅かさないようにじっくり撮ることにしました。なんとか顔が出ているものを4枚見てください。
 
白梅にヒヨドリ

白梅にヒヨドリ

白梅にヒヨドリ

白梅にヒヨドリ

まだいてくれたタシギ2013/03/10

 1月に発見したタシギが、まだ黒目川にいます。川の端で長い嘴を地面に突っ込んで食事をしているか、岸に上がって眠っているかのどちらか。立ち居振る舞いに、とくに新しさはありません。なので、見慣れてくると写真を撮ろうと思わなくなります。
 しかし、川の真ん中にいたりすると話は別です。体全体を邪魔物なにし撮れるチャンスなので、慌ててカメラを取り出す始末。嬉々としてシャッターを切るのですが、どう撮っても地味になってしまいます。
 ところで、タシギの周辺に鳥の羽が落ちています。これはだれの羽なのでしょう。
 
タシギ

タシギ

タシギ

タシギ

オイカワを食べるコサギ2013/03/11

 昨年12月初旬に撮った写真です。忙しさにかまけて新しい写真が撮れていないので、ちょっと古いです。露出オーバーで、コサギの白が飛んでしまいました。
 このころは、川をみれば魚の存在が確認できました。群で泳いでいる姿もあちこちで見ることができました。年が明けてコサギが群れるようになり、カワウが数羽でやってくるようになってから、魚が減り始めました。昨日も、川を見ていた少年が父親に、「ここにはたくさん魚がいたのに、なんでいなくなっちゃったんだろう」と聞いていました。
 いまはコサギも群れなくなり、カワウを見かけるのも稀になりました。コサギがつかまえる魚はだいたい小さめです。6月ごろから産卵期に入ると思うので、どんどん増えてほしい!
 
魚を食べるコサギ

魚を食べるコサギ

魚を食べるコサギ

魚を食べるコサギ

梅の木のてっぺんにとまるツグミ2013/03/12

 暑くなったり寒くなったり、体調の維持がたいへんですね。砂嵐に花粉、PM2.5の三重苦の春。花粉症ではない私も、目がしょぼしょぼします。
 北風が吹く朝、黒目川遊歩道に面した桜の木に、ツグミがとまっていました。背景に林があったので、武蔵野らしいかなと思って写真を撮りました。河原には、ぽつりぽつりと菜の花が咲き始めました。今年はどんな春が撮れるかなあ。
 
桜の木にツグミ

桜の木にツグミ

桜の木にツグミ

風に煽られるコサギ2013/03/13

 13日は朝から一日中、強い風が吹き続けました。黒目川にいたコサギも立ち往生。風上を向き、姿勢を低くして、風に耐えていました。しかし、風は巻いているので、前から来るはずの風が後ろから吹き付けます。
 コサギの嘴をよく見ると、付け根がピンクに浮いています。頭から2本のひげ(冠羽)が長く伸びてもいます。冬羽から夏羽に変わってきた証拠です。嘴のピンクはもっと鮮やかになると、婚姻色と呼ばれるようになります。
 
風に煽られるコサギ

風に煽られるコサギ

風に煽られるコサギ

風に煽られるコサギ

小枝にとまるカワセミのメス2013/03/14

 桑の木が伐られ、枝らしい枝がなくなってしまった黒目川。カワセミのメスが小枝にちょこんととまっていました。草をバックにカワセミの写真を撮るのは、妙な気分です。
 枝が伐られた当初、カワセミはどこにとまっていいやら迷い抜いていました。最近では事情を飲み込んだのか、とまる枝が決まってきたようです。どこなのか川に飛び去らないまま、この川で子育てをしてほしい。
 写真の鳥は、下の嘴が赤いのでメスです。羽の色がくすんでいるので、まだ若いメスかもしれません。ちなみにオスは、上下の嘴が黒です。
 
小枝にとまるカワセミ

小枝にとまるカワセミ

小枝にとまるカワセミ

ドバトの水浴び かわいいね2013/03/15

 黒目川にはムクドリがよく水浴びをする場所があります。ところが今朝は、大きめの鳥が何羽かいます。ドバトでなければいいのだがと思いながら近づいてみると、なんだやっぱりドバトでした。人が近づいてもすぐには逃げないドバトですが、水浴びをしていいるときは警戒心が高まっているはずなので、一応そっと近づきました。
 望遠レンズで見ると、これが案外かわいいのにびっくり。ハトさんも捨てたものではありません。
 1枚目の写真は、初めて見るシーンです。片方の羽をぐっと上げて虫干しでもしているのでしょうか。
 2枚目は、ブルブルです。
 3枚目は、水浴びするお隣さんを眺めるの図。
 4枚目は、逆毛だった姿です。
 5枚目は、大衆浴場のようなシーン。
 
ドバトの水浴び

ドバトの水浴び

ドバトの水浴び

ドバトの水浴び

ドバトの水浴び

コゲラ3態2013/03/16

 3カ所で撮ったコゲラです。日本に棲息するキツツキとしてはもっとも小さく、15センチしかありません。ちなみにスズメは14センチです。
 コゲラは、市街地に進出してきた鳥の代表例でもあります。ギーギーと鳴くので、すぐにこの鳥だとわかりますが、木を螺旋状にのぼっていくので、姿を発見するにはちょっと時間がかかります。東久留米でトントントンと木をつつく音が聞こえたら、だいたいはコゲラかアオゲラです。
 1枚目の写真は、お隣の市、清瀬市で撮った写真です。木の皮がすっかり剥かれてしまっています。枯れ木でしょうか。皮の奥に虫がいるようです。木をトントンやっているときは顔がブレてしまうので、目が光った瞬間をねらいました。
 2枚目は、落合川の近くで撮りました。どういうわけか2分間以上まったく身動きしませんでした。ちょこまか動く鳥にしては珍しいことでした。
 3枚目は、黒目川の近くで撮りました。このときは螺旋状にのぼられて、こちらの目が回りました。
 
コゲラ

コゲラ

コゲラ