コサギを風景で撮ってみると2013/01/05

 飛んでいるコサギを小さめに撮った写真を3枚。本当はこのくらいの感じで、風景の一部として撮りたいのですが、黒目川でそれをやると、2枚目、3枚目のような写真になってしまいます。東久留米は大都会ではありませんが、市街地なので家屋や人工物がわんさかあります。そういうところにも鳥がたくさんいるのがいいところなのですが、私としては人工物はなるべく避けたいところ。どうやったら風景のなかに鳥が入れられるか。悩み多いです。
 
飛ぶコサギ

飛ぶコサギ

飛ぶコサギ

赤い目印コゲラさん2013/01/05

 朝日が黒目川に差し込む前、まだ薄暗い木の枝に何か動くものが見えました。枝を螺旋状にのぼっていくので、コゲラに間違いありません。土手に歩きなので、遊歩道から見ると、こちらの目の高さが木のてっぺんです。
 暗い中、コゲラはちょこちょこ動き回ります。ISO感度を上げ損ねたので、ブレるのを覚悟でシャッターを切りました。写真を確認したら、やっぱりブレています。
 このコゲラさん、頭に赤い印があるので、たぶんオスだと思います。ワンポイントがなかなか効いています。
 コゲラは日本、カムチャッカ半島、朝鮮半島から中国東北部にかけて棲息しています。簡単にいえば、日本列島とその周辺にしかいない鳥です。
 東久留米市にある自由学園という学校で教鞭を執りながら野鳥を観察した故・吉良幸世によれば、学園の庭でコゲラを初めて確認したのは1982年7月でした。アオゲラの出現が79年9月なので、アオゲラより3年遅れています。83年5月には、コゲラの繁殖が学園で確認さています。コゲラは、山林から市街地に進出してきた代表的な鳥です。
 
コゲラ

コゲラ

コゲラ

コゲラ