ラッコのようなキンクロハジロ2012/01/06

 引きつづき埼玉県で撮ったキンクロハジロを紹介します。前回は図鑑のような写真でしたが、今回はお遊び系でいきます。写真はすべてオスです。
 「写真上・中」を見てください。このカモは、お腹を上にします。羽というか毛を繕っているようなのですが、思わず笑ってしまいました。初めはラッコのようだと思い、次に腹を出して寝る飼い猫のようだと思いました。目が金色なので、猫にも連想がいってしまいます。かわいいでしょ。機会があったら、また撮ってみたい鳥です。
 「写真下」は、目で遊んだ写真です。反射光のところで羽繕いをしていたのでレンズを向けました。なな、なんと、水面に目がたくさん映っています。カモの目は茶系が多いと思いますが、金色ならではの現象です。

キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ2012/01/05

 東久留米を離れて埼玉県で撮った写真を続けます。キンクロハジロです。
 見たことはあったのですが、写真にしたのは初めてです。このブログで紹介するのも初めてです。ということで、鳥の姿がきちんとわかる写真をアップしてみます。面白味がないのは、いささか気が引けますが。
 キンクロハジロはオスが44センチ、メスが38センチ。だれでも知っているカルガモはオスが63センチ、メスが53センチなので、カルガモより一回り小さなカモです。冬鳥としてシベリアから日本に渡来する渡り鳥です。北海道の一部では少数が繁殖するようです。
 オスは印象的な姿です(写真上から1、2枚目)。全体として黒っぽいのですが、目は金色でよく光り、頭部は濃い紫色です。この特徴をすべて合わせると金黒羽白(きんくろはじろ)となります。この鳥は、写真にするのが難しかった。黒っぽい部分を同じように黒く撮るなら簡単ですが、頭部の紫色がなかなか出てくれません。光が当たる角度がよくないと、紫色になってくれないからです。
 メスは体が茶色っぽい(写真3、4枚目)。4枚目の写真は、メスの若鳥ではないかと思われます。
 なんだか図鑑的な説明になってしまいました。目が印象強いカモなので、どこかで見たら思い出してください。
 
キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