Nikon 1 V1 夜桜試し撮り ― 2012/04/10
夜桜を撮りたい場所が満開になりました。9日夜10時すぎに「Nikon 1 V1 夜桜試し撮り」をやってみました。2枚の写真は、ブログ用に縮小しましたが、それ以外はいっさい手を加えておりません。レンズは、単焦点10㎜(35㎜換算で27㎜)を使いました。
「写真上」は、ピントだけオートフォーカスで、露出は手動で撮ったものです。ISO感度110、f6.3、20秒の露光。スポット測光で、ホワイトバランスは「蛍光灯」です。
「写真下」は、「おまかせシーンモード」で撮りました。早い話が、全自動写真です。撮った写真のデータを見てみると、ISO感度1600、f2.8、1/3秒の露光でした。分割測光になっています。ホワイトバランスはよくわかりません。
いずれも、橋のコンクリート部分にカメラを置いて、セルフタイマーを使ってシャッターを切っています。三脚で固定していないため、2枚の写真は、撮る位置が少しばかりずれてしまいました。
自分なりの結論をいえば、手動で撮った写真の方ができがいい。「おまかせ」ではピントが浅く、無限遠が出ていません。空の青も貧弱です。ただ、桜の花の色は、好き好きかなと思います。ISOが1600になると、荒れも目立ちます。
「写真上」は、ピントだけオートフォーカスで、露出は手動で撮ったものです。ISO感度110、f6.3、20秒の露光。スポット測光で、ホワイトバランスは「蛍光灯」です。
「写真下」は、「おまかせシーンモード」で撮りました。早い話が、全自動写真です。撮った写真のデータを見てみると、ISO感度1600、f2.8、1/3秒の露光でした。分割測光になっています。ホワイトバランスはよくわかりません。
いずれも、橋のコンクリート部分にカメラを置いて、セルフタイマーを使ってシャッターを切っています。三脚で固定していないため、2枚の写真は、撮る位置が少しばかりずれてしまいました。
自分なりの結論をいえば、手動で撮った写真の方ができがいい。「おまかせ」ではピントが浅く、無限遠が出ていません。空の青も貧弱です。ただ、桜の花の色は、好き好きかなと思います。ISOが1600になると、荒れも目立ちます。
古刹 大円寺は桜が満開 ― 2012/04/09
東久留米市にある古刹、大円寺(大圓寺)は、いま桜が満開です。黒目川沿いにあるので、毎年、桜の写真を撮りに行くことにしています。ここの桜を撮らないことには、春が始まりません。
境内から見る桜もすばらしいのですが、黒目川から見る桜も立体感があって見とれてしまいます。ところがこの寺は、周囲を電線と電柱で囲われているため、実に撮りづらい。絶対に電線は入れない、という堅い決意がなければ撮れません。
「Nikon 1 V1」に専用広角レンズ(10㎜=35㎜換算で27㎜)を付けて、大円寺の境内に立ちました。すべて、「おまかせシーンモード」という、カメラ任せのフルオートで撮ることにしました。ふだんは「おまかせ」にはしないのですが、試し撮りを兼ねているため、たまにはいいかな、と思って。
写真を見てみると、よく撮れていました。マニュアルで撮るよりきれいじゃん、と思ってしまいました。少し明るめに撮れるので、自分好みに画像ソフトで調整してあります。
大円寺は、天長年間(824~834年)に円仁によって創建されたとされる天台宗の寺です。総本山は、比叡山延暦寺(滋賀県)ということになります。
いちばん上の写真は、寺の外から撮ったものです。電線を入れないぎりぎりの位置です。写真の右下に道路標識が写っています。電線に気を取られるとこういうことになってしまいます。見なかったことにしてください。カットしてもよかったのですが…。
このほかの写真は4葉とも、境内で撮りました。
境内から見る桜もすばらしいのですが、黒目川から見る桜も立体感があって見とれてしまいます。ところがこの寺は、周囲を電線と電柱で囲われているため、実に撮りづらい。絶対に電線は入れない、という堅い決意がなければ撮れません。
