黒と白とが整列2012/12/12

 黒目川でカワウを4羽見ました。コサギを真ん中にして整列していました。それぞれが自己主張しているようで、笑ってしまいました。
 この写真、釣りをする人には驚異です。カワウは魚を根こそぎ食べてしまう危険があるからです。おまけにコサギまで連れてきて、大食い競争を展開する。「魚がいなくなっちゃうだろう」と怒る人もいます。その気持ち、よくわかります。
 写真を撮る側からいうと、川が賑やかになってありがたい。魚と鳥、ああ二律背反だ。
 
カワウとコサギ

キジバト 水浴びの顛末2012/12/12

 キジバトが水際で考え事をしているようなそぶりをしていました。水浴びをしたいのだろうなと思って、見ていることにしました。どうやらそれがいけなかったようで、ちらちらと私を見ます。「見られてるな」という顔です。せっかく水浴びにきたのに、とんだ邪魔者がいるわい、という感じでしょうか。水際をうろうろして、意を決したように水に入りました。
 再びこちらを見たときには、レンズが向いている。水の中でしばらく動きを止めました。じっとしていれば立ち去ってくれると期待しているのかもしれません。それは甘いよ、キジバト君。レンズはずっと向きっぱなしです。
 「まっいいや、浴びちゃえ」と思ったのかどうか、水浴びをしてくれました。ところがイマイチ本気度が足りません。ちょこちょこっと浴びて、すぐに終わり。それを2度繰り返しました。それじゃつまらないでしょう。もっと思い切りよくやってくれないかあ。
 そしてまた、しばらく動かず。動いたと思ったらいったん土手にあがり、また歩いて水際に戻り、水に浸かって首の体操を始めました。そのしぐさのかわいいこと。さあ、その勢いで水浴びをしてくれ! で、ちょこちょこっと浴びて立ち去っていきました。歩いて去ったんですよ。
 大胆さはありませんでしたが、かわいいので6枚も出してしまいます。やりすぎですね!
 
キジバトの水浴び

キジバトの水浴び

キジバトの水浴び

キジバトの水浴び

キジバトの水浴び

キジバトの水浴び

コサギ軍団出現2012/12/13

 いきなりですが、1枚目の写真にコサギが何羽写っているでしょうか。見にくいところに潜んでいるコサギもいるので、わかりにくいかもしれません。答えは18羽です。12月23日の朝、黒目川で撮影しました。ちょっと離れたところにもう1羽いましたので、19羽の群ということになります。
 つい数日前まで、2羽しか確認できませんでした。おとといの21日には5羽の群を見ました。22日には、知人から「コサギが十数羽いるところを見た」という話を聞きました。そして23日に19羽を見る。一気に増えたんですね。
 ここ数年、コサギが20羽を超えるのは年が明けてからでした。今季はもっと増えるかもしれません。楽しみです。
 写真としては平凡すぎて面白味がありませんが、記録がてら紹介することにしました。
 
コサギの群

コサギの群

コサギの群

群れれば争うコサギの性2012/12/14

 前回紹介したように、コサギが19羽も群れていました。群れれば争うのがコサギ性格で、必ずバトルが始まります。興奮状態になる個体が現れて、相手につっかかる。それをきっかけに群全体がピリピリしだして、いろんなところで喧嘩が始まるという感じです。
 群といってもたくさんいるだけで、統率のとれた群とは違います。群れているだけです。群れながら動くと魚を翻弄できるので、具合がいいのでしょう。
 白い羽を持ち、運動神経にも恵まれたコサギは、黙っていれば美しい鳥です。しかし鳴き声は「グァー・グァー」と品がなく、すぐに喧嘩を始める短期者です。「鳴くなコサギよ」といいたい気分です。
 
争うコサギ

争うコサギ

争うコサギ

争うコサギ

枯れモミジ?2012/12/14

 東久留米市にある浄牧院というお寺さんで撮った写真です。モミジが黄金色だったので、興味を惹かれました。光がまだらに当たっていたのも、いい雰囲気でした。そういえばこのモミジ、赤くなったのを見た記憶がありません。緑色は知っているんですが。枯れてこんな色をしているのでしょうか。
 
枯れモミジ?

枯れモミジ?

黒い暴走族2012/12/15

 コサギの頭をかすめて飛ぶカワウたち。コサギは慌てて身を縮めました。「おっ、危ねえ」「何をするんだ!」「困ったヤツラだなあ」と言っているのかもしれません。コサギの動きが面白いので紹介します。
 ダイサギの頭をかすめて飛んでいったカワウの写真を撮ったことがあります。カワウは、わざとこんな飛び方をするですね、きっと。
 
コサギとカワウ

コサギとカワウ

コサギとカワウ

コサギとカワウ

コサギとカワウ

FinePix HS30EXR で撮ってみる(1)2012/12/15

 富士フイルムの FinePix HS30EXR を友人から譲り受けました。「どうも使いにくくてさ」というのがその理由。光学ズーム30倍(35ミリ換算で24ミリから720ミリ)。液晶のファインダー(EVF)も付いた、一眼レフのような格好をしたコンパクトデジタルカメラです。せっかくもらったんだから使ってみました。
 たしかに難しいカメラでした。露出がうまくいかない。望遠になるほどピントが迷う。ちょっとばかり迷いすぎる。慣れないせいもあるので何ともいえませんが、カメラの癖を飲み込むためには時間がかかりそうです。同じような機能をもつパナソニックの LUMIX DMC-FZ200 の方が楽に撮れるように思います。
 それでも、きっちり撮れた写真は悪くありません。一眼レフの画質とはいきませんが、普段持ち歩くにはいいかもしれません。
 私としてはニコンの色が基準になっているので、パナも富士も少しずつ違和感があります。
 1枚目は、カルガモです。黄緑が強い印象です。
 2枚目は、コサギです。ブルーがいいかもしれません。
 3枚目は、羽をふるわせるキセキレイです。イマイチですね。
 4枚目は、ジョウビタキのオスです。トリミングをしてみたら、う~ん。
 いずれも私なりに画像処理をしてあります。
 カメラの設定をいろいろ変えると気に入った写真が撮れるかどうか。何度か、練習写真を紹介するかもしれません。
 
カルガモ

コサギ

キセキレイ

ジョウビタキのオス

FZ200でコサギの舞いを撮る2012/12/16

 パナソニックの LUMIX DMC-FZ200 でコサギを撮ってみました。オリンパスの TCON-17X というテレコンバーションレンズをつけてあります。魚をねらってコサギが急降下しているところです。露出はマニュアル。オートフォーカスのコンティニュアスモード(AFC)を利用。
 コンパクトカメラにテレコンをつけて、オートフォーカスでこれだけ撮れれば楽しめますね。タイミングよくシャッターが切れることも、このカメラの特徴です。もちろん失敗もたくさんありますが、撮っていて手応えみたいなものを感じることができました。富士の  FinePix HS30EXR ではこの種の写真は撮れないかもしれません。
 1枚目の写真は、ノートリミングです。他の写真は、若干トリミングをしています。すべて、私なりの画像処理をしてあります。
 
舞うコサギ

舞うコサギ

舞うコサギ

舞うコサギ