「Nikon 1 V1」に専用広角レンズ(10㎜=35㎜換算で27㎜)を付けて、大円寺の境内に立ちました。すべて、「おまかせシーンモード」という、カメラ任せのフルオートで撮ることにしました。ふだんは「おまかせ」にはしないのですが、試し撮りを兼ねているため、たまにはいいかな、と思って。
写真を見てみると、よく撮れていました。マニュアルで撮るよりきれいじゃん、と思ってしまいました。少し明るめに撮れるので、自分好みに画像ソフトで調整してあります。
大円寺は、天長年間(824~834年)に円仁によって創建されたとされる天台宗の寺です。総本山は、比叡山延暦寺(滋賀県)ということになります。
いちばん上の写真は、寺の外から撮ったものです。電線を入れないぎりぎりの位置です。写真の右下に道路標識が写っています。電線に気を取られるとこういうことになってしまいます。見なかったことにしてください。カットしてもよかったのですが…。
このほかの写真は4葉とも、境内で撮りました。
お別れヒドリガモ ― 2012/04/07
ユキヤナギ ― 2012/04/06
ユキヤナギが一気に花開きました。何万、何十万、という白い花びらが雪のように垂れ下がっている姿は壮観です。新緑と春の日差しにとく映えます。しかし、写真を撮るのは難しい。白い花をてんこ盛りでとっても、ぜんぜん面白くありません。どう撮るか。今年は、少しばかり考えました。
花びらをよく見ると、中心に黄色がある五弁です。花びらがきちんと見えたほうがいいだろう、ということにしました。満開を避けて、咲きはじめをねらってみる。満開の場合は、角度をつけて撮ってみる。
こんな屁理屈を考えながら撮ったのが、下の写真です。
「写真上」は、アーチのような形で咲いていたので、それを生かしました。風が吹くと、西日が部分的に当たり、背景の緑も明るくなりました。明るくなった瞬間を待って撮りました。「Nikon 1 V1」で撮りました。
「写真中」は、ハートマークのユキヤナギです。
「写真下」は、レンギョウの花をアクセントにしてみました。レンギョウもきれいですが、これも写真にしにくい花です。
「写真中」「写真下」は、「PanasonicG2」で撮りました。
花びらをよく見ると、中心に黄色がある五弁です。花びらがきちんと見えたほうがいいだろう、ということにしました。満開を避けて、咲きはじめをねらってみる。満開の場合は、角度をつけて撮ってみる。
こんな屁理屈を考えながら撮ったのが、下の写真です。
「写真上」は、アーチのような形で咲いていたので、それを生かしました。風が吹くと、西日が部分的に当たり、背景の緑も明るくなりました。明るくなった瞬間を待って撮りました。「Nikon 1 V1」で撮りました。
「写真中」は、ハートマークのユキヤナギです。
「写真下」は、レンギョウの花をアクセントにしてみました。レンギョウもきれいですが、これも写真にしにくい花です。
「写真中」「写真下」は、「PanasonicG2」で撮りました。
「Nikon 1 V1」試し撮り(2) ― 2012/04/03
発売当初、振り向きもしなかったこのカメラ。受光部はマイクロフォーサーズより小さな面積だったからです。少し時間がたって、専用レンズばかりでなく、ニコンマウントのオートフォーカスレンズが使えることを知って、少し振り向きました。ニコンのサービスセンターに一眼レフカメラを修理に持ち込んだとき、さわってみました。一眼用レンズがどの範囲で使えるのかと質問しているときに、焦点距離は35㎜フィルム換算で2.7倍になることを知りました。
100㎜のレンズをつければ見かけの上で270㎜になる。300㎜レンズは810㎜になる。300㎜レンズに1.4倍のテレコンバーターをつけて420㎜にすれば1134㎜になる。手持ちのレンズが1000㎜相当に使えるそうです。あくまで見かけの上での話なのですが。また、画質やオートフォーカスのスピード、連写の具合など、未知のところも数々あります。しかし、おもしろがって撮るにはいいかもしれません。
今回は、カメラに一眼レンズ用のマウントアダプターを装着して、70~300㎜のズームレンズで撮ってみました。30分ほどしか撮る時間がなかったので手持ち撮影にして、手近なムクドリ(写真上)とカルガモを被写体に選びました。ちゃんとオートフォーカスが利きます。合焦のスピードも遅くもない。実用に使えそうです。いろいろ露出パターンを変えて撮ってみましたが、このカメラなりの癖がありそうでした。もっと撮ってみなければわかりませんが…。
「写真上」のムクドリは、顔に光が当たっていない状態でしたが、なんとか撮れました。あとの写真はカルガモですが、やっぱりぶるぶるを撮ってしまいました。ということは、それなりにタイミングをつかんで撮ることもできそうです。いちばん最後に、まじめなだけの写真も加えておきました。
100㎜のレンズをつければ見かけの上で270㎜になる。300㎜レンズは810㎜になる。300㎜レンズに1.4倍のテレコンバーターをつけて420㎜にすれば1134㎜になる。手持ちのレンズが1000㎜相当に使えるそうです。あくまで見かけの上での話なのですが。また、画質やオートフォーカスのスピード、連写の具合など、未知のところも数々あります。しかし、おもしろがって撮るにはいいかもしれません。
今回は、カメラに一眼レンズ用のマウントアダプターを装着して、70~300㎜のズームレンズで撮ってみました。30分ほどしか撮る時間がなかったので手持ち撮影にして、手近なムクドリ(写真上)とカルガモを被写体に選びました。ちゃんとオートフォーカスが利きます。合焦のスピードも遅くもない。実用に使えそうです。いろいろ露出パターンを変えて撮ってみましたが、このカメラなりの癖がありそうでした。もっと撮ってみなければわかりませんが…。
「写真上」のムクドリは、顔に光が当たっていない状態でしたが、なんとか撮れました。あとの写真はカルガモですが、やっぱりぶるぶるを撮ってしまいました。ということは、それなりにタイミングをつかんで撮ることもできそうです。いちばん最後に、まじめなだけの写真も加えておきました。
「Nikon 1 V1」試し撮り(1) ― 2012/04/03
ニコンが新しいシステムのカメラとして発売した「Nikon 1 V1」を使ってみました。小さなカメラですが、レンズの取り外しができないコンパクトカメラではありません。「レンズ交換式アドバンストカメラ」なんだそうです。新しいタイプの小型一眼と思えばいいでしょう。マイクロフォーサーズのカメラとだいたい同じ大きさでしょうか。ただし、大きさの割には、重いです。受光部の大きさは、マイクロフォーサーズよりも小さい。
こんなカメラなので、発売当初は敬遠しておりました。受光部が小さすぎる。ところが、ここに私なりの意味を見つけました。それは、次の機会に紹介しましょう。
能書きはさておいて、10㎜(35㎜フィルム換算28㎜)のレンズをつけ、全自動の「おまかせシーンモード」でデパートのショーウインドウを撮りました。街がガラスに反射して、あたかも南国都市のように見えたので、写真を撮る気になりました。コンパクトカメラよりは使いやすいので、重宝するかなと思っています。
こんなカメラなので、発売当初は敬遠しておりました。受光部が小さすぎる。ところが、ここに私なりの意味を見つけました。それは、次の機会に紹介しましょう。
能書きはさておいて、10㎜(35㎜フィルム換算28㎜)のレンズをつけ、全自動の「おまかせシーンモード」でデパートのショーウインドウを撮りました。街がガラスに反射して、あたかも南国都市のように見えたので、写真を撮る気になりました。コンパクトカメラよりは使いやすいので、重宝するかなと思っています。
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